3月4日より大阪松竹座にて舞台『ブラッドブラザース』が幕を開けた。1983年にイギリスで初演されて以来、ウエストエンド、ブロードウェイをはじめ、世界中で愛されてきたウィリー・ラッセルの代表作で、同年、演劇界の名誉あるローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ミュージカル賞を受賞。日本でも1991年の初演以来、繰り返し上演されている人気の舞台だ。
「ブラッドブラザース」チケット情報
イギリスの階級社会を背景に、生後まもなく、まったく別の人生を歩むこととなった双子の兄弟マイケルとエドワードの運命を描いたミュージカル。幼少時代から青年期までのマイケルとエドワードを、ジャニーズWESTの桐山照史と神山智洋が熱演する。
初日開幕に先駆けてキャストが作品への思いを語った。実母とともに貧しい家で暮らすマイケル役の桐山は「マイケルは、貧しいながらも幸せいっぱいに育ち、やがて壁に当たって悩み、崩れていきます。そんなマイケルを、いろんな感情を持って観てほしいです」とアピール。
裕福な家に引き取られたエドワード役の神山は「エドワードは礼儀正しく育てられ、順風満帆な人生を歩みます。大人になるにつれて現れるマイケルとの食い違いを上手に表現できたら」