くらし情報『福士誠治×林遣都 名作戯曲『セールスマンの死』で兄弟を演じるふたりが、今に問いかけるもの』

2022年3月28日 12:00

福士誠治×林遣都 名作戯曲『セールスマンの死』で兄弟を演じるふたりが、今に問いかけるもの

ウィリー・ローマンという死を目前にしたひとりの男の頭の中を覗くみたいな感じで、ウィリーの過去や妄想や現実が断片的に現れるんです。林自分が観た映画やほかのカンパニーでやっていた『セールスマンの死』に限って言うと、ここまで何もない空間でやるのは新鮮だし、想像するのを楽しめるものになっていくんじゃないかなと思います。福士ウィリーを演じる段田(安則)さんだけは縦横無尽にどこにでも行けて、僕たちは、ウィリーの頭の中のそれぞれの登場人物みたいに見えるといいかなとも思うし。僕らがウィリーの頭の中を引っ張っていく感じが出ると、観ている方もこの世界に絶対についていけると思います。林確かに!福士あと、海外のクリエイターっていうことで言うと、稽古場に英語が飛び交っているのが刺激的(笑)。何話してるのか全然わからないときもあるけど、脳を刺激される。林英語が飛び交っていると、アメリカの物語だから、気分も乗ってくるというか(笑)。すごく楽しいです。
──最後に、劇場に来られる方にメッセージをお願いします。福士美術館じゃないですけど、これだけ長く残っている過去の作品に触れられるのは素敵なこと。その中にある普遍的なものをお見せするので、楽しんでもらえたら嬉しいです。

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