くらし情報『映画『オッペンハイマー』におけるノーランらしさとは? ひとりの科学者の苦悩をどのように描くのか』

2024年2月15日 17:00

映画『オッペンハイマー』におけるノーランらしさとは? ひとりの科学者の苦悩をどのように描くのか

『オッペンハイマー』


『インターステラー』『TENET テネット』など数々の大ヒット作を手がけてきたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が、3月29日(金)から公開になる。

ノーラン監督はこれまで数々の作品で、観客を大スクリーンの映像で包み込み、“誰も体験したことのない世界”に誘った。彼は最新作で、実在したひとりの科学者の半生をどのように描くのだろうか。

1999年に『フォロウィング』で長編デビューを飾ったノーラン監督は、これまでに数々のヒット作を手がけてきた。『メメント』では記憶を失った男の復讐の物語を時間を逆行させる語りで描き、『バットマン ビギンズ』から始まる“ダークナイト三部作”では誰もが知るヒーローの心の内をアクションを交えて描き出した。『インセプション』では人間の脳内と記憶を、『インターステラー』では遠い宇宙の世界を舞台に、観客の予想のつかないドラマが展開した。

彼の描く作品は、アクション、サスペンス、家族のドラマ、ラブストーリーとジャンルがミックスされているが、常に大規模な撮影で、スクリーンで観たくなる壮大なスペクタクルが盛り込まれている。それは“鑑賞”でありながら“体験”と呼ぶほど緊迫感とリアリティのある内容で、ノーラン作品のファンはひとつの映画を繰り返し観ることが多いようだ。

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