2018年1月6日 09:00
1階部分が柱だけの建築方法は「ピロティ」っていうのか!【不動産用語集】
ピロティとは
ピロティとは、2階建以上の建物で1階部分が柱のみの外構空間となっている建築物のことをいいます。
この建築様式は、フランスで活躍した建築家ル・コルビュジエによって広められたとされています。
その代表的な作品が「サヴォア邸」です。実はこの建築物、一度大学の授業で模擬演習として設計したことがあります(筆者は建築家専攻出身)。当時の設計技術では到底なしえない神業であったと、教授から学びました。
余談が過ぎましたが、そんな神業は長い時を経て、近代住宅のひとつの様式として日本でも認知されるようになりました。
その有効な活用方法についてみてみましょう。
ピロティの有効活用(メリット)
ピロティはかなり優れた建築様式で、そのメリットには以下のようなものが挙げられます。
駐車場や遊戯スペースとしての利用津波災害から家を守る!(耐津波災害性能)ピロティは容積率に影響しない!一般的に多くみられるのが駐車場としての利用ですね。複数台駐車することができ、家自体が軒となるので、雨風を心配する必要がないですね。
また遊戯スペースとして利用している住宅も見受けられます。のびのびと遊ぶことができるので、子どもの発育を手助けしてくれる様式です。