婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第69回は、男性からされた微妙な言動から、好意のあるなしを見極めるためのコツを3つご紹介します。1.「本当はこんな人なんだね」と言われる【結婚引き寄せ隊】vol. 69恋活や婚活をしていると、いろいろなタイプに出会いますが、相手の男性からふとかけられた言葉が「褒められてるのかな?」「もしかしてけなされてる??」もしくは「女として見られてない?」といった具合に、受け取り方がむずかしいような微妙な言動をされることもあります。なかでも「本当はなんだね」と言われたときに、みなさんはどのように感じるでしょうか。以前私は、ちょっといいなと思っていた見知った相手から、「本当は寂しがりなんじゃない?」と言われたことがあり、その相手にはどちらかというと強気で接していたために、もしかして本当の私のことをわかってくれてるんだ!と、好感が高まった記憶がありました。ですが、婚活で出会った初対面の男性から、会ってすぐに「本当は優しいんですね」と言われて「へ?」と思ったことがあります。本当の自分を見せるほどの時間も交流もまったくなく、何をもって「本当は」なのだろうと、それは言葉のあやのようなものでうっかり男性が言ってしまっただけなのか、それとも気に入らないことがあったけれど意外と優しいと感じて、本心で「本当は」と出てしまったのか。女友達にも同じように「本当はなんですね」などと言われた経験のあるひとがいたのでこの話をしたことがあります。その時は、相手と自分との間に、ある程度普段のことを知ることができる期間があったうえでのこの言葉なら肯定的に、そうではない場合は否定的な意味が強いのかもという結論に。いずれにしても、「本当は」と言われると、裏を返せば「そうは見えていないけれど実は」ということでもあるので、相手の本心が垣間見えるとともに、自分の見えかたがどうなのかを知る機会にもなるワードともいえるでしょう。2.「若々しいね」と言われる婚活していて、たまに聞くのが「若々しいですね」 という言葉。いまは20代の女性も参加するようになってきた婚活市場ですが、20代の女性に対してはあまり聞かない言葉だといえます。アラフォーで婚活していた女友達と一緒に、何人かで同じ婚活の場に出向く機会もありましたが、そのなかで何度か耳にした「若々しいですね」と言われたという経験。実際に女友達たちは、みんな清潔感もあり、きれいにしている女性ばかりでした。婚活では自分の年齢や仕事など、プロフィールを伝えてからお話しする場が多いので、相手は実年齢を知ったうえでそれよりも若く見える、つまり「若々しい」という言葉が出てくるのかなと。だからそれは「若い方がよい」という価値観をもった相手にしては「褒め言葉」なのだと受け取っておこうという話をしたことがありました。若いからとか、大人だからとか、年齢でその人の価値が決まるわけではありません。年下でもしっかりした人もいれば、年上でも頼りない人もいる。だからこそ、「若々しいね」と言われたら、素直に「ありがとう」と返せばいい。その言葉自体がどうということではなく、むしろそう言ったあとに、相手の男性がどのように接してくるかによって、感触を確かめてみるのが一番確実だともいえそうです。3.やたらとリラックスしている相手の男性は、あなたと一緒にいるときに、どんな状態に見えているでしょうか。わかりやすく好意を示してくれている場合をのぞいて、いまいち相手の心情について、確信を持つことって難しいですよね。例えば相手の男性が「やたらとリラックスしている」ように見えるとき。あなたに好意がありながら心を許していてリラックスしているのか、それとも、異性として意識していないから落ち着いていられるのか。どっちなのかなと思ったら、相手の言動に表れる、ちょっとしたニュアンスを感じ取ってみましょう。ふたりの距離を縮めたいと思っているなら、あなたのことをもっと知りたがったり、気遣ったりする言動が出てくるはず。ただ単に気楽な存在としか見ていないなら、相手は自分本位な発言が目立つものです。心の奥まではなかなかわからないものですが、うまく見極めていけるといいですよね。婚活していると、こんなときはどうすれば? というシチュエーションになってしまうこともあるかもしれませんが、くれぐれもみなさんもお気をつけて、すてきな恋をしてくださいね。©DMEPhotography/Gettyimages©Juanmonino/Gettyimages©DjelicS/Gettyimages文・かわむらあみり
2021年03月24日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第67回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その22をお届けします。1.カッコよすぎる男【結婚引き寄せ隊】vol. 67それは異業種交流会に参加したときのこと。そもそも男女の出会いをうたっているものではなく、仕事においての人脈を広げるために、自分とは違う職業の人たちや普段は知り合うことのない年代の人たちとの交流が目的とされている会ではありますが、だからこそ婚活パーティでは出会わないタイプが参加しているのです。のんびりと婚活している女友達は、「幅広い交流が目的の場だから、あまりガツガツしてなくてちょうどいいかもね」という感じ。私も“ザ・婚活”という場所にはさんざん出向いているので、たまには異業種交流会のようなところに行ってもいいかと考えました。そこで知り合った人と直接どうこうなくても、その男性の会社の人を紹介してもらうなど、その先にはまた出会いが待っているかもしれませんし。いざ会場に足を運ぶと、なんとまあ大盛況。パッと見た感じ、きちんとビジネスモードで会話している男性同士もいれば、女性に声をかけてナンパしているように見える出会い探しっぽい男性もいるなど、さまざま。ちょっと圧倒されて会場のすみっこのほうにいた私たちに、「楽しんでますか?」と話しかけてくれた男性がいました。その男性は、30代半ばぐらいでスラッとした印象で背が高く、さっぱり系のイケメン。「どこから来たんですか?」「こんな仕事をしています」などと、普段の様子を会話していたら、だんだんとリラックスしてきました。連絡先を交換すると、「今度3人で遊ぼうよ」と言ってくる男性。3人で? と思っていると、さっぱり系イケメンにサッと忍び寄り腕にからみつく女性が出現し、「いつココ抜け出すの?」とうるんだ瞳で聞いているではないですか。男性は、「じゃ今から!」と言って、私たちに「また連絡しますねー」と言い残して去っていきました。あっという間の出来事にあ然とした私たちは、顔を見合わせて「これだからカッコいい人は信用できないね……」と(そうでない人もいるでしょうが)、ソッコー連絡先を削除したのでした。2.笑わない男それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。各会社によって少しずつ仕様は異なりますが、だいたいの婚活サイトでは、希望条件を入れて、それに見合った人たちがリストアップされてくるようになっていました。そんななかで、「なかなか楽しいことがないので『お笑い番組』をよく観る」という、40代のサラリーマンの男性が目に留まりました。私は大阪出身のため、小さいときから吉本のお笑いに慣れ親しんでいますし、一時期NSC(吉本興業のお笑い芸人養成所)に入ろうかと考えていたこともあるほどお笑いは好きなので、話が合うかなと思ったのです。そこからその男性とメールでのやりとりが始まりました。「こんな番組が楽しかった」とか、お笑い番組のことを織り交ぜながら、何度かやりとりが続いたので、実際に会うことに。すると、あんなに盛んにメールしていたのは別人?というほど、おとなしい男性……。こちらが場の雰囲気をこわさないようにと、和ませるようなことを言っても、まったく笑いません。ずっと無表情で、ときどき「ああ」「はい」などと返事をする程度で、ほんの1時間ぐらいのお茶の時間がものすごく長く感じて、ドッと疲れてしまいました。お笑いが好きとは言っていたけれど、それは笑い下手だから?ずっと一緒にいるのは無理だなあと。初対面だとなおさら、作り笑いでもいいから、相手を気遣える対応をしようと、その男性を見て思ったのでした。3.こだわりが強い男それは30代と40代が集まる婚活パーティに参加したときのこと。フリータイムをメインとしたそのパーティ会場では、最初の自己紹介のときをのぞいて、自分が気に入った人に話しかけにいくようなシステムになっていました。それほど気になる男性がいなかったので、とりあえずどうしたものかと思っていたら、近くにいた40代後半ぐらいの男性が話しかけてきました。あらためて自己紹介をして、仕事のことや趣味などいろいろと話していると、その男性はバツイチで「今日は真剣に再婚相手を探しに来たんです」とのこと。「そうなんですね〜」と話を聞いていると、たぶん、ずっと会話する相手がいなくてしゃべりたかったからか、怒涛の勢いで自分の話をしてきます。「結婚するならこんな人がイイ」という、その男性が希望する女性の条件が高すぎて、強いこだわりを感じました。それに「前の妻と違うタイプの人なら絶対うまくいく」と考えているようで、気合が入っているのはわかるものの、過去に縛られながら相手探しをしているためか、話しているとだんだんと疲れてしまいました。運良く他の女性が、その男性に話しかけてきたタイミングで、やっと解放されてひと安心。でも、その男性と接してみて、自分でも気づかないうちに自分語りをしすぎているかもしれない、気をつけようと思ったのでした。婚活していると、いろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、いい恋をしてくださいね。©MangoStar_Studio/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages©AaronAmat/Gettyimages文・かわむらあみり
