2020年6月10日 17:50
予算設定は?ローン返済方法は?「家づくりの資金」をわかりやすく解説
一方、長く設定した場合、月々の支払いの負担は少ないのですが、その分利息の金額は多くなってしまいます。であれば月々の返済額を減らした分を貯蓄に回して繰り上げ返済を重ねる方法がいいと思います。
また繰り上げ返済を考えるなら、いつの時点で繰り上げを行うのかを計画しておくことも重要です。
今はネット上の様々なサイトで、ローンの返済シミュレーションができるので活用してみてください。
■ POINT5家を建てる総予算は「付帯工事費」と「諸費用」を加えたもの
家づくりの予算について調べていくと、よく目にするのが「坪単価」という言葉。
家の規模に応じて坪単価を計算すれば、建築費用の目安になると考えがちですが、実際は坪単価以上に費用がかかることがほとんどです。
「坪単価」とは建物の「本体価格」を延床面積の坪数(一般的には一坪3.3㎡)で割ったもの。
「本体価格」+「付帯工事費」+「諸費用」=住宅工事費の総額となります。
- 本体価格基礎から屋根までの家自体の建築工事費のこと
- 付帯工事費敷地の造成費、設備やインテリア、エクステリアなどにかかる費用
- 諸費用住宅ローンの手続きや登記にかかる費用、手数料や印紙代なども含む
予算を立てるときには、これらの費用を想定することもお忘れなく。