くらし情報『ロングセラー絵本作家・戸田幸四郎の個人美術館 戸田幸四郎絵本美術館が大規模リニューアル』

2021年12月24日 17:00

ロングセラー絵本作家・戸田幸四郎の個人美術館 戸田幸四郎絵本美術館が大規模リニューアル

80歳で亡くなるまでに42作を発表し、そのどれもがロングセラーとなっています。

デビュー作『あいうえおえほん』は今では累計100万部を超え、2019年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。他にも宮沢賢治・太宰治などの文に重厚な絵を描いた名作絵本集や環境をテーマにした創作絵本集など出版。日本の知育絵本の草分けと評されています。

■戸田幸四郎絵本美術館の誕生
戸田幸四郎絵本美術館は1997年11月、静岡県熱海市上多賀の自然郷内に開館しました。

1982年に初の絵本『あいうえおえほん』を出版した数年後から、戸田幸四郎は小さなアトリエを熱海に構え、創作活動の拠点とします。
10年近い月日が流れた1995年、幸四郎がアトリエの近所を散歩中に見つけたのが現在の絵本美術館となる場所。
著名な料理研究家の別荘があったその場所には他にも食材となるような木がたくさん生い茂っており、自然との共生を大切にしていた幸四郎は強く惹かれます。


ちょうどそのころ戸田デザイン研究室では、絵本を読んでいただいている方々に原画も見ていただきたい、という思いから“絵本原画館”的な構想を練りはじめていたこともあり、戸田幸四郎絵本美術館の開館計画が急速に動き出します。

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