2022年12月5日 11:00
兄弟感の強い浜中文一&室龍太、軽快でおしゃれな上口耕平&水田航生『ダブル・トラブル』公開稽古レポート
とアドバイス。すでに兄弟のようなふたりに、日本初演から演出を手がけているウォーリー木下も「今までの組み合わせの中でも特に兄弟っぽい」と太鼓判。「(浜中)文ちゃんが舞台上で無意識にいろんなことをコントロールしてくれる。そのなかで室くんがどれだけ遊んでくれるか」と期待を込めた。この日浜中は室の発言時に耳打ちをしたり、マイクの尻を高く上げてロック歌手を気取ったり、「5人組ロックバンド・ダブルトラブリーです」と言い出したりと終始笑いを誘い場を和ませていた。
ウォーリー木下(演出)撮影:岡千里
一方、稽古開始後1週間ほどで「急ピッチで(稽古が)進んでいる」(上口)というチームEのふたりは、「家でもいろいろと考えていくけれど、稽古場に行くと(水田)航生が必ず応えてくれて、稽古場でいろいろ生まれる。その日ごとのセッションを楽しめるように心がけている」(上口)。「すごく濃密。
稽古場でバチっと揃ったりなど、稽古場で生み出されている印象」(水田)と語り、さらに「ウォーリー(木下)さんは稽古場で偶然無意識で生まれたものをキャッチしていただいて、そこを膨らませていただけるので、僕らも自由に発信していける」(上口)