2023年5月15日 10:30
過去最多、公立小中学生の8.8%に発達障がいの可能性(文部科学省) 放課後等デイサービス「文字の無いキーボードでタイピングソフト」を開発 発達障がい児童が就労先を見据えてパソコンに触れるきっかけに
を使ってもらうと、これまで全くパソコンに興味を持たなかった児童も、モニターを眺めてキーボードを少しずつ触るようになってきました。また、開発を進めるとともにカラフルを利用する児童の保護者の皆さんからの期待も高まっています。
ゲームプレイ中の画面
専用キーボード
小倉谷 真由美(代表取締役)のメッセージ
「KIBOT(キボット)は感性が豊かで文字が苦手な小中学生のためにデザインされました。彼らにはそれぞれ特性があり、それを社会の側が受け入れることがスタートです。文字が苦手な子や学習困難な子にとってパソコン操作は苦痛でしかありません。子どもたちのパソコンを操作できる、したい、という当たり前の気持ちに、私たち大人が向き合い支え合いたい。」
神野太志さん(開発者)のメッセージ
「KIBOT(キボット)の特徴は普通のゲームと違い、スピードを求められておらずゆっくり自分のペースで音や色、感触を感じながら楽しめることです。様々な特性を持った子どもたちが、タイピングなどに全く興味がなかった中で実際にKIBOT(キボット)を使ってくれているのを見て、驚き、とてもうれしかったです。パソコンを使えれば将来の世界は広がると思います。