くらし情報『平清盛、源義経、源頼朝ら、武士たちの栄光と悲劇を浮世絵でたどる『源平合戦から鎌倉へ』7月1日より開催』

2022年6月1日 18:00

平清盛、源義経、源頼朝ら、武士たちの栄光と悲劇を浮世絵でたどる『源平合戦から鎌倉へ』7月1日より開催

歌川国芳《牛若鞍馬修行図》太田記念美術館蔵


平安末期から鎌倉時代にかけての武士たちによる戦いを題材にした武者絵や戯画などを紹介する『源平合戦から鎌倉へ―清盛・義経・頼朝』が、7月1日(土)より太田記念美術館にて開催される。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも今まさに描かれている平安時代末期の源氏と平家の争い。特に1180年の後白河法皇の皇子・以仁王(もちひとおう)による平家追討の令旨から、1185年に壇之浦の戦いまでを指す「治承・寿永の乱」は、「源平合戦」とも呼ばれ、諸国の武士をも巻き込み各地で激しい戦いが繰り広げられた。

『平家物語』や『吾妻鏡』などの軍記物により伝えられてきた当時のエピソードは、江戸時代には小説や歌舞伎などで親しまれ、浮世絵でも数多くの作品が描かれている。

同展では、平清盛によって栄光の時代を築きながら没落の一途をたどり、最後は壇ノ浦に滅びた平家一門、天才的な軍略で平家を滅ぼしながら、兄頼朝に疎まれて非業の死を遂げた源義経、鎌倉幕府の草創を支えながら、勢力争いの中で滅ぼされていった御家人たちなど、平安~鎌倉時代を中心に武士たちの栄枯盛衰を描いた浮世絵を紹介。

武者絵の第一人者として活躍した歌川国芳は、源平時代の武士たちを数多く取り上げ、《牛若鞍馬修行図》や《木曽街道六十九次之内 御嵩 悪七兵衛景清》などで、さまざまなエピソードを親しみやすく、迫力たっぷりの筆致で描き出した。

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