2021年03月08日「彼氏が欲しい」「そろそろ本腰を入れて婚活しなきゃ」と、恋活・婚活に励んでいる人も多いことでしょう。しかし、なかなかうまくいかずに悩んでいる人もいるのでは?そこで今回は、男性に本命視されない女性がやってしまっているクセを紹介します。■ 男性を見下した発言が目立つ「デート相手が『男尊女卑思考の男はイヤ!』と言っていた。しばし会話を続けると、男性を見下している発言が多くて『女尊男卑』思考が強いことに気づいた……。そんな考えじゃ、結婚どころか交際も難しくない?」(30代・IT)男尊女卑な男性ってイヤだと感じる女性も多いはず。しかし、その逆の女尊男卑もよくありません。女性優位に考えているような発言をすると、男性も嫌悪感を抱くこともあるので、会話をするときは気を遣ったほうがいいかもしれません。■ 「男性に幸せにしてもらおう」という考えが強い「デートした子が、元カレの不満ばかりこぼしていた。しかも『やってもらって当たり前』感があって、自分を満足させてくれる相手を探しているんだろうなと思った。男に幸せにしてもらおうという他力本願な生き方では本命視されないよ」(30代・不動産)交際・結婚するのなら幸せになりたいもの。でも、幸せって誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分で日常の中で見つけたり、気付いたりするものです。恋活・婚活を成功させたいのなら、「男性に幸せにしてもらおう」という、ちょっと甘い考えは捨てたほうがいいかもしれません。■ 初デートから結婚の話をする「マッチングアプリで知り合った子とデートをしたら、しょっぱなから『結婚願望はあるの?』『子供は欲しい?』『今の会社に勤めて何年?』など結婚を匂わせる話をされて疲れた……。」(20代・web)結婚願望がある場合、できれば似たような価値観の男性と出会いたいですよね。しかし、男性からすると、はじめから結婚の話をされるのは、重たく感じてしまうもの。もちろん、結婚相談所など結婚目的の場で出会ったのなら、最初から結婚の話をしてもいいでしょう。しかし、交際目的で出会ったのならば、付き合う前から結婚の話をするのは控えめたほうがいいのかもしれません。■ 実家暮らしで家事は母親「気になる相手から『ご飯はお母さんが作ってくれるし、会社に行っている間に掃除も洗濯もしてくれるから、実家暮しはラク』という言葉を聞いてしまい、恋愛対象から外したことがある」(30代・コンサルタント)親離れできていない感じの発言は幼く感じてしまい、魅力ダウンにつながることも……。隠しても、いずれバレることですが、自立した方が恋活も婚活もうまくいくかもしれませんよ。■ 恋につまずく原因はどこかにある!恋活・婚活が難航している場合、何かしらの原因があるはずです。つまずいてしまう原因を知って改善することができれば、きっと今よりもスムーズに事が運ぶはずです。今回の内容を参考に、発言や行動に問題がないか、改めて見直してみてはいかがでしょうか。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年12月05日婚活パーティに参加すること実に100回以上。様々な経験で築き上げた独自のルールのもと、幼い頃からの夢だった結婚を成し遂げた横澤夏子さん。誰よりも強い信念で愛と幸せを手に入れた彼女から恋の哲学を学んで。恋愛は場数がモノをいう。足を止めず、前へ前へGO!私、親からずっと「好きな人がいたらすぐに結婚しなさい」と言われて育ったんです。その影響で、小さな頃から人を好きになると結婚を意識。せっかちですよね(笑)。学生時代は7年間同じ人に片想いしていたんですが、想った年月が重さに変わりなかなか成仏できなくて。なので、上京後は好きでいる期限を決めることにしたんです。ズルズル行くと時間がもったいない。“今年の汚れ、今年のうちに”と同じように、毎年年末になるととりあえず告白。さっぱり終わらせて次に進んだ方が、自分のためになると思ったんですよね。本格的に婚活を始めたのは21歳の時。出会いがないと知り合いの女性に言ったら、「それはただのサボり。5年経つごとに誘われる数は半分になるから、今すぐ婚活しろ」と言われて。当時の誘われる回数がゼロだったので、永遠にゼロじゃんって思いましたけど(笑)。それはともかく、その頃から自然に任せず、自分で出会いをつかみに行く姿勢に変わりました。合コンは恋愛願望の有無など確認事項が多いので、せっかちな私は結婚に前向きな人しか来ない婚活パーティに行くことに。自分からガツガツ行くなんて…と思う人もいるだろうし、私も以前は運命的な出会いに憧れていました。でも婚活パーティだって人間が主催しているんだから、ある意味“知人の紹介”。それも運命だし、ストーリーにはなるなって思ったんです。この“ストーリーだと思い込む”っていう技はすごく使えて、婚活でヘコんだ時はドラマ風に「夏子は落ち込んだのであった。この後未来の夫に出会うとは知らずに…」とナレーションをつけるんです。“今は最終回前のちょっと泣かせる回なのね”と思うと、自分のドラマの来週が楽しみになって頑張れるんですよ。それと、私のケツを叩いてくれる女友達の存在もモチベーションになっていましたね。彼女らに会う時に“恋バナがない”と言いたくないがために動いていた感じでした。結局、結婚相手に出会うまでに100回以上婚活パーティに通ったんですが、続ける中で相手に求めるものが精査されていきました。最初は背が高い人を希望していたけれど、実際にそういう人に会っても“なんか違う…”と感じたり。少しずつ理想が削ぎ落とされて、80回目くらいで“好きでいてもらうために頑張るのは疲れるから、とにかく気が合う人がいい”という結論に達したんです。というのも、デートまで漕ぎ着けても2回目に繋がらないことって多いんですよ。そういう時は「私とは合わなかったんだな、早くフってくれてありがとう」と思っていました。婚活のリミットを自分に設けていたので、常にラストスパートをかけている感覚だったんです。そうやって1000人ほどと会い続け、ようやく出会ったのが今の夫。話した時に感覚が近く、こちらが緊張しない程度に面白くないトークがちょうどよかった(笑)。今までの恋愛遍歴を振り返ると、場数を踏みまくったことが成功のカギだった気がします。お笑いの先輩に「舞台は場数を踏めば絶対にうまくいく」と言われたことがあるんですが、恋愛も同じ。ケースバイケースの経験を積むほど、対応力がついていく。だから、目の前の相手は練習だと思うくらいがいいのかも。重く考えない、停滞しない。フットワーク軽く前へ前へと進めば、きっと道は拓けるはず!よこさわ・なつこ1990年生まれ、新潟県出身。2009年にピン芸人としてデビュー。テレビや劇場などで幅広く活躍し、2016年にR-1ぐらんぷりのファイナリストに選出。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)では、21歳から始めた婚活の経験と結婚までの軌跡が赤裸々かつユーモラスに綴られている。ブラウス¥9,500スカート¥14,500(共にLADYMADE TEL:03・6433・5786)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子スタイリスト・大瀧彩乃取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2020年07月04日新型コロナウイルスの影響で、外出できなかったり出会いの場が減ったりして、「婚活もちょっとお休みかな」と思うかもしれませんが、ちょっと待って!婚活も時代や社会情勢に合わせてきちんと変化しているのです!今回紹介するのは“オンライン婚活”。外出は自粛、イベントは中止されるなかで、みなさんどんな工夫をしているのでしょうか?インドアならではの楽しい過ごし方もご紹介します。チェックしてみて。■ こまめな連絡がカギ自粛中の婚活ですから、会えない分こまめな連絡がカギに!幸い今の時代は、会えなければ電話、電話ができなくてもLINE……と、ネット環境さえあればつながるツールはいくらでもあります。彼はLINEで長時間楽しめるタイプなのか、それより電話をしたいと思う人なのか。手段はお互いの好みに合わせてチョイスすればOK。顔を見ると緊張してしまうという人は、電話やLINEの方がかえって打ち解けられる機会になりますよ。お互いに時間がある時期だからこそ、じっくりとやりとりしつつ連絡ペースを探るのもいいかもしれませんね。■ ビデオ通話でお気軽デート今はやりのオンライン飲み会も、予定や場所を調整しなくて済むので「案外ラク!」という意見があります。デートも同様で、お互いに家で時間が取れるタイミングでビデオ通話を楽しむことができるので、その点では「ラク」と言えるでしょう。外へ出かけて行って会うとなると、彼と話せる時間が30分でも前後の移動や準備でそれなりの労力が必要になります。でも、ビデオ通話なら30分だけ、15分だけでもデートができるので、忙しい彼とでもスムーズに関係を深めることができそう。■ ビデオ通話でお家デート家というのはかなりのプライベート空間。仲良くならないと行けない場所ですよね。ところが、ビデオ通話をすると家の様子をお互いに見ることができるので、お家デートをしたかのような気分になれます。なかには部屋の雰囲気が本人のイメージと違うことも。外で会うときとは異なる一面を見ることができ、いい意味でギャップに驚くことも十分あるでしょう。シックな雰囲気の部屋なのか、オシャレなこだわりインテリアがあるのかなど、趣味や好みの話もできるので、心の距離も縮めやすくなりますよ。■ 映画館デートは同時再生で映画館デートはできませんが、お家デートで“映画館”の雰囲気を味わうことはできるのです!方法は簡単で、同じ時間に同じ映画を同時再生するだけ。お互いに集中して見たいタイプであれば、見終わったあとにビデオ通話で感想を話しあうのも楽しいですね。見ながら話したいタイプなら、通話やLINEでやりとりしながら見るといいかも。2人で盛り上がること間違いなし。■ おわりに自粛ムードのなか、これまで通りにできないことが多い婚活も、工夫次第でどうにかなります。また、こんな時期をともに乗り越えた相手だからこそ、今後も深い関係を築いていくことができるのではないでしょうか。直接会えない時間を刺激にして、いまより仲良しな2人になれるといいですね。(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月21日春は出会いの季節!しかし今年は、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言で、出会いはおろか外出さえ自粛に……。5月末にようやく全国で緊急事態宣言が解除になりましたが、まだまだ感染のリスクはあるので、外出も出会いもしばらくは元通りとはいかなそうです。