と意気込みを語った。
また、双子の親であるミセス・ジョンストン役を演じるマルシアは、「ジョンストン夫人はマイケルとエドワードを含む7人の子を持つ母親で、強く生きている人。どんな展開になるのか、最後までごゆっくりお楽しみください」と期待を膨らませるコメントを、物語の水先案内人であるナレーター役の真琴つばさは、「ストーリーテラーとして、時には不吉な風を運ぶ役。女性がナレーターを務めるのは日本版のみです」と見どころを語った。
「エネルギーが爆発するような子ども時代にも注目してほしい」と桐山が明かすように、第一幕はマイケルとエドワードの出生から出会い、そして興味の引かれるままに社会を駆け回る幼い子どもの姿を無邪気に好演。そんな二人が第二幕では一転。異なる育ちゆえにすれ違うそれぞれの心理を巧みに表現している。
ナレーターとして物語を押し進める真琴の確かな歌唱、母親としての強さと優しさが滲み出るマルシアのほか、エドワードの育ての親で次第に心を病んでいくミセス・ライオンズ役の鈴木ほのか、威厳のある存在感が舞台を引き締めるミスター・ライオンズ役の渡辺正、やんちゃな少女からしっかりした女性へと見事な成長を遂げるリンダ役の昆夏美(まりゑとWキャスト)