2023年3月4日 21:10
「え、誰の名前…!?」単身赴任中の夫の寝言から知らない女性の名前が…その正体は一体
それでも文句ひとつ漏らすことなく、会社の辞令に従う夫を私は不憫(ふびん)に思いつつも、家族のために頑張ってくれることに、感謝と尊敬の気持ちを忘れたことはありませんでした。
夫への違和感は虫の知らせ?
いつものように、とある県への転勤が決まった夫。わが家からは飛行機でないと行けないほど遠かったのですが、ひとりでの引っ越しは大変だろうと、娘と一緒に手伝いに行くことにしました。
ですが、そうはいっても男1人分の荷物です。会社が用意してくれている家具付きの賃貸に越したこともあり、ほとんど時間がかかることもなく引っ越しは無事完了しました。
せっかく遠くまで来たのだからと夫が言うので、家族で観光地を見て回り、ご当地グルメを食べてから帰ることに。しっかり遊んだその夜は、ひとり暮らし用の狭い部屋で、家族3人が川の字になって寄り添いながら眠りました。
次の日、パパが大好きな娘は帰るのを嫌がりましたが、私自身の仕事の都合上、帰らないわけにもいきません。
事前に娘と用意しておいた家族写真と手紙を夫に渡し、別れを惜しみながら帰路につきました。
夫の転勤からしばらくたったころ、ふと「元気にしているかな」