2018年3月23日 11:00
日本を縦断する大規模オペラ・プロジェクト『アイーダ』
前列左より清水華澄、アンドレア・バッティストーニ、福井敬後列は各主催国体代表者(C)西野正将
2018年10月、北海道から九州まで日本を縦断する壮大なオペラ・プロジェクトが始動する。札幌文化芸術劇場hitaru、神奈川県民ホール、兵庫県立芸術文化センター、iichiko総合文化センター(大分)と、東京二期会、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団の7団体が提携して、ヴェルディのグランド・オペラ『アイーダ』の上演が決まった。
指揮はイタリアの若手マエストロ、アンドレア・バッティストーニ。アイーダには国際的プリマの木下美穂子、ラダメスには日本を代表するテノールの福井敬、アムネリスには活躍目覚ましいメゾ・ソプラノの清水華澄らがキャスティングされ、オリジナル演出(ジュリオ・チャバッティ)でのツアーが行われる。
「この『アイーダ』は札幌文化芸術劇場hitaruのこけら落し公演となります。新しい劇場が世界から愛されるようにつとめたい」(札幌文化芸術劇場hitaru 専務理事畠山茂房氏)
バッティストーニは2016年から東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を務めているが、昨年の9月には札幌交響楽団との共演も果たしている。