2023年9月25日 07:00
映画『首』、人間の狂気とバイオレンスが交錯する本予告&本ポスター公開
そして、荒木村重(遠藤憲一)、難波茂助、曽呂利新左衛門(木村祐一)、羽柴秀長、黒田官兵衛、千利休(岸部一徳)らも登場し、燃え上がる本能寺、血肉飛び散る“山崎の戦い”を壮大なスケール感と迫力の映像で映し出す。信長の跡目をめぐる死闘の果てに待ち受けているものとは一体何なのか、期待が高まる予告となっている。
モノクロでスタイリッシュな本ポスターは戦国の世を生きる曲者たちの眼光の鋭さから強い覚悟・野望・欲望が感じられ、「狂ってやがる。」というキャッチコピーが人間の奥底に眠る計り知れないおぞましさを感じさせるビジュアルに仕上がった。
『首』本ポスター
本作で明智光秀を演じた西島は、本作の台本を読んで独特の世界観を感じたという。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり……他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」。織田信長を演じた加瀬も「北野監督は色々な戦いを経てトップに立った方。その中で色々感じたことをあらゆるキャラクターに散りばめていて、それぞれの武将たちには監督の人生とも重ねられると思った」