2023年12月28日 09:10
「私、忘れるの得意だから!」気にしないふり?それとも開き直り? #母の認知症介護日記 26
「名前を呼ばれるまで待つ」というのも、できなくなってきました。
やることはわかっているので、動いていたい様子。
理解しているのか謎ですが、とりあえずやさしく言い聞かせておきます……。
あーちゃんの異変に気付いてから、8カ月が過ぎました。最初のころのように、どうして付き添うのかと聞かれることはなくなったものの、自分が認知症であることを受け入れたわけではありません。ただ、自分の記憶力に問題があるというのはうすうす感じているようで、忘れてしまったことを取り繕えなくなると「私、忘れるの得意だから!」と言い切るようになりました。気にしないふりなのか、開き直りなのか……。
そして、だいぶ普通の生活にも支障が出てくるようになり、10年以上も通院している病院のシステムもよくわからなくなってしまいました。診察のときにやらなくてはいけないことがある、というのはわかっていても、それが何かはわからないようで、あーちゃんももどかしそうです。
さらに、自分のペースで動き始めてしまうため、順番がきていなくても処置室に入ろうとしたり、フライングで測った血圧の測定結果を、無記名のままナースステーションに勝手に置いてきてしまったりと、目が離せません。