白石和彌、中野量太らを輩出した映画祭が明日開幕! 今年は3年ぶりにスクリーン上映も復活!
全編マダガスカルで撮影された異色作『ヴァタ ~箱あるいは体~』の亀井岳監督は、造形から映像制作に転進し、これまでモンゴル、マダガスカルで映画を作った唯一無二のキャリアの持ち主。社会の底辺からもがきながら生を模索する兄弟の姿を鮮烈に描いた『命の満ち欠け』は、これまで俳優として活躍してきた小関翔太と『海辺の彼女たち』『Noise ノイズ』などの撮影カメラマンとして知られる岸建太朗の共同監督作品になる。
このように多様な経歴の若き才能の顔が揃う。6作品7名の監督たちは以下のように映画祭への期待のコメントを寄せる。
『明ける夜に』堀内友貴監督©堀内友貴
「よく言われるように、映画は観客の方に見ていただいて完成する。自主映画はなかなか見ていただく機会がえられないので、こういう映画祭の場をいただけたことがうれしいです。
ひとりでも多くの方にみていただいて、この作品の存在が少しでも広く知られたらと思っています」(『明ける夜に』堀内友貴監督)
『ブルーカラーエスパーズ』小林大輝監督©daikikoboayashi2022
「この映画の主人公たちは超能力者ですが選ばれし者でもヒーローでもない。決して褒められた存在でもない特殊能力者たちの物語ですが、誰かの心に響いてくれたらと思っています。