でもやっぱり出会いも欲しいし、婚活もしたい!というわけで、婚活パーティーアプリ『aeru.party』を運営する株式会社NLCCが、現在婚活中の20代~40代の男女を対象に行った「コロナ禍の婚活事情」に関する調査をもとに、Withコロナ時代の新しい婚活について考えてみましょう。新型コロナが婚活の大打撃に!株式会社NLCC本調査で「新型コロナウイルスの感染拡大は婚活に影響していますか?」と質問したところ、実に9割近くの方が『はい(87.9%)』と回答しました。やはり、コロナ禍が婚活にも多大な影響を及ぼしているようです。そんなコロナ禍でどのように婚活を継続しているかの質問には、「マッチングアプリの利用」が42.8%と最も多い結果になりました。スマホやタブレットがあれば自宅でも婚活できるマッチングアプリは、コロナ禍以前から利用者が多いサービス。今回の外出自粛で利用度がアップした方もいるでしょう。婚活を「中断せざるを得なくなっている」という回答も3割越えと少なくないものの、「婚活サイトなどオンラインサービスの利用(11.2%)」や「ZOOM(ズーム)を使った少人数オンライン婚活サービスの利用(4.4%)」など、オンラインでの婚活を続けている人が多いようです。オンラインの出会いがWithコロナ時代の主流になる…!?株式会社NLCC「“オンライン”での出会いを活用したいですか?」との質問には、約8割が活用したいと回答しています。しかし、オンライン出会いには抵抗がある方も約2割と少なくありませんでした。抵抗がある理由としては、「ネットはいくらでも嘘をつけるから(20代/女性/神奈川県)」や「セキュリティやらその他もろもろ情報の漏洩的な心配がある(40代/男性/兵庫県)」などの声が寄せられています。直接会えないので相手の本質が見えにくいし、ネットの情報漏洩リスクも心配……。たしかに従来のマッチングアプリでは、写真をはじめプロフィールを偽って登録する人もいるので、不安になるのも無理はありません。しかし、こうした不安を少なくしてくれる婚活サービスも登場しているんですよ。オンライン婚活パーティーなら3密の心配なし!婚活パーティーの良さは気軽に参加できることや一度にいろんな異性と出会えること。その婚活パーティーの良さはそのままに、さらに進化したのがオンライン婚活パーティーです。株式会社NLCCオンライン婚活パーティーの魅力については、「気軽に参加できて“3密”も防げる(35.4%)」というコロナ禍らしい回答が最多に。次いで『いろんな人と出会える(32.6%)』『効率的な婚活ができる(19.4%)』『会場に行く手間が省ける(11.4%)』『単純に楽しそう(1.2%)』と続きました。実際の対面はないものの、会場に行く時間も費用も節約できると前向きに捉えている人がいるのも興味深いですね。また今回の自粛期間中に、Zoomなどを使ったオンライン飲み会に参加した方も少なくないのでは?オンライン婚活パーティーは、Zoomといったビデオ会議ツールを使って参加するのが一般的のようです。株式会社NLCC調査では、Zoomを使ったオンライン婚活パーティーに「参加してみたい(54.1%)」「参加したことがある(14.8%)」の回答があわせて7割近くに上っていることから、オンライン婚活パーティーへの関心の高まりが伺えます。一方で、Zoomを使ったオンライン婚活パーティーに「参加したくない」と回答した約3割の方は、こんな不安を抱えているようです。・話せるか不安があるので(30代/女性/東京都)・画面映りに自信がない、目を見て話しができない、中だるみする(30代/女性/福岡県)・Zoomは不安定で使いたくないから(40代/女性/千葉県)・せめてオンラインであれば1対1の婚活にしたいから(30代/男性/東京都)・時差や処理落ちなど、あまり使い勝手は良いと思わない(40代/男性/大阪府)オンライン婚活パーティーそのものだけでなく、Zoomを使うことに抵抗がある方も多いようですね。オンライン婚活が出会いの新スタンダードに今後はオンライン婚活もスタンダードになってきそうな予感!オンラインでもリアルな婚活パーティーと同様の婚活パーティーができれば、自宅に居ながら気軽に参加できて、安心して合理的かつ経済的に婚活を進められます。ただ思わぬトラブルを招かないようにするには、セキュリティ対策が万全なオンライン婚活サービスを選ぶことも大切。コロナ終息後のリアルデートを楽しみに、オンラインで出会いの場を増やしてみてはいかがでしょうか?参考:株式会社NLCC
2020年05月29日数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。■恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門88新型コロナ禍の影響で、婚活イベントがどんどん中止になっちゃって、婚活どうしようとお悩みの方もいらっしゃることでしょう。そこで今回は、こんなご時世において婚活はどうする?というテーマでお話したいと思います。■過去のことに固執しないということ婚活といえば、リアルに会って「はじめまして」から始めるもの。なぜならリアルに会わないと相手がどんな人かわからないから――こんな考えを持っている人がいる一方、「べつにオンラインで飲み会とかお見合いすればいいし」と思っている人もいますよね。過去はこうだったから、コロナで時代の雰囲気が変わりつつある今も過去のままやりたい――こう思っていたのでは、時代に置いていかれるということ。大学生なんかもっと大変らしいです。過去は対面授業だったから、オンライン授業は受けたくない――そんなことを言っていたら、きっと今年の前期の単位は取れないでしょう。誰が悪いということもなく、時代がオンラインになったのだから(なってしまったのだから)、それなりにオンラインについていくしかないということですね。婚活にしろ、大学の授業にしろ、仕事にしろ、過去のことは過去のこと、今は今、という割り切りが大切なのです。■そのうえで、オンライン婚活に希望を見出す方法とは?これはまず、絶対的に言えることとして、まずはやってみるということが重要。実際にやってみたら、リアルに会って婚活するより楽しかったりしますよ。リアルな飲み会は、飲み会のあと誰と一緒に帰るのか、というのが大問題(そこで「お持ち帰り」されるための戦略を練り、発揮するなどが、じつはひそかに大問題)なわりに、オンライン飲み会はそういうのが一切ないからつまらないという「女性」もいるそうですが、でもそれでもべつにいいじゃないですか。リアルに会って飲み会するのとはまたひと味ちがった楽しみやチャンスが、オンライン飲み会や婚活にはかならずあるのだから。■婚活勝者は「変化についていけた人」こういった時代における婚活勝者とは、時代の変化についていけた人です。婚活って、リアルに会わないと無理だよね~と思っていたら、きっと婚活敗者になります。オンライン婚活で、自分の家の「背景」が画面に映り込もうとなんだろうと、とにかくオンライン婚活に慣れたほうが勝ちます。あるいは、外出できないストレスをどうにもできない人は婚活敗者になります。外出できない(しづらい)その雰囲気に身体を少しずつ慣らせた人が勝ちます。なにか大きな時代の変化が起きているときって、結局はその変化についていけた人が勝つのです。反対に、過去のことにこだわって「昔はこうだったから」とか「わたしはこういう人間だから」などと言っていると負けるのです。あなたがどういう人間であろうと、時代はなぜかコロナというウイルスのおかげで変化していっています。その変化が「今」です。「今」過去のことを持ち出して、過去のことを「今」に適応させようとする――こういう人を、あなたはきっと「頭の固いおじさん」と言って嫌がってきたはず。そんなおじさんと同じことをしてどうするんですか?という話です。変化とは、変化しない事物との対比によって感じられるものです。なにが変わってなにが変わっていないのか、このことに常に敏感であれば、その人は婚活勝者になれます。今は「いい女」とか「女性らしいファッション」「モテテク」じゃないんです。変化についていけると勝てるし、ついていけないと負けるという、ある意味ではとてもフェアな時期なのです。
2020年05月28日ゆくゆくは結婚したいと思っても、20代のうちは、「とりあえず彼氏欲しいな」「結婚を真剣に考える前に、遊びたいかな」という気持ちかもしれません。まだ婚活より「彼氏作り」「恋活」といったところでしょう。でも、結婚したい気持ちがあるなら、早めの行動が勝利への近道なんです。■20代は売り手市場!婚活市場で「若さ」は強力な武器日常の出会いでは、まず外見や性格の印象から好き/嫌いが生じますが、婚活の出会いは外見と性格を見るのと同時に「条件」でふるいにかけられます。女性の多くが生活面から男性に「収入」を求めるように、男性の多くは子供を望む目的から女性の「若さ」を重視します。婚活市場では「30代の美人」より「普通の20代」が選ばれます。シビアですが、これが現実です。「結婚は30歳になってからでいい」そう思っているあなたも、婚活は20代のうちから始めておくのが得策です。よほどモテて選ぶのが大変という女性でもない限り、いざ30歳になってから相手を探そうとしても、20代と同じようにはいきません。日常の出会いも徐々に減り、婚活市場でも20代とは扱いが異なります。プラスアルファーな大人のモテ要素を持った30代になる自信がなければ、若さで勝負できる20代のうちから婚活したほうが確実です。■出産を望むなら、今から結婚を考えたほうがいい単純に逆算しても、30歳までに出産したければ29歳までに結婚しなければ間に合わないし、入籍だけでなく結婚式も挙げるつもりなら、28歳の段階で婚約していなければなりません。婚活で出会った場合、交際からプロポーズまで数ヵ月というケースも多いとはいえ、お互いがよほど運命的に「この人しかいない!」と思っていなければ、1~2年の交際期間も必要になってくるでしょう。上記の理屈だと、26歳の段階で出会えば間に合いますが、婚活をはじめてすぐにいい人と出会えるとも限らないので、余裕を見れば24~25歳から始めるのがベストということになります。しかも、結婚してすぐに妊娠するかは未知数です。上記の通りスムーズに進める保証もありません。つまり、どれほど余裕をもってスタートしても、決して早すぎるということはないのです。■出会いが婚活でも結婚までのプロセスは同じ婚活パーティー、マッチングアプリ、結婚相談所と婚活にもさまざまな方法があります。