2020年4月29日 14:00
個人再生とは?仕組み・手続きの流れ・メリットデメリットをFPが徹底解説!
家族に内緒で個人再生を行うことも可能であるため、借金を内緒にしていた人も安心です。
裁判所を通じで借金を5分の1程度に減らせる
個人再生は裁判所を通じて手続きをします。しかし、個人が複雑な法的手続きをするのは高いハードルとなるため、司法書士や弁護士に依頼するのが現実的です。個人再生を行えば、借金を5分の1程度に軽減でき、残りの分を3年ほどかけて返済していくこととなります。
個人再生の条件
小規模個人再生と給与所得者等再生(サラリーマンなど)があり、小規模個人再生が基本形となります。個人再生には大きく2つの条件があります。
1つは負債の総額が5,000万円を超えない人です。5,000万円を超える場合には自己破産を検討しなくてはなりません。
もう1つの条件は、返済ができる人です。そのため、安定収入が前提となります。
個人再生の手続きの流れ
個人再生の手続きは以下の8ステップです。複雑に思えるかも知れませんが、ほとんど司法書士や弁護士などが行ってくれますので、あなたはその指示に従うだけで良いでしょう。順を追ってカンタンに解説いたします。
専門家へ相談債権者へ連絡必要書類の用意裁判所に申立て家計収支表の記録積立て裁判所に書類提出返済開始【個人再生の流れ①】専門家へ相談
まずは司法書士や弁護士などの専門家に相談しましょう。