2023年4月22日 02:10
更年期に太りやすいのはなぜ?「ぽっこりおなか」対策におすすめの運動3選【医師解説】
また、内臓脂肪の増加については血液検査の数値でも知ることができます。
内臓脂肪の増加を測る診断基準脂質異常症診断基準(空腹時採血)*
- LDL コレステロール
- 140mg/dL以上:高LDLコレステロール血症
- 120~139mg/dL:境界域高LDLコレステロール血症**
- non-HDL コレステロール
- 170mg/dL以上:高non-HDLコレステロール血症
- 150~169mg/dL:境界域高LDLコレステロール血症**
* 10時間以上の絶食を「空腹時」とする。ただし水やお茶などカロリーのない水分の摂取は可とする。
** スクリーニングで境界域高LDL-C血症、境界域高non-HDL-C血症を示した場合は、高リスク病態がないか検討し治療の必要性を考慮する。
- LDL-CはFriedewald式で(TC-HDL-TG/5)または直接法で求める。
- TGが400mg/dL以上や食後採血の場合はnon-HDL-C(TC-HDL-C)かLDL-C直接法を使用する。ただし、スクリーニング時に高TG血症を伴わない場合はLDL-Cとnon-HDL-Cの差が+30mg/dLより小さくなる可能性を念頭に置いてリスクを評価する。