まだ焦って結婚を考えなくていい20代のうちならば、そのどれから始めても、無制限に出会いがあるはず。友達と一緒に婚活パーティーに参加してもいいし、誰にも知られたくなければ、こっそりマッチングアプリに登録してみるところから始めてみるのもいいでしょう。仕事以外の場で、世代の異なる男性や異なる業界の男性、ハイスペックな男性と知り合う機会はごくわずか。現状、職場や趣味の場に好きな男性がいないのであれば、ポジティブな気持ちで婚活に出会いを求めてみてはいかがでしょうか。婚活は、スタートラインの「出会い方」が違うだけ。出会ってからお付き合いし結婚するまでのプロセスは、普通の恋愛と何ら変わりありません。「いい人に出会えるのか」という不安な気持ちは、相手の男性も同じ。少しずつコミュニケーションを図り、もっと話してみたいならデートすればいいし、気分が乗らないならお断りすればいいのです。日常生活では出会えないようなハイスペックな男性とデートできたり、うんと年上のお兄様に大人のデートをエスコートしてもらえたり、いろんな男性と知り合いこれまで知らなかった世界を見せてもらえるのは貴重な経験。きっとあなたの世界も広がります。どんなタイプの男性が合うか、どんな結婚生活を送りたいのか、実際に婚活をしてみることで、あなたの中にある結婚のイメージもハッキリしてくるでしょう。■まとめ実際に婚活を始める女性の多くは、日常生活で出会うことが少なくなった30代以上。必要に迫られてからスタートする30代女性よりも、焦っていない20代女性は、若さだけでなく男性から好感をもたれやすいのです。大学受験や就職活動の時もそうであったように、早い段階から準備してきた人ほど、第一志望に合格する確率は高くなるもの。しかし結婚には具体的な期限はありません。はじめてみて「やっぱりまだ先でいいや」と思ったら、いつやめてもいいのです。「いつか結婚したい」と思うのであれば、市場を知るためにも、まずは体験してみましょう! (島田佳奈/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月17日「婚活。コロナでお相手と会えない中、どうやって距離を縮めるか…」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。マッチングアプリで知り合い、好意を持っている男性がいるという、27歳のトピ主さん。これまでに2回デートをし、3回目も決まっていたものの、外出自粛の影響で延期になりました。現在はメッセージのやりとりのみで、放置されず返信は届くものの、彼の文面が少しそっけないことが気になっているそうです。好意が伝わりすぎると、良いバランスが崩れてしまうこともデートの際は本当に会話が弾んで楽しかったし、夜勤明けでも会う約束をしてくれた。たった2回のデートで、ここまで「話が楽しかった!」と思わせてくれる方はなかなかいないと感じる……など、彼との順調な進展ぶりをつづっているトピ主さん。しかし、自粛後のメッセージのやりとりでは、話が続きそうな話題を振っても「決して話を広げてはくれず」、返信がひと言だけのことも。彼は当初から長文を書くタイプではなかったため、「気にしすぎるのもどうか」「LINEに対する価値観が合わないだけかも」などと思いつつも、本当は迷惑なのか、控えるべきかと悩んでいるそうです。まず、投稿内で少し気になったのが、トピ主さんが彼の趣味を勉強したり、始めてみたりしている……という一文です。元々は、どちらかといえば趣味が合う相手ではないとのこと。彼との関わりを持ち続けるために、共通の趣味を持ちたい、と思ってのことなのかもしれません。それがパートナーシップに有効に働くことも沢山ありますが、恋愛関係の初期においては、「過度に相手に合わせようとする姿勢」があまり良い作用をもたらさないこともあります。逆の立場で考えると分かりやすいと思うのですが、自分側にばかり迎合されると「相手が本来持っている魅力」が見えづらくなり、積極的な関心を失ってしまうことも。「私に好かれたいから合わせてきているのだな」と感じると、慢心し、好かれようとする努力や誠実な対応をしなくなる傾向もあります。最近、ひと言の返事しか返ってこないのは、トピ主さんの好意の高まりが伝わりすぎているから……ということも、もしかしたらあるのかもしれません。会えば楽しく過ごせる相手だとわかっているのであれば、「メッセージを送りすぎて彼の関心を失わせてしまう、不安になって自爆する」といった展開は避けたいところ。そうならないためにも、外出自粛期間中は「自分の生活をする」「会話が続かないときは、無理に続けようとしない」と決め、自分のなかの彼の立ち位置を「友達のひとり」「彼氏候補のひとり」に下げておくのも一案です。女性的な感性の人のほうが、「言葉」で恋を育みやすい言葉のやりとりで恋愛感情を膨らませたり、「相手とずっと繋がっている感覚」を好んだりするのは、どちらかと言えば、女性的な感性の人に多いです。逆に、男性的な感性を持つ人は「体験的、視覚的な喜びや楽しさ」が恋愛感情に繋がりやすく、また長期的に見ると「物理的に繋がりっぱなしの状態」を好まない傾向もあります。もちろん、男性のなかにも女性的な感性を持ち、メッセージのやりとりで恋愛感情を高める人もいますが、彼はどちらかというとそういうタイプではなく、男性的な感性の持ち主なのかもしれませんね。仮にそうだとすれば、「彼はメッセージでは距離が縮まりにくい相手」だと心得ておくといいかもしれません。楽しいデートができた実績もあるわけですし、自粛制限が和らいだ際には、もう一度デートするチャンスはきっとあると思います。それまでは無理に距離を縮めようとせず、近づいたり離れたりしつつ、“現状の距離”のキープに努めるのが最善、という印象も受けました。「話したいな」という気持ちを、彼にも芽生えさせてあげよう簡素な文面でも「しっかり返信をくれる。数日間放置されることもない」という点は、彼側の「トピ主さんとの関係を続けたい」という意思表示と判断していいと思います。ただし、「常にこちらからばかり会話を始めている」状況なのであれば、ちょっと変化を起こしてみても良さそうです。上述もしたように、「放っておいても連絡が来る」と思えば、関係を維持する努力をしなくなりがちなのが人の常。「話題が続かないなら一旦終了し、別の友達とのやりとりを楽しんでいよう」くらいの感覚でいたほうが、結果的に、彼とも良い関係を維持できるように思います。気のないそぶりをする必要はありませんが、「対等なやりとり」を心がけるといいかもしれませんね。悩みながらひたすらメッセージを送り続けるよりも、一旦お休みし、「彼のほうから会話を始めてくれた」という機会も持てたほうが、きっとトピ主さんの幸福感は増すはず。「私と話したいと彼にも思ってほしいからこそ、送りすぎない」と決めておくのも良案かと思います。あるいは、「次会ったら驚かせてやる!」なんて目標を立てて、自分のこと(知識や外面を磨くなど)を頑張ってみるのも一案です。彼の趣味分野を勉強しているならば、文面で小出しにせず、「次のデートで直接話す用」に取っておくのもいいかもしれません。会える日までは、ふっと気持ちが嬉しくなるようなメッセージを一通一通、大切に送りあえるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年05月11日婚活に苦労した結果、彼氏ができただけでホッとして、気が緩んでしまう方もいるかもしれません。でも、婚活するからには、目指すはあくまで結婚です。今回は、占い師の沙木貴咲さんに、彼氏との関係が長続きする方法を、女性の12星座別に解説いただきます。文・沙木貴咲12星座別 彼と「長続きする」コツおひつじ座(3月21日~4月19日生まれ)おひつじ座は典型的なハンタータイプ。恋人になるまでは一生懸命がんばるのに、付き合うことが決まれば安心しきってテンションが落ちてしまうでしょう。交際後に彼氏は「本当に俺のこと好きなの?」と驚くかもしれません。おひつじ座の女性は、彼氏を作ることは手段であって目的ではないことを自分に確認しましょう。目指すべきは結婚することで、その前に息切れしないペース配分が大切。彼氏とは仕事や趣味で共通の話題を持ち、公私にわたって協力し合える関係を築くことを心がけて。そうすれば、興味が薄れないまま結婚までたどり着けるでしょう。おうし座(4月20日~5月20日生まれ)おうし座は自分が思っている以上に安定した関係を築くのが上手です。が、相手を「好き」と自覚するまでに時間がかかります。にも関わらず長続きしなかった彼氏は、相手選びの段階で間違えたのです。交際する前に焦らずじっくり相手を吟味すれば、関係が始まってからは長く付きあえば、結婚も見えてくるかも。話すテンポが似ている、心地良く感じる感覚が同じなど、自然体で一緒にいられるかどうかがカギになるはずです。ふたご座(5月21日~6月21日生まれ)ふたご座は、うまくいかなければ早々に見切りをつけるかもしれません。恋人に対する執着心がなく、「ダメなら別を探せばいい」と出会いを軽率に考えてしまいそう。ただ彼氏との間は、衝突やすれ違いを重ねてこそ信頼が育まれるもの。結婚は何十年と続くものですから、その場の「合う・合わない」だけで判断しない方がいいでしょう。面倒でも彼氏と真正面から向き合い、とことんぶつかり合ってみると、それまでとは違う結びつき方ができるはずです。かに座(6月22日~7月22日生まれ)かに座は本能から家庭のあたたかさを求めるタイプ。面倒見が良く尽くすところは、良き妻となり、良き母にもなれる最高の魅力だといえます。そのため、相手選びを間違えなければ婚活はスムーズにいくはず。結婚相手の候補には、家事分担や子どもが生まれた場合を踏まえて、自分なりに理想の夫婦像を考えられる男性がいいでしょう。そういうタイプであれば、関係は安定して長く続きそう。自然と結婚話が出てくるはずです。しし座(7月23日~8月22日生まれ)しし座の女性は仕事好きだったり、家庭に収まることを退屈に感じたり。世の男性たちが求める妻像に当てはまらない志向を持つかもしれません。婚活前に理想の結婚をシミュレーションして、それに見合う男性を探した方がいいでしょう。たとえば、「私はバリバリ働きたいから、家事は完全分担が良い」とか「子どもを産むつもりはないから同じ考えの男性が良い」など。自分の主張にピッタリの相手選びをすることが大事です。お互いの条件が噛み合うなら、途中で気持ちが萎えることなく結婚までたどり着けるでしょう。