2022年7月26日 03:40
閉経・肥満・未産が高リスク!50代に急増する「子宮体がん」の見逃しがちなサインとは?【医師監修】
40代、50代ともなると気になってくるのが「がん」。中かでも婦人科系のがんは、女性ならではのものでやっぱり気になるものです。今回は、50代が発症年齢のピークの子宮体がんに注目。かかりやすいタイプや原因、症状、治療について産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。
教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。
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「子宮体がん」ってどんな病気?
不正出血から始まり、進行すると全身に転移することも
子宮体がんは、がんの中でもどんな特徴があるのでしょうか。
「子宮の奥には妊娠すると胎児が宿る体部があります。この体部にできるのが子宮体がんです。
初期症状は不正出血で、茶褐色や黒い血液が一定量出ます。おりものに混じることもあります。