くらし情報『【スニーカー解説】「シャネル」「グッチ」「ヴィトン」続々…ハイブランド参入で市場変化も「顧客層はほとんど一致しない」』

2024年4月17日 06:00

【スニーカー解説】「シャネル」「グッチ」「ヴィトン」続々…ハイブランド参入で市場変化も「顧客層はほとんど一致しない」

変な話ですが、以前は量販店で売られていたブランドの「クロックス」が400ドルで売り買いされるなど誰も予想もしていませんでしたが、今や当たり前になった。

つまり顧客の価値観が変わり、スニーカー市場全体の裾野や視野が広くなったように思います。

先ほどスニーカー市場は寡占状態だったため、特定のブランドの売上が好調だとその他のブランドが不調になるというシーソーゲームを繰り返していると述べましたが、プレイヤーが増えた現在はその波が頻繁に起こるようになったと感じています。

※ダッドスニーカー…直訳すると「オジさんのスニーカー」の意で、80~90年代にかけて量販店で売られていたスニーカーのように、分厚いソールを備えたスニーカーのこと。
※メゾンブランド…狭義ではパリ・クチュール組合に加盟し、オートクチュール部門を持つハイブランドのこと。広義ではトップレベルのハイブランドを意味する。

■本明秀文プロフィール
atmos創設者。元Foot Locker atmos Japan最高経営責任者。
1968年生まれ。90年代初頭より、米国フィラデルフィアの大学に通いながらスニーカー収集に情熱を注ぐ。商社勤務を経て、1996年に原宿で「CHAPTER」

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