おとめ座(8月23日~9月22日生まれ)おとめ座は「こうしなくちゃいけない」というマイルールを隠し持っているはず。気持ちは彼氏を丸ごと受け入れたくても、譲れない潔癖さが出てしまいそうです。そのため、相手選びをする前に、絶対に曲げられないポイントを紙に書き出してみましょう。「こんな人が良い」ではなく、「こんな人は無理」というNG条件を挙げるのです。それをクリアする男性であれば、交際途中に気持ちが冷めることもないはず。結婚までお付き合いが続くでしょう。自分の弱点もきちんと打ち明けててんびん座(9月23日~10月23日生まれ)てんびん座にはキリッとしたイメージがありますが、プライベートは意外にのんびり屋。しかも一人の時間が必ず必要なタイプなので、彼氏をガッカリさせたり、疎外感を与えたりするかもしれません。彼氏には素の自分を少しずつ見せた方がいいです。お家デートでまったりするのが苦手なタイプや、彼女に依存する男性はそもそも避けるべきでしょう。てんびん座に似た感覚の持ち主や、ベタベタしないでお互いを尊重できる男性とは関係が長続きするはず。自然と結婚に話が進みそうです。さそり座(10月24日~11月21日生まれ)さそり座の女性は、恋人関係になるまでは「謎が多い人」と思われやすいタイプ。そのため、関係が長続きしないとしたら、原因は男性が勝手な決めつけをすることにあるでしょう。あなたは何もしていないのに、交際してから「なんか違う」とガッカリされるパターンが多いかもしれません。結婚を目指すなら、付き合う前の自己開示は積極的にするといいでしょう。また、自分が理想とする結婚生活を明確にしておいて、それに共感してくれる人を選ぶことも大事です。いて座(11月22日~12月21日生まれ)いて座の女性は、スピーディーな展開の恋を好みます。婚活で知り合った相手とは、すぐに籍を入れてもいいとすら思うかもしれません。ただ、そうした感覚は賛同されにくく、やっぱり「ある程度のお付き合いを経て……」と考える男性がほとんどでしょう。彼氏との関係を長続きさせて結婚にたどり着くには、とにかく忍耐力が大事。何もかもすっ飛ばして入籍はできないと思っておいた方が良さそうです。やぎ座(12月22日~1月19日生まれ)やぎ座は管理能力に長けたしっかり者。真面目さが外見にもにじみ出るので、お見合いや結婚相談所では人気が高いかもしれません。ただ、キッチリしすぎていて、彼氏を自分の思いどおりに動かしたがるところがあるはず。こだわりのない従順な人を選ばないと反発されてしまうでしょう。彼氏との関係が長続きさせるにはまず、性格をとにかく重視した相手選びを心がけて。決め手は外見や肩書、年収ではないと思ってください。みずがめ座(1月20日~2月18日生まれ)みずがめ座が結婚前提のお付き合いにつまずくとしたら、「私は本当に結婚したいのかな?」と疑問を感じるところに原因があるかもしれません。一般的な家庭生活にあまり魅力を感じないとか、家族を持てば行動が制限されそうだと、結婚に良いイメージを持てないのでは?とはいえ、愛する人と共に生きるスタイルに決まったカタチなんてないのです。「結婚はしたい。でも不安」という場合は、不安を感じない独自の関係性・ライフスタイルを作るといいでしょう。籍を入れるかどうか、同居するかどうか、仕事を続けるかどうかで我慢や妥協をする必要はありません。うお座(2月19日~3月20日生まれ)うお座は心が繊細なぶん不器用なところがあります。特に不安に弱く、彼氏がLINEを既読スルーしたり、素っ気ない態度を取ったりするとビクビクしてしまうでしょう。でも、結婚を考えているなら、そもそも四六時中ベッタリする関係にはならないはず。結婚は生活そのものなので、恋心を頼りに何十年も一緒にはいられないのです。ほど良い距離感で付き合うことに心身を慣らしてみましょう。彼氏と離れていても一人で充実した時間を過ごせる状態が理想かもしれません。©Dmytro Buianskyi / Shutterstock©Antonio Guillem / Shutterstock
2020年04月17日「婚活を諦めて・・」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。42歳のトピ主さんは昨年、婚活を休んでみたところ、「結婚がどうでもよくなって諦めることにした」そうです。しかし婚活をやめたら、土日も平日の仕事帰りに何もすることが無くなってしまい、「暇すぎる時間を持て余している」とのこと。「健康で仕事ができているだけありがたいと思わなくてはいけないのはわかっていますが、この先、何も無い人生をどう過ごしたらよいのか」と、読者にアドバイスを求めています。まずは「気力」を取り戻す方法を考えてみよう婚活をやめた理由について、「結婚しなくても、安定した収入、そこそこの貯蓄、生活への満足度もそれなりにあると気づいて、結婚によって背負うリスクが大きいと気づいた」「40歳を過ぎて結婚して、失敗しても・・我慢を続ける気力、やり直す時間も無い」とつづっているトピ主さん。このままでも安心して暮らしていける環境を持てており、精神的にも大きな変化を受け入れる余力はない。現時点では、このまま単身で心穏やかに暮らしていこう、という道を選択されたわけですね。しかしながら、今まではオフの時間をすべて婚活に費やしていたため、手持ち無沙汰になってしまった。「無気力のまま、親を見送ったら何の役目も無い人生になるんだなぁと思うと虚しくなってしまう」という記述も見られます。これらを読む限り、実は「時間を持て余していること」それ自体ではなく、「無気力」「虚しい」という気持ちになっていること、そして「何もない人生」だと感じていることがトピ主さんの一番の悩みの種なのではないか……と感じました。これらの気持ちが変われば、時間は自然に有意義に使えるようになると思います。楽しく有意義に過ごすには、「仲間を作る」「夢中になる」がキーワードそもそも、「結婚をしよう」と思っていたところから、「しないと決める」というのは、人生設計の上では、かなり大きな方向転換で、今はひと息ついているだけ、という捉え方もできます。時間が経てば気力も回復するだろうと考え、飽きるまでのんびりと過ごしてみるのもひとつです。何もせずに居続けるのも意外と難しいもので、通常は1か月〜数か月、長くて半年もすれば、どこかしら出かけてみようかな、なんて気持ちになりやすいです。いち早く今の生活を変えたいのであれば、まずは新しい人生設計をしてみましょう。仕事を辞めるようなプランは考えていないようですし、もし「今の仕事は続けつつ、人生を有意義に楽しめるようなプランを考えたい!」ということであれば、「その時々で“仲間”を作る」「その時々で何かに“夢中”になる」というポイントをぜひ意識してみてください。楽しく有意義に時間を使うには、片方、あるいは両方の要素が不可欠です。具体的に考えていきましょう。時間もある、自分のために使えるお金もある……となれば、「趣味」や「お稽古ごと」に打ち込むのは一番気軽な選択肢ですよね。今の時代、ほぼあらゆる趣味にアプローチできますし、場や仲間を見つけることも簡単になっているので、少しでも興味を感じたものをどんどん体験してみると、一時的にでも“ハマる”ものに出会えるかもしれません。「人との交流」を楽しみとするのも一案です。趣味活動にしても、実際はそこで出会える色々な人たちとの交流が一番の目的、という人も少なくありません。性別や年齢の違いも問わず、何かしらの行動や活動を一緒に楽しむ“ゆるやかな仲間”ができれば、オフの時間も充足させやすいでしょう。あるいは意欲があれば、今以上に「仕事」に励んでみるのもいいのではないでしょうか。今の会社での挑戦でもいいし、副業や起業、独立といった選択肢もあります。地位や成果を得る達成感、意義あることを成し遂げる手応え、収入や貯金が増える充足感、贅沢ができる生活……等々、自分らしい原動力を糧にして頑張ってみるのもひとつです。興味があれば、「社会的活動」という選択肢も。緊急時だけでなく、高齢者施設や障がい者支援団体、動物愛護団体等々、定期的にボランティアを募っているところもあります。人との交流もできますし、「誰かのために何かをすること」が自分の存在意義を感じさせてくれることもあるでしょう。このほかにも選択肢はありますので、ぜひ自分が手を伸ばしてみたい世界を色々と考えてみてくださいね。満足を得るには、どんな人生でも「自分なりの努力」が必要なのかも自分が興味を持てるものを見つけたり、そのために行動したりすることにも、婚活と同じくらい面倒で疲れる部分はあるかもしれません。投稿に書かれているように、結婚には失敗のリスクや多少の我慢もセットですが、今のように時間の使い方で悩む機会はおそらく減るわけで、つまりはどんな人生を選んでも、そのなかで自分なりに頑張ることがあるのだな……ということに気づけるのではないでしょうか。どんな道を選んでも、パーフェクトでお気楽な人生なんてない、ということなのかもしれませんね。結婚するかどうかに関わらず、「自分の選んだ道のなかで、めげずに自分なりの努力を続けること」が満足度の高い人生を生きる秘訣だとしたら、私は今からどんなことをしてみよう――。ぜひそんな視点からも考えてみるといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年10月21日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情415】婚活をしている女子ならわかると思うのですが、稀に「あー、だからこの人まだ独身なんだ」と納得しちゃうような残念な男子に遭遇しません?「それじゃ彼女すらできないよ?」と教えてあげたほうが本人のためになるのかもしれませんが、特に仲良くもない段階で、相手を否定するようなことは言いにくいですよね。今回はそんな「そりゃ結婚できないわ」と感じる残念な男子の例をご紹介します。■ストレス発散がキャバクラ筆者は先日、某銀行に勤務する男性と食事に行ったのですが、会話が残念すぎて萎えました。というのも彼、見た目は普通にかっこいいんです。でも、長年彼女がいないそう。会話をしていて気づいたのですが、彼“しゃべりすぎ”な人でした。彼に「今の仕事(ライター)の前は何をしていたの?」と聞かれたので、素直に「水商売系です」と答えたら「キャバクラとか?昔キャバクラのNo.1の子と仲良くてさー。俺と友人とNo.1の子とNo.2の子と4人で温泉に行ったんだよねー」とドヤ顔で自慢してきて。