くらし情報『個人再生とは?仕組み・手続きの流れ・メリットデメリットをFPが徹底解説!』

2020年4月29日 14:00

個人再生とは?仕組み・手続きの流れ・メリットデメリットをFPが徹底解説!

【個人再生の流れ⑤】家計収支表の記録
申立をしてから3ヶ月程度、家計収支表をつける必要があります。家計収支表とは簡単に言うと家計簿のことです。個人再生は一定分の返済は必要であるため、本当に返済していけるのか確認がなされます。

また家計簿をつけることで計画性が身につく効果もありますので、家計簿は必須となっています。【個人再生の流れ⑥】積立
家計簿と同時に銀行への積立も必要です。毎月一回返済分を半年間積立てていきます。積立が終われば個人再生委員の報酬(東京地方裁判所の場合15万円)が差し引かれ、残りの分は戻ってきますので、積立期間はトレーニングの期間だと考えましょう。

半年間積立ができるかどうかは、本当に返していけるかどうかの一番の目安となります。


【個人再生の流れ⑦】裁判所に書類提出
再生計画案と、先述した家計簿のほか、積立てた通帳(写し)を裁判所に提出します。ここまで来ればすべき手続きはほぼ終了です。

【個人再生の流れ⑧】返済開始
再生計画案が認められれば、いよいよ返済していくことになります。個人再生の返済分を延滞してしまうと、自己破産しか道がなくなるというリスクが高まりますので、延滞なくしっかり返していきましょう。

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