2020年12月2日 23:00
更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】
基本は血液をサラサラにし、体を温めるような食事を心がけ、運動を定期的におこなうことです。
おすすめの食材は根菜類、しょうが、唐辛子、にんにく、ねぎ、味噌、梅干し、酢など。毎日の食事で意識して摂るようにしましょう。また、筋肉量アップのための魚や肉、豆類などのたんぱく質もしっかり摂るように。
運動は無理なく毎日続けられるものならなんでも大丈夫。ウォーキングなどがおすすめです。あえて運動の時間が取れないようなら通勤や買い物のときに、少し長めに歩くなどの工夫を。服装は首、手首、足首やおなかや腰などを冷やさないものを身に着けます。
血管を収縮させ、血圧上昇につながり心臓に負担をかけるたばこはやめましょう。
放っておくとさまざまな不調を引き起こすことも
冷えを放っておくと肩凝り、腰痛、胃腸の不調や不眠、生活習慣病などさまざまな体の不調を引き起こすことがあります。通常、体は37度ぐらいの体温で免疫力や代謝機能が一番力を発揮することができます。体が冷えるとその力が落ちてしまうため、不調が出やすくなってしまうのです。冷えを感じたら、まずはセルフケアを実践し、改善が見られないようなら婦人科や内科を受診し、原因を確認し治療を受けましょう。