2020年5月31日 14:00
【FP解説】副業で個人事業主になるとどうなる?会社員が知っておきたい副業ガイド
不動産投資というと投資のイメージが強いかもしれませんが、実際は投資というより不動産賃貸業になります。
アパートを買って家賃を収入として得る方法で、ほかの事業とは違い、基本的にはやることが非常に少なく、またほとんどの実務を管理会社に委託できるので、忙しい会社員の方でも本業に支障を与えることなく副業として両立することができるのです。
不動産所得で節税もできる
会社員の給与所得と不動産所得は損益通算できるので、不動産投資で帳簿上赤字が出たら、その分を給与所得から相殺することで税制面でのメリットも非常に大きくなります。
不動産投資は減価償却費の割合が非常に大きいため、帳簿上は赤字でもキャッシュフローは黒字という状況もありえるので、会社員の給与所得との損益通算は非常に大きなメリットとなります。
会社員が副業をするメリット
会社員が副業をすることの一番のメリットは、自分自身の収入に関するリスク管理ができることです。これまでの雇用というのは、終身雇用が崩壊したとはいえ、基本的には会社に尽くしてそこで出世していくことが普通とされてきました。
ところが、昨今の新型コロナウイルス感染症などの社会的に大きな波が来たときに、自分自身の収入源が一箇所のみといのは、非常に大きなリスクになります。