なんか「俺、No.1キャバ嬢と外で会えるんだぜ」と言わんばかりのドヤ顔を見た瞬間に「だから結婚できないんだ」と悟りました。デートの相手からこう言われてテンションが上がる女子はまず、いないじゃないですか。筆者が塩対応したら「当時はストレスたまってて、キャバクラに行きまくってたけど、今はいかないよ!」と慌ててフォローしてました。■散財して金持ちアピール筆者の知人の国際線パイロット(アラフォー)はそこそこイケメンで、本人は結婚したがっているのに、なかなかできずにいます。原因は“金持ちアピールがイタい”のと“自分を特別な存在だと勘違いしている”こと。「70万円の財布を衝動買いしちゃった」と自慢したり、フライト先でホテルの支配人と仲良くなったときは「俺が行くと、お偉いさんが自然に寄ってくるんだ」とか意味不明な発言をしたり。空を飛びすぎて頭がおかしくなった?と筆者は思っているのですが、とりあえず彼、その見栄っ張りな性格のせいで人を遠ざけていることに気づいていないんです。■聞いてもないのに第三者の話最後は、以前マッチングアプリでメッセージのやりとりをしていた40過ぎの男性の話。彼はいきなり第三者の自慢をし始めたので驚きました……。「お仕事は何をされているんですか?」と聞かれたので「ライターです」と答えたら、その返信が!「そうなんですね!あまり関係ないのですが、僕は〇〇会社(←超有名企業)の社長のバンド時代の後輩で、彼にめっちゃ影響を受けているんです。あと、△△会社(←これも超有名企業)の□□さんという人がいて、その人もビジネスマンとして大ファンで。今日、□□さんが〇〇会社に転職したというウェブ業界のビッグニュースがあって、めっちゃテンションが上がったんです」と、いきなりどうでもいい話をぶっ込んできたんです……。正直、第三者の転職なんて興味ありません。たぶん、有名人とつながっているんだ、と自慢したかったのでしょうが、それ会話じゃなくて独り言だろ……と思い、既読無視してしまいました。これまでいろんな男性を見てきましたが、会話の途中で脈絡なく、いきなり自分の話したいことをしゃべり出す人は、共感能力低めの自己チュー(モラハラ系もいた)が多いように感じます。デートのとき、急に自分や友達の自慢話を始めたら、できるだけ早く切ったほうがいいですよ。■見た目は大人でも中身は子ども?モテない男性、結婚したくてもできない男性は、自分大好きで自身のことしか見えていない人が多め。ムダに承認欲求が強く、言いたいことだけ言って満足するタイプです。いい年して自分のことばかり話す人は、精神的にも幼いし協調性がないので、結婚しても苦労するだけなんじゃないかと思います。くれぐれも気をつけて。
2019年09月09日一念発起して婚活パーティへ挑んだのに、出会った男がとにかく最悪だった!……なんてことは婚活市場ではよくあること? 今回は、3名のアラサー女性からうかがった婚活パーティで出会った最悪な男たちとの出会いエピソードをご紹介します。イラスト・角佑宇子モテ度を試したかっただけの既婚者男「3回ほど婚活パーティに参加したのですが、本当に全くと言っていいほど素敵な人が現れなくて『婚活パーティなんてこんなものか』と諦めていた時に、気の合う男性に出会いました。彼は営業職ということもあってか、とても話がおもしろく紳士的な人でした。見た目はどこにでもいる普通の男性なんですが、非常に気遣いのできる方で婚活市場には珍しいほどの優良物件。おのずと私も気持ちが傾くようになりました。しかし、いよいよ本格的なお付き合いが始まるかなというタイミングで、実は既婚者だったということを告白されました。なんでも、結婚して10年以上経つ自分が他の女性からみて男として見られるのか、モテ度を試したかったのだとか。『お遊びのつもりで参加したけど本気になっちゃったから、君と付き合いたい』って……不倫の時点で本気も何もないだろうがっ!!」(30歳・看護師)オンラインとオフラインで人が変わる男「婚活に来る男性って、こう言っちゃなんですがちょっとコミュニケーションを取るのに苦手意識が強い人が多い印象ってありません? 実際、私が出会った男性の多くは会話が続かない人が多かったです。こちらから何か質問を投げかけても『はい』『いいえ』で終わりな感じ。ある婚活イベントで出会った男性も、そのタイプでした。でも趣味などの共通点もあって他の男性に比べるとまだ話しやすいほうかなと思ったのでLINEを交換することに。だけど、LINEを交換してびっくり。寡黙な印象の彼とはうって変わってLINEでは『今日はありがとー! ゆみこちゃん、すっごく話しやすくて感じ良かった さっそく来週の土曜日、食事行きましょう!』というテンションアゲアゲなご様子。本当に同じ人間? と首を傾げてしまいました」(33歳・会社員)余計なひと言が鼻につく男「私が出会った男性は、余計なひと言が多い人たちばかり。『本命の女性がいたけど、その子が別の人とカップル成立したのであなたのところに来ました』と正直すぎて全く嬉しくもないアプローチをされました。また、別の婚活パーティでは『もうちょっと若かったら最高だったな』と正面を切って言われたこともあります。若かったらって……私は32歳で、相手は41歳ですよ? あなたよりも、断然若い私がなぜオバサン扱いをされなくてはならないのか本当に最悪でした。私もたいがい失礼ですが、こういうこと言っちゃうから相手が見つからないんじゃないかと納得するほど、嫌味な感じ」(32歳・会社員)期待しすぎないくらいがちょうど良い?婚活パーティとひと口にいってもピンキリ。高い会費を払えば、必ず良い条件の男性が見つかるとも限りませんし、見つかったとしても好きになれなければ意味がないですよね。それほどマッチングは難しくもあるので、1回のイベントで必ずベストな相手を見つけようと躍起になるよりも、良い人がいたらラッキーくらいの気軽なノリのほうが結果として良い相手を見つけやすいのだとか。
2019年08月24日「代理婚活」ってご存知ですか?読んで字のごとく、本人に代わって婚活を行うことなのですが、誰が?というと、それは親。「え!両親が私の結婚相手を探すの?そんなの無理!」なんてはじめから拒絶しないで。案外、上手くいくパターンも多いようです。今回は、3人のお母さまの体験談から、成功のコツを紐解いてみたいと思います。■恥ずかしがり屋な娘の代わりに最初にご紹介するのは、28歳の娘を持つFさん(52歳)。婚活したいけど、ちょっと恥ずかしい…という我が子に代わり、相手を探してあげよう!と奮起したのだとか。「私が利用したのは、データマッチング型の相談所。こちらのデータや希望を伝えて、よさそうな相手を紹介してもらいます。最初に娘としっかり話して『これだけは譲れない』という条件を聞き、まずはそこをクリアしている人を探してもらいました。相談所に提示された3名の男性のプロフィールから、一番好感を持てた方のご両親にお見合いしたいとお伝えして、とんとん拍子に話が進みました」いくら代理でお願いするからと言って、すべて「親にお任せ~」はいけません。最低限の希望は伝えておかないと、後で断るのに苦労する…ということも。■親婚パーティーに夫婦で参加続いては、27歳の娘がいるJさん(60歳)。Jさんは親が参加する「親婚パーティー」に夫婦で参加したそう。「娘の結婚相手には、ついあれもこれも…と欲張って、お子さんのプロフィールの出身大学や年収などを細かくチェックしてしまいました。しかし、主人の『我が子を過大評価しすぎ』というひと言で目が覚め、人柄を重視して探すことに。一番話が盛り上がったご両親と後日改めて、子どもを交えてお見合いを設定。想像通り素敵な男性で、今は娘と結婚を前提に交際しています」「自分の娘には、苦労なく幸せな結婚生活を送ってほしい」との思いから、高望みしてしまい、結局、誰とも巡り合えなかった…というのも代理婚活の失敗あるある。学歴や職業が全てではない、フィーリングが合うかどうかで選んでほしい、ということを両親に伝えておきましょう。■母娘で婚活を頑張った日々最後は30歳の娘のお母さんであるMさん(54歳)。彼女は親子で婚活に励んだそうです。「結婚するのは私ではなく娘ですからね。私はあまり口を挟まず、聞かれたらアドバイスする程度に。親が勝手に断るのは筋違いなので、主導権は娘に握らせて、こちらはサポート役に徹したんです。結果的に本人が『いいな』と思う人を選んで、連絡を取り合うようになりました」これもありがちですが、子どもの気持ちを聞く前に、親が「あの人はやめたほうがいい」「この人はおすすめしない」と暴走するパターンもいただけません。あくまでも両親は「アドバイザー」、そう裏方なのです。一生の伴侶を決めるのですから、せめて最終決定は自分でするようにして。■自分の人生の主役はあなた婚活したいのに、なかなか踏み出せない…。自分はまだその気はあんまりないけれど、父や母が早く結婚しろとうるさい…。という親子にぴったりだ、と需要が高まっている代理婚活。ただし、両親の役目は、どこまでいっても「きっかけづくり」だと思うのが正解。意見は取り入れても、最後は自分で決めるようにしましょう。あなたの人生の主役は、まぎれもなく、あなた自身なのですから。
