2020年8月6日 14:00
【初心者向け】債券投資とは?基本的な仕組み&メリット・デメリットを専門家が解説
、海外・国内の発行体により日本国外で発行される債券を「ユーロ円債」といいます。
カントリーリスク
通常、外債は国内の債券よりも高い利率が望めますが、為替リスクやカントリーリスクなどがあります。
政治や経済が不安定な国では、政治や経済情勢の変化やクーデターによって債券価格が大きく変動したり、元金の支払いに影響がでたりする可能性があります。こうした発行体が所属している国のリスクのことをカントリーリスクというのです。
とくに新興国の債券は利率が高い傾向にありますが、デフォルトリスクやカントリーリスクも高くなる傾向にあります。購入しようとする外債の国は、どういう国なのかを確認してから購入するようにしましょう。
債券ファンドを利用する
少額から債券投資ができる
個人向け国債は1万円から投資できますが、社債や外債は10万円や100万円単位での取引となるので、まとまった資金が必要になります。少額から債券投資したい場合は、債券ファンドを利用するのがおすすめです。
ファンド(投資信託)とは、多数の投資家から資金を集め、投資家の代わりに運用のプロであるファンドマネージャーがさまざまな銘柄に投資する金融商品です。