くらし情報『両親が離婚することで子供に与える心理的影響は?』

2019年4月1日 20:12

両親が離婚することで子供に与える心理的影響は?

そんな子供に、人生を左右するような重大な決断をさせないでください。

もし子供に離婚を決めさせたら、子供は「あのとき自分がああ言ったせいで両親は離婚した」「自分のせいで親は我慢し続けた」という責任を感じて、ずっと苦しむことになります。それでは、親の責任を子供に押し付けるようなものです。

離婚について子供の意見に従うことが子供のためになるわけではありません。離婚については、親が全責任を負う覚悟で決めることが大切です。

子供を傷つけないことが大事なのではない
離婚を迷っている人の中には、「子供を傷つけたくない」という気持ちが大きい人も多いはずです。しかし、親自身の幸せのためにも、離婚を決断しなければならないときはあります。

両親の離婚により子供が傷つくことは事実です。
けれど、子供が成長していく過程では、親の離婚に限らず、傷つくことはたくさんあります。

親が子供にしてあげなければならないことは、子供が傷つかないようにすることではありません。たとえ傷つくことがあっても、子供自身がそれを乗り越えていける力をつけてあげることです。

両親が離婚して子供が傷つくことがあっても、そのことがむしろ子供が大きく成長するきっかけになるかもしれません。

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