2019年07月28日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情392】「そろそろ結婚につながる恋をしないと」と考え、真面目に婚活を始めた矢先、カラダ目的のクズ男の餌食になった……というのは避けたいところ。たとえ理想通りのイケメンでも、そんな男には時間を割きたくないですよね。そこで今回は、婚活に潜むカラダ目的のクズ男の手口をお話しします。■すぐに会おうとする=高確率でヤリ目結婚相談所などお堅めの場所で出会ったのなら、すぐに2人で会うことになっても、まぁ危ないことはそうないでしょう。でもマッチングアプリや街コンで知り合って、たいしてやり取りもしてない段階で相手から「飲みに行こうよ!」と言われたら怪しんでいいかと。カラダ目的の場合、正直、やり取りは煩わしいし、相手の内面なんて別に知りたくないんです。「いいな」と思った男性に誘われたらうれしい気持ちはわかります。でも、お互いのことをほぼ知らない状態なのに、すぐに飲みに誘われる、しかも遅い時間から……というのなら、きっぱり断ったほうが安全。または「今忙しくて。来月でもいいですか?」と時期を伸ばし、その間マメに連絡をくれるか様子を見たほうがいいでしょう。もし1ヶ月間、一切連絡してこないのであれば、あなたの内面には興味ナシってことです。■身元不明の人には会わないでそもそもですが、本名や職業がわからない人には会わないほうがいいでしょう。これは筆者の経験なのですが……以前、アプリで知り合った男性が食事に誘ってきて、半ば強引に会う日時を決められ「ご飯屋さんを予約しました!」と言われたことがあったんです。「なんかおかしい?」と思ったため「当日、もしかしたら仕事の都合で10分か20分遅れるかもしれないので、先にお店に入っててください。予約名は何ですか?」と聞いたら「せっかくだから一緒に入りましょう。待ってます」。「待たせていると思うとプレッシャーなので…先に入っててほしいです。予約名を教えてもらえませんか?」と再度、名前を聞いても教えてくれず。しまいには「僕の家、その店から近いので駅に着いたら連絡ください。駅に着いたら家を出ますから」と。このとき「あ、名前は教えない、家は近いって危ないパターンじゃん」と思い「名前も教えてもらえず、食事の場所がそちらの家の近くとなると不信感しかありません。残念ですが、食事はパスで」とお断りの連絡を入れました。2人で会う前に、少なくとも相手の本名は知っておいたほうがいいですよ。今は何かしらSNSをやってる人が多いので、事件に巻き込まれないためにも、できればアカウントを教えてもらって、どんな人か確認してからデートしたほうがいいと思います。■お金持ちアピールをしてくるあとは、無駄にお金持ちアピールをする男性も気をつけたほうがいいですね。相手の警戒心を解く&自分に興味を持たせるために、たいしてお金はないくせに、必死にアピールしてくるクズ男も少なくありません。女性の中にいません?男性が財力をちらつかせると「この人を逃すまい!」と躍起になって、気に入られるため、相手の望むままにエッチをしてしまう人。本当にお金持ちな男性は、自分の内面を見てくれる女性を探そうとして、最初はお金があることを隠す場合も多いですよ。ひけらかすのはお金以外に自信のある部分がない人か、カラダ目的の人だと思っていいでしょう。もし1回目のデートでやたら稼いでる話や、いい所に住んでるアピールした後に、家かホテルに誘ってきたら逃げてよし。お金があると言えば女性はなびく、と思ってるクズ男かもしれないので気をつけて。■面倒なのは、1回でポイじゃない男1回エッチして音信不通にするのではなく、2~3回、エッチ込みのデートをしてからフェードアウトする人もいますよね?この場合は2つの可能性が考えられます。1つは付き合うつもりだったけど、何度かデートして「ん?なんか違うな」と違和感から離れるパターン。もう1つは、最初から3回くらいで切ろうと思ってたパターン。もともと3回くらいで切ろうと思ってる場合は、家の場所を教えなかったり、仕事を教えなかったりと個人情報を伏せるケースが多いでしょう。遊ばれないためには、彼の情報が少ない状態でエッチしないことですね。あなたが「この人とは寝るだけでもいいかな♪」と割り切れるのであればいいのですが、そうでないなら雰囲気に流されるのはNGです。できれば3回目くらいまでは普通のデートを楽しんで、付き合うかどうか決めてからエッチしたほうが、無駄に不安にならずに済むでしょう。■焦っても簡単に寝ないで婚活に潜むクズ男には本当に注意してください。基本的に猛アプローチしてくるのは、本気で好きかカラダ目的か、そのどちらかです。出会ってすぐに家やホテルに誘う男性はたいてい、相手よりも自分の気持ちを優先させるタイプなので、気をつけて。仮に付き合ったとしても、自己チューで振り回されてしまうかも。というわけで「早く結婚したい!」と焦っても、くれぐれも簡単に寝ないようにしましょう。
2019年07月04日結婚したい。婚活しなくちゃ!という人が、興味を持つ出会いの場の一つが「婚活パーティ」。女性はお手頃価格で参加できることも多いため「とりあえず行ってみようかな?」と思う人も多いのでは?ただ、婚活パーティって明暗が分かれやすいから、うまくいかないと、婚活自体が嫌になる女性もいるみたいです。パーティでモテる人の特徴って何?ということで、「婚活パーティで勝てる女度テスト」を作ってみました。■婚活パーティで勝てる女度テスト以下の中でご自身に当てはまるものにチェック!その数を合計し、該当部分の解説を読みましょう。□ 結婚を焦らない□ 婚活パーティに参加している他の女性と自分を比べない□ 結婚に恋愛を持ち込まない□ 私なんか…と思わない□ 男性の言葉ではなく、行動をチェックする□ 自分の年齢を気にしすぎない□ とりあえず、男性の話をしっかり聞く□ 直感ではなく、肩書、条件などのデータを分析する□ 一目惚れしない□ 疲れてきたら、婚活パーティを休む□ 自分の第一印象をよくする努力をしている□ 友達に相談しない□ ロマンチックな願望&白馬の王子様願望を封印する□ 服装やメイクで自分の個性を出そうとしない数えましたか?それでは下に進んでください。■3個以下:勝率0~20%婚活パーティで勝利する確率はかなり低いです。原因は、結婚したいのか恋愛したいのか、どうしたいのかわからないまま参加しているから。目的が定まっていません。だからどんな男性にアプロ―チすればいいかも曖昧……。まずは自分がどうしたいのか、をハッキリさせてから出直しましょう。■4~6個: 20~50%まだまだ自分のビジョンがハッキリしていないタイプ。そして「結婚相手を探しているんだ!」という自覚がちょっと薄いかも。恋愛相手と結婚相手をごっちゃにしたままだと、なかなか男性を決めきれません。恋愛相手を探すなら、合コンのほうがまだ成果を上げられそうです。■7~9個: 50~70%結構いい線をキープしている、という感じでしょうか?意外にモテるかもしれません。でも「もっといい人が出てくるかも?」という幻想があり、決めきれていない可能性が。「私は何が何でも結婚します!」「1年以内に結婚!」という強い意志を持たないとダメですよ。■11個以上:70%~婚活パーティの勝者ですね。ただ、婚活パーティ荒しのようになっていないかが心配。相手探しよりも、むしろ婚活パーティで自分のすごさを見せつける女同士の勝負!みたいになっていないか、我が身を振り返ってくださいね。■ほどほどに頑張るのがおすすめご自身の「婚活パーティで勝てる女度」は何%でしたか?勝率の低い人は、自分磨きやロールプレイングを頑張るのもいいけれど、つらくなりそうだったら、他の婚活方法に目を向けるのもありかもしれません。婚活パーティには向き不向きもあるし、タイミングも重要です。あまりのめり込みすぎないよう、ほどほどのところで少しお休みするのも大切ですよ。
2019年04月14日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情349】「婚活を始めて3年経つけど、未だに結婚できない……」など婚活に難航し、疲れ気味の女性もいるのでは?サクッと結婚できる人もいるのに、何年経っても結婚できないのは何が問題なのかでしょう。今回は、婚活でつまずきがちな女性の特徴と改善策についてお話ししたいと思います。■出会いがありすぎて一人に絞れない婚活をしたことがある女性ならわかると思いますが、婚活って本気で頑張ると、意外と出会いはたくさんあります。ただ、出会いが多すぎて一人に絞れずにいると、いつまで経っても結婚にはたどり着きません。「この人でいいのかな?」「もっといい人がいるかも」「先週会った人のほうが良かったかしら」と迷っているうちに、目ぼしい男子はさっさと他の女性と交際し、結婚……。ある程度のところで交際に踏み切らないと、いつまでも交際手前の出会いしかないでしょう。筆者も以前、わりと真面目に婚活してたのですが、優柔不断な性格のせいでなかなか一人に絞れず、気づいたら婚活疲れを起こしちゃいまして……。今は「出会いは欲しいけれど婚活はちょっとお休みでいいかな」状態です。本気で結婚を考えているのなら、ある程度(3~4人)まで絞って疲れない程度に並行してデートしたほうがいいかと。■ヤリモク男子を見抜けない婚活の方法も多種多様ですよね。真剣度高めの結婚相談所もあれば、相席居酒屋(orバー)、婚活系のマッチングアプリ、独身者だけを集めたパーティーなどなど。すぐにでも結婚したいと思っているのなら、多少値は張るかもしれませんが、結婚相談所に登録して、条件や相性の良さそうな人を紹介してもらったほうが早いと思います。筆者の知人もマッチングアプリをやめて結婚相談所に登録したら、そこそこお金はかかったものの、目標の“40歳までに結婚”をしっかり達成していました。逆に、マッチングアプリや恋活パーティーなど、遊び目的の男子も簡単に入ってこれそうな場所で婚活をする場合、相手がちゃんとした人かを自力で見抜かなければなりません。間違ってヤリモク男子を引き当てたら時間のロス。まぁ、出会って早々エッチな雰囲気に持って行く男子なら、遊び目的と思ってさっさと切ったほうがいいでしょう。女性の中には「エッチすれば付き合えるかも!?」と期待して寝る子もいますが、それは、遊び目的の男からしたらヒャッホーですよ。真剣に婚活している男性は簡単にエッチに誘ったりしないので。■受け身すぎて自己アピールできないいい出会いがあって連絡先も交換できたのに、自分からは連絡せず、相手から連絡が来るのを待っていては、恋は進みません……。「私に興味があれば、きっと連絡してくるはず」と思っているかもしれませんが、相手もその考えだったら……連絡を一切取り合わず終わりますよ?連絡のきっかけって確かに難しいです。何て書いて送ればいいのか悩みますよね。けど、重くない内容なら何でもいいんです!向こうも興味があったら既読スルーせずに返信してきますから。そこから徐々に会話を広げていけば、気軽にLINEできるようになりますよ。腐れ縁の元カレやセフレがいる婚活をしつつ、未だに腐れ縁の男性(例えば、元カレとかセフレ的な中途半端な相手とか)とデートしている子もいるかもしれませんね。その相手とは、結婚の可能性がないなら、すぐに離れることをおすすめします。好きな気持ちが残っている相手がいると、どうしても新しい出会いがあっても、腐れ縁の彼と比べてしまったりして、なかなか恋愛が始まらなかったりするので。婚活する上で腐れ縁の相手はネックになります。一旦、不毛な関係は清算しましょう。■結婚を妨げるポイントを改善して婚活すれば必ず結婚できるか、と言われたら、そうでもないんですよね。モチベーションもそうだし、自分の審美眼や環境も関わってきます。ただ、悪い点(結婚を妨げるポイント)を一つずつ改善していけば、きっと結婚は近づきますよ!
