2023年2月21日 10:00
アジア各国の民族芸能伝承者が集結 黛民族舞踊団『2023アジア民族舞踊交流会』2015年以来20回目の開催 カンフェティでチケット発売
現代の世相に通じた興味ある時代。そうした中に、生まれたであろう踊りの再現を意図したもの。
3.ごんべとカラス 飯島一夫 曲
ごんべが種をまくと狙ったように降りてきて種をつつく、カラス。さてごんべはカラスを追い払うことができるのか…。
4.ややこ踊り 渡辺浩風 曲
これは日本の古い時代慶長の頃の踊りを黛節子が浮世絵その他を研究し、原型に復元したものです。歌舞伎の祖出雲阿国もこのような踊りを踊り始めていました(西暦1604年頃)日本舞踊と大変違ったテクニックにお気づきでしょう。
「ややこ」とは可愛い娘のことです。その娘達が歌ったりはやしたり大変にぎやかに踊ります。
ややこおどり
5.「想夫恋」 渡辺浩風 編曲
鹿児島に伝わる。慶長年間、秀吉朝鮮出兵の役に出征した夫を偲んで唄い始められたと云われ、女性が男装して踊るのも民謡の中では珍しい。街角に佇む流しの芸人の心で元禄風の雰囲気を持って。
6.「花念仏」 助川敏弥 曲
本来念仏とは死者のためにあったものではありません。逆に人が生きようとした時に念仏は生まれたのであります。腐敗堕落の中にあった9世紀、10世紀の日本で、庶民に生きる一つの方向を示したのは念仏であります。