2019年12月28日 14:00
奨学金の保証人になる前に知っておきたい!制度の仕組み・リスクをFPが徹底解説
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奨学金は、経済的理由で大学などに進学できない学生を支援する制度で、多くの人に教育の機会を提供する役割を担っています。しかし、申し込み時には保証人を立てなければなりません。
もしも奨学金の保証人を依頼されたら、どうすれば良いのでしょうか?この記事で詳しく解説します。
奨学金保証人制度の仕組みや条件(日本学生支援機構の場合)
奨学金を利用する場合には、保証人が必要となります。子供の進学のために父母が保証人になったり、身内に頼むことが一般的です。
保証人とひと口に言っても、複数の種類があります。保証人を依頼する場合も、頼まれた側も、3つの種類を把握しておく必要があります。
まずは、その3つの種類として、日本学生支援機構の例を前提とした以下を解説します。
保証人連帯保証人機関保証1.保証人
保証人とは、本人が返済できなくなった際に、肩代わりしなければならない人のことを指します。
保証人は請求額を半分に減額要請する「分別の利益」や、先に本人に請求を求める「催告の抗弁権」、本人の財産の差し押さえなどを求める「検索の抗弁権」などの権利があります。