2023年7月5日 11:10
「え? 更年期障害で指が痛くなるの?」女性ホルモンの低下で指に3つも病気を発症した!【体験談】
「字を書くときに親指が痛い」「朝起きたときに指がこわばっている」。こんな症状になんとなく気付いたのは48歳のころでした。菜箸で肉を炒めるのも、ペットボトルのフタを開けるのも痛い! だんだん家事に支障が出るようになり、ついには洗濯ばさみをつまめない状態に。整形外科を受診すると、それは更年期障害から来る症状の一つでした。
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親指が痛くて小さいものがつまめない
若いころから婦人科系の悩みには無縁だった私。生理痛はほとんどなく、2回の出産も超安産。「多分、私は更年期障害には悩まされないタイプだわ」と高をくくっていました。また当時としては遅い出産だったため、子どもたちが小学校に入学した40代は、年下のお母さんたちに混ざって奮闘する毎日。
子どもたちが野球を始めるころには仕事も相まって多忙を極め、自分が更年期といわれる年代に差しかかっているという自覚はまったくなかったのです。
だから右手親指の付け根に痛みを自覚したときは、単に痛めたのだろうと思っていました。野球のユニフォームを毎日ゴシゴシ洗っているから、お当番で重たい荷物を運んだから、と。