2016年6月25日 19:16
綾野剛、『日本で一番悪い奴ら』は「笑えると思ってもらえれば」
綾野剛
北海道警で実際に起こった日本警察史上最大の不祥事を描いた『日本で一番悪い奴ら』の初日舞台あいさつが6月25日、都内で行われ、綾野剛、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、木下隆行(TKO)、ピエール瀧、白石和彌監督が出席した。
初日舞台あいさつ その他の写真
実話に基づく小説を原作に、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕され、有罪判決を受けた北海道警察の警部が“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”といった悪事に手を染めた顛末を描く。主人公を体当たりで演じた綾野は、「朝から不謹慎な映画を選んでいただき、ありがとうございます」と感謝の意。「重い映画だと思われがちですが、意外と笑えると思ってもらえれば」とアピールした。
『凶悪』で数々の映画賞を輝いた白石監督は、「確かに実録ものが2本続きましたが、やはり役者が輝いてナンボの映画。ご一緒した皆さんが、ここまで輝く作品に仕上がり、誇りに思っている」と胸を張った。
すでに綾野の壮絶な役作りが話題を集めており、先輩刑事を演じたピエールも「最初はかわいい後輩だったのに、どんどん人が変わっていって、アレレレレって(笑)」