2021年12月27日 12:30
[Alexandros]川上洋平、初のソロアコースティックライブでカバー含む全21曲を熱唱
へ。[Alexandros]の楽曲の中では珍しくストレートなラブソングであり、随一のウィンターソングだ。
「クリスマスということで本当は予定があると思うんですが来てくれてありがとうございます(笑)」。今回のライブタイトルに付けられた665という数字について話し始める。白夜の逆の極夜というのがあり、それは緯度が66.5度の場所で起きるずっと太陽が出ない現象なのだと。つまり、「終わらない夜を一緒に過ごしたい」という川上の思いが込められている。
川上の作曲は元々は主にアコギ一本で行われる。スピーディーで疾走感のあるいつもの「city」とは違う、しっとりとした「city」が演奏され、その素顔の魅力を知ると同時に、バンドの肉付けによってまた新たな魅力を宿しているのだと[Alexandros]のアレンジ力にも改めて感心させられる。
「Famous Day」を演奏し、「激しい曲がこんな風になるんだっていうのが面白いでしょ?(笑)アコースティックならでは、です」といたずらっ子のような表情を浮かべる川上。「Kids」も性急なギターのカッティングとボーカリゼーションで痛快にドライブしていく。
「初のソロライブ、めちゃくちゃ楽しいです。