2024年2月19日 19:55
山﨑賢人&奈緒らがロケ地、仁和寺で映画『陰陽師0』イベント開催
陰陽師になる前の“若き”安倍晴明、博雅との関係性を監督と染谷君3人で作っていくことが非常に楽しかったです」と充実した撮影を振り返り、「最強バディ誕生だよね」と山﨑と染谷で顔を見合わせた。
なぜ、今映画化したのかについて佐藤監督は「作品の中で暗示や思い込みを “呪”(しゅ)と呼んでいるのですが、昨今のインターネットも事実が何かというのは関係なく、検証することなく論争する世の中になっていて、みんな“呪”にかかっているなと気づきました。それを祓えるのは昔からのヒーローである安倍晴明しかいないと思ったんです」と現代と呪いの関係性と共にその必然性を語った。
佐藤嗣麻子監督
呪術によって顕現する火龍と水龍の激突や“舞い”のアクションなど、荘大かつ新しい呪術エンターテインメントとなっており、予告解禁の際も話題なったが、それについて山﨑は「圧倒的なスケールでした。晴明の人間離れした動きを表現するために、重力を感じさせないアクションに挑戦しました。アクション監督である園村さんが羽生結弦さんの演技を見て着想を得たとおっしゃっていました」と新体験アクションの裏側を明らかにした。
“安倍晴明生誕1100 年”という事で実在した人物の話になっているが、いま、若い人たちの中でも“呪術”や“陰陽師”に興味がある人が多く、その魅力について問われると、「心の闇を祓ってもらいたい人が多いんだと思います」