2023年4月28日 17:00
「ピーター・パンは“やっかいな人”」 11代目山﨑玲奈が語る2023年版ミュージカル『ピーター・パン』
撮影:藤田亜弓
毎夏、子どもたちと、かつて子どもだった大人たちに夢と感動を届けているミュージカル『ピーター・パン』。榊原郁恵が初代ピーターパンとして空を飛んだ1981年から43年目の今年は、11代目ピーター・パンが誕生する。演じるのは第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した山﨑玲奈。TSCの決選大会でも「夢はピーター・パンになること」と言っていた山﨑がついにピーターになる。さらに今回から演出・振付を国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーである長谷川寧が担当、大きな転換を迎えそうな2023年版『ピーター・パン』について、山﨑に話を聞いた。
ミュージカル初主演で挑んだアニー役
――取材を受けるのは好きですか?
好きです! たくさん話を聞いていただけるのは、楽しいです。
――良かったです(笑)。現在16歳の山﨑さんですが、『アニー』(2019年)、『フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳~』(2021-22年)とすでにミュージカル経験は豊富ですね。
そもそもミュージカルの世界を目指したのはどんなきっかけがあったのでしょうか。