2019年2月2日 20:07
離婚によって戸籍や氏名はどうなる?戸籍筆頭者・夫 or 妻・子供毎にご説明いたします
結婚するときに氏名(名字)を変えた側は、離婚するときに旧姓に戻るか戻らないかを考えなければなりません。子供がいる場合には、子供の名字をどうするかにも悩むでしょう。
本記事のテーマは、離婚後の戸籍や名字についてです。基本的なルールを説明した後、最も一般的な「戸籍の筆頭者が夫であるケース(結婚するときに妻が名字を変えたケース)」について説明しますので、参考にしてください。
まずは婚姻中の戸籍と氏名の基本的なルールを押さえておこう
離婚後の戸籍や氏名について理解するためには、結婚したときの戸籍のルールを知っておく必要があります。結婚している夫婦の場合、戸籍はどうなっているのかをみてみましょう。
結婚すれば夫婦は同じ戸籍に入る
結婚するときには、夫婦の新しい戸籍が作られます。初婚であれば、結婚前はほとんどの場合親の戸籍に入っているでしょう。結婚すると、親の戸籍を出て、新しい戸籍に入ることになります。
結婚している夫婦は名字も同じ
戸籍では1人が筆頭者になります。同じ戸籍の人は、全員が筆頭者の姓(名字)を名乗らなければなりません。
結婚して新しい戸籍を作るときには、夫か妻のどちらかが戸籍の筆頭者になります。