2021年8月24日 07:00
女優・西野七瀬の現在地「今はまだ女優と呼ばれるのはちょっと恥ずかしいです」
撮影:奥田耕平
まだ女優と呼ばれるのは落ち着かない。そう彼女は顔を赤らめて、はにかんだ。けれど、着実にその階段を上りつつある。女優・西野七瀬の不思議な存在感を味わえるのが、8月27日(金)公開の映画『鳩の撃退法』だ。
西野が演じるのは、天才作家・津田伸一(藤原竜也)がよく通うコーヒーショップの店員・沼本。ちょっとつかみどころのないキャラクターが、この謎だらけの世界観にマッチしている。
撮影は、今から約1年半前。その後も着々とフィルモグラフィーを積み上げる西野が、少し照れ臭そうに本作のことを振り返ってくれた。
藤原さんにはお姫様抱っこをしてもらいました
――撮影は約1年半前です。当時のことを覚えていますか。
実はあんまり詳しくは覚えていなくて。この作品のあともいくつか作品に出させていただいたので、上書きされちゃっているというか、あのときの自分はどういう気持ちで演じていたんだろうなって、逆に自分でわからなくなることもあります。
――そうやって経験値を積み上げた今、本作のご自身の演技をご覧になるのはどういう気分ですか。
恥ずかしいです(照)。でもそれがその当時の自分にできる精一杯だから、ちゃんと認めないとなとも思うんですけど。