くらし情報『『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる』

2024年2月28日 18:00

『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

と順路に沿って歩みを進めていくと、色彩がどんどん豊かになり、造形は自由になり、そして次第に作品のサイズが大きくなっていくことが見て取れる。

『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

左:赤い“ムシャラビエ(アラブ風格子出窓)”19世紀末〜20世紀初頭 個人蔵(寄託:ニース市マティス美術館)右:アンリ・マティス《小さなピアニスト、青い服》1924年 ニース市マティス美術館蔵 (C) Succession H. Matisse
『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

バレエ「ナイチンゲールの歌」のための衣装。1999年(再制作) モンテカルロ・バレエ団蔵 (C) Succession H. Matisse
『マティス 自由なフォルム』展示風景をレポート 「切り紙絵」を中心にマティス芸術の軌跡をたどる

アンリ・マティス左:《森の中のニンフ(木々の緑)》1935〜1943年 オルセー美術館蔵(寄託:ニース市マティス美術館)右:《パペーテ―タヒチ》1935年ニース市マティス美術館蔵 (C) Succession H. Matisse
マティスは1930年、アメリカの実業家、アルバート・C・バーンズに壁画《ダンス》の制作を依頼された。同展では、この《ダンス》のための習作や、制作中の写真などが展示されている。《ダンス》の制作過程で、構図調整のためにマティスは「切り紙絵」の技法を使うようになったという。

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