同時に登場人物たちへの眼差しには温かさがあり、日本でも人気のある映画監督のひとりだ。
バームバック監督は、1969年に本作の舞台になったブルックリンで生まれた。インタビュー映像では、どのようなきっかけでアイデアやテーマが生まれたのか、自分の経験を通して感じた世代による価値観のズレや、スティラーやワッツ、ドライバーをキャスティングした理由などを明かしている。「結婚について、夫婦について、お互いがどう影響し合っているかについて描きたかった」と話すバームバック監督が手がけた本作は、クスッと笑えて、少しほろ苦く、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語になっている。
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』
7月22日(金)TOHO シネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
阿部亮平、刑事役で出演「これだ!と思える役」小芝風花主演「GO HOME」