2020年8月23日 14:00
特別償却準備金とは?押さえておきたい仕組み&処理の仕方をFPがわかりやすく解説!
初年度一時償却は「取得価額の30%」のように特別償却率が決まっており、取得価額の全額を償却できる「即時償却」が認められることもあります。
特別償却準備金の仕組み
特別償却準備金とは、特別償却の適用を受けるときに積み立てる準備金です。特別償却は複数の処理方法があり、通常の減価償却費と同じように処理する方法のほかに、特別償却準備金を積み立てる方法もあります。
特別償却準備金の積立額は、翌年以降に一定期間にわたって益金(法人税法上の利益)に算入されます。具体的な処理方法については、後ほど詳しく説明します。
特別償却の対象資産と計算方法
![特別償却の対象資産と計算方法](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FManetasu%252F2020%252FManetasu_1287947%252FManetasu_1287947_ck1448576996-720x360_3.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
対象資産
設備投資で特別償却が認められる資産は、税制措置の内容によって異なります。特別償却の主な対象資産は以下のとおりです。
特別償却の適用条件として「1台100万円以上」など、対象資産ごとに取得価額の基準が設けられています。
特別償却が利用できる主な税制措置
具体的にどのような設備投資を行うと特別償却が認められるか、気になるのではないでしょうか。特別償却が利用できる主な税制措置をまとめました(2020年7月現在)。