くらし情報『剥き出しの男三人芝居『オーファンズ』稽古場レポート』

2017年10月10日 15:20

剥き出しの男三人芝居『オーファンズ』稽古場レポート

左から、佐藤祐基、加藤虎ノ介、細貝圭

左から、佐藤祐基、加藤虎ノ介、細貝圭


細貝圭、佐藤祐基、加藤虎ノ介による三人芝居『オーファンズ』が10月14日(土)に開幕する。それに先駆け、稽古場にて取材会が行われた。

舞台『オーファンズ』チケット情報

本作は、ライル・ケスラー作で1983年にロサンゼルスで初演されて以来、日本をはじめ世界各国で上演される人気戯曲。ふたりで生きてきた兄弟とある男が出会い、傷つけあいながらも人生を再生していく“孤児(オーファン)”の姿を描く物語で、今回、マキノノゾミが上演台本と演出を手掛ける。

稽古では、冒頭からトリート(細貝)とフィリップ(佐藤)の兄弟がハロルド(加藤)と出会うまでのシーンを披露。舞台となる兄弟の部屋は散らかっているが、そこでのやり取りから、この状態はいつものことで、それは彼らに手本となる大人がいないからだということが理解できる。その暮らしの中で、盗みで暮らしを支える兄・トリートは、弟への愛がときに暴力や束縛になり、閉じこもりっきりの弟・フィリップは外への興味が押さえきれなくなっている。そんなふたりの前に現れるハロルド。
彼が酔っぱらって孤児院の思い出を語る姿には、同じ孤児であるふたりとはまた違う空気が漂い、彼がこの兄弟を見過ごさないであろう希望も感じる。

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