2019年11月30日 14:00
【2020年最新】REITのおすすめ銘柄3選!選び方のポイントを金融の専門家が解説
とくに、投資先が最も多い都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の状況を確認しておく必要があります。
オフィスビル仲介大手の三鬼商事が2019年10月に発表した都心5区の9月の空室率は1.64%となり、過去最低水準となりました。
また、都心5区の平均賃料は3.3平方メートル当たり2万1855円となり、前月比で71円上昇。平均賃料の上昇は69カ月続いており、旺盛な需要が賃料水準を押し上げています。
都心オフィスの平均賃料は、2008年のリーマンショックの影響で下落し、2014年ごろを底に回復しています。
ですから、2010年頃に入居したテナントの賃料は現在の相場より安いので引き上げやすく、仮にテナントが退去しても新しいテナントが入れば、現在の賃料水準の法が高いので収入が増えることになります。
商業施設特化型REIT
商業施設特化型REITは、一般消費者向けの施設なので景気感応度が高いことが特徴です。商業施設とは、ショッピングモールや飲食施設などの施設が集まった建物・地域の総称です。
商業施設のリスクの1つがインターネット通販の台頭です。近年では、店舗数を縮小するショッピングモールも珍しくありません。