2019年04月08日Nさん(30代・女性)は、夫に激怒し離婚を検討しています。その理由は、既婚者にもかかわらず婚活パーティや相席居酒屋などに頻繁に出かけ、独身女性とやり取りしていたこと。独身のふりをしていたことにNさんは激怒。そのことを問い詰めると、「あくまでも参加していただけ」「メッセージのやりとりだけで不貞はしていない」と話しているそう。実際に「交際している」「不貞があった」という証拠はないのですが、そんなことは信じられないNさんは、離婚したいと考えています。このような場合、離婚は認められるのでしょうか?銀座ウィザード法律事務所の小野智彦弁護士にお聞きしました! Q.夫が独身のふりをして婚活パーティや相席居酒屋に頻繁に出入り!離婚は認められる? A.基本的には難しい小野弁護士:「基本的に離婚事由にはならないものと考えます。まず、相席屋や婚活パーティーに参加しているだけでは、「不貞行為」には当たりません。成功事例もないということなので、尚更です。離婚事由としては、「その他婚姻関係を継続し難い重大な事由」があるでしょうか。ここでのポイントは、これが原因で夫婦関係が破綻したと言えるかどうかです。相席屋や婚活パーティーは、いわゆる冷やかしで参加する女性もたくさんおり、旦那さんとしても、キャバクラ感覚で参加しているのでしょう。その後連れ出して、デートでもできればラッキーくらいの感覚かもしれません。もちろん、カップリングして、真剣にその方との結婚を考えるというのであれば、不倫関係にも発展し得ますので、その段階で破綻ということになるでしょうが、歯止めがかかっている限り、今の段階で破綻ということにはなりにくいものと思います。奥様が、旦那さんに対して、何度も「行かないでほしい。」「今度行ったのが見つかったら離婚よ。」などと警告し、しかしながら、警告を聞かないで参加を続け、そのことが原因で夫婦関係が険悪な関係になり、その結果、破綻をするというような状況があれば、破綻を検討することも可能と考えますが、そうでない限り難しいのではないかと思います」 少々世知辛いような気もしますが、Nさんのケースでは離婚事由として認められない可能性が高いようです。それでも「離婚したい」と思う場合は、離婚に詳しい弁護士に相談してみるのもいいかもしれません。 *取材協力弁護士:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)既婚の身で婚活パーティーに参加する最低の旦那!離婚は認められる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。既婚の身で婚活パーティーに参加する最低の旦那!離婚は認められる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年03月26日婚活していても、なかなかいい人と知り会えなかったり、合わない相手とマッチングされて嫌な思いをしたり…。そんな経験をしながらも、がんばっている女性は多いようです。これからご紹介するのは、婚活につまずいた3人のエピソード。彼女たちの体験をもとに、失敗を活かして新しい出会いにつなげる方法を探っていきましょう。■男性を2人連続でお断りしたら…まずは、Aさん(専業主婦・30代)の苦い経験から。◎理想と違う人ばかり…同年代の友人が次々と結婚し、焦ったAさん。知人から2人の男性を紹介されたのですが…。「1人目は日程やお店選びを私に丸投げ。2人目はかなり小柄な方でした。リードしてくれるタイプや背の高い男性が理想だったので、お断りしました」◎衝撃の事実が判明数日後Aさんは、2人が自分より先に断りの連絡をしていた事実を知らされます。「ショックでしたね…。でも、私に好みのタイプがいるように、当然ですが、彼らにも理想の女性像があることに気づいたんです」それからは第一印象だけで判断せず、相手の話をよく聞くように心がけたそう。「目の前の相手とじっくり向き合えるようになりました。今の主人も、最初は口下手でしたよ」自分の理想にこだわりすぎると、ささいな点が気になって全否定してしまいがち。最初から相手にすべてを求めないことが大切なんですね。■幸せな婚約が…いきなり急展開!次はBさん(未婚女性・20代)に訪れた悲劇です。◎これは運命の出会い!?マッチングアプリで出会った男性とデートで意気投合し、数ヶ月後にはプロポーズされて婚約したのだとか。「今思えば、展開が早すぎましたね。やたら結婚を急ぐ彼をもっと疑うべきでした」◎そんなの聞いてない…!男性の実家を訪ねたBさんは、やさしそうな両親と対面。「すごく大きな家で、家柄も良さそう!と、すっかり安心してました。『それで、いつからここに住むの?』ってお義母さまに聞かれるまでは」Bさんは、初めて彼の実家が二世帯住宅であることを知り、頭が真っ白に。彼を問い詰めると「最初から同居するつもりで、去年新築した」と白状したそうです。結局、悩んだ末に婚約は破談になりました。人や世代、時には地域によって、結婚に求められるものは大きく異なります。将来を考えている相手とは、家や仕事、お金など、聞きにくい内容ほど早めに話し合っておきましょう。同居や介護の話題は特にモメやすいので要注意!■婚活で燃え尽きて…最後は、婚活三昧だったCさん(既婚女性・30代)のケースをご紹介します。◎パーティー通いをやめたワケCさんは出会いのチャンスを広げるため、休日になると婚活パーティーをハシゴしていました。しかし次第に、嫌な思いをする機会が増えていったそう。「いきなり3サイズを聞く、ホテルに誘ってくるなんて人もザラで…。やんわりお断りしたら逆ギレされたこともあります」◎自分の気持ちに向き合ったら…ほとほと嫌になったCさんは、いったん婚活を休み、趣味の山歩きを再開。「雄大な山並みを見ていると、結婚なんてどうでもよくなっちゃって。ですがその後、今の主人と山小屋で知り合いました」世の中には交流の場がたくさんあり、集う人もさまざま。うまくいかない時は、思い切って場所を変えてみませんか?結局、自分が楽しいと感じられるところが一番!あなたに合う婚活の場がきっとあるはずですよ。■自分なりの「出会い方」を見つけようがんばったらうまくいくとは限らないのが、婚活の難しいところ。ですが、失敗から学んで次につなげることはできるはず。必要以上に落ち込まず、前向きに進んでいきたいですね。
2019年03月01日さまざまな事情で結婚に縁がないまま、気づけば30代、40代に。そこから婚活を開始するには、何に注意すればいいのでしょうか。20代とはやはり違うもの?そんな疑問を解消するべく、アラサー・アラフォーでパートナー探しを始めた女性に話を聞いてみました。みごと幸せをつかんだ方々からのアドバイスもご紹介します。■成功の秘訣は?まずは、30~40代の婚活において心得ておくといいことを見ていきましょう。「アラフォーにもなると、お相手はバツイチの人が増えますよ。個人的には、同年代で結婚歴がない人より、ひとつくらいバツがついてる人のほうが人生経験豊富で魅力的に感じることも。離婚理由はしっかり聞きましたが…」(45歳/自営業)「焦ってないならいいけど、目的は常に明確にしておいたほうがよさそう。単に恋したいわけではなく結婚がゴール。私もここの部分を何度も見失いかけましたが、求める条件も結構変わってくるんですよね」(30歳/幼稚園教諭)「正直、魅力的な人は、既に誰かのものに…失礼ですが、これから出会う同年代の独身男性は、クセがある人も多いかも。どうしても譲れないポイントをひとつだけ決めて、ときには妥協する気持ちも必要かと思います。あと、私は自分のアピールポイントをすぐ言えるように準備することで、周囲の空気に圧倒されずに会話ができました」(40歳/事務)結婚後どういった生活を送りたいのか、自分にはどんな長所があって、未来の夫に求めるものは何かなど、事前に考えることはたくさんあるようです。婚活となると相手に目がいきがちですが、まずは自分とじっくり向き合う時間が必要なのかもしれませんね。■未婚の理由を聞かれたら急に婚活に力を入れたり、40歳前後で相手探しを始めたりすると「なぜこれまでひとりだったの?」なんて質問をされることもあるよう。そのときは、どう答えるのがベストなのでしょう。「仕事を続けたいなら、そう主張してもいいけど『別にひとりでも生きていける』みたいな空気は出さないほうがいいかも…。私もそれで何度か失敗したので」(33歳/薬剤師)「『なかなかいい人に出会えなくて』と言ったせいで、少し引かれたことがあります。理想が高そうに思われるのかな」(41歳/音楽教室講師)「私の感触としては『合コンが苦手で職場も女性ばかり。出会いがなかったんです』がおすすめ!真面目な雰囲気を出せるうえ、誰にも選ばれなかった虚しい女って感じにもならないので」(36歳/エステ系)異性から相手にされなかったのではなく理想が高いわけでもない、でもパートナーは欲しい。そんな絶妙な返事をしなければならないなんて…。嘘にならない返答をあらかじめ用意しておくと、ふいに聞かれたときも自然に答えられそうです。■成功率を左右する婚活場所の選び方若い頃とは違って、場所選びも運命の分かれ道となるのだとか。成功者がおすすめする、婚活に適した場所とは?「若い女性がたくさんいる大人数のパーティーはNG!ライバルが強敵すぎます」(44歳/旅行代理店)「食事会は気楽だけど、結婚相手に出会える確率は低いかも」(31歳/化粧品販売)「友人の紹介がおすすめです。先にある程度の情報をもらえるから、相手もこちらに悪い先入観を持っていないと感じました」(34歳/飲食店)「効率重視なら、費用がかかっても信頼できる相談所」(40歳/訪問看護)あちこち出向いて場数を踏むのは大切なこと。でも、望み薄な戦いに挑むと、お金も精神も消耗してしまうことも。婚活市場における自分のポジションを見極めて、需要と供給がマッチする場所で効率よく活動しましょう。■今年中の結婚も夢じゃない!現在婚活に苦戦している方も、これから始めようとしている方も、「年齢がネック」なんてネガティブにならないで。アラサー・アラフォーから始めてしっかり幸せをつかんだ人だってたくさんいるんです。みなさんもあわよくば、1年後には素敵な家庭を築けているかも!?
2019年02月15日「婚活って女性同士のダメ出しが厳しいです…」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。数年前から婚活をしているトピ主さんですが、既婚女性の多い職場に勤めており、「同僚や先輩からの上から目線のアドバイスにウンザリ」しているそうです。ダメ出しをされたり、アクセサリーから食べ物のことまで細かくアドバイスをされたりで気が滅入ることもしばしば。「女性同士の恋話ってもっと楽しいイメージでしたが、結婚すると価値観や物の考え方が固定化してしまうのでしょうか?」と問いかけています。大人になると、「恋バナ」が楽しくなくなる理由職場の既婚女性との恋バナが楽しくない理由は、現在進行形で見えている景色が違うから……ということに尽きるでしょう。以前、数人で未婚女性の恋愛相談を聞いた際、既婚女性が「そんな頃もあったな〜とか思っちゃう!」と陽気に発言し、その場では笑っていた未婚女性が、後から「あの言葉に少し傷ついた」と教えてくれたことがありました。今まさに真剣に恋愛に取り組んでいる彼女からすれば、恋愛のフェーズで悩んでいる自分が愚かに感じられ、傷ついたのだろうと思います。だからと言って、「私は真剣に話してるんだから!」なんて本音をぶつければ、既婚女性たちは聞き役に徹するしかなくなり、会話も弾まなくなってしまうでしょう。要するに、相手に嫌な思いをさせようという意図がなくても、”今見えている景色”が違うだけで、うまく話が噛み合わないこともある……ということです。学生時代の恋バナが楽しかったのは、お互いに同じような立場・状況だったから、という理由も少なからずあると考えられます。恋愛はナイーブな部分を含む話題ですし、自分と同じように婚活に励んでいる友達か、ごく親しい友人か、あるいはカウンセラーなど第三者である相手を選んだほうが、快く楽しく話せると思います。「今の関心事」以外に目が向かなくなりがちなのは、誰でも同じ既婚女性からのアドバイスについて、「一昔前のテクニックみたいのが多くて正直役に立ちません」とトピ主さん。ですが、それはある程度、仕方のないことではないでしょうか。彼女たちはもう“恋愛テクニック”が不要な生活をしており、だから新しい情報も更新されない。それで何ひとつ、困ってもいないわけです。「恋愛」のフェーズを過ぎた人が、「家庭生活」「住宅」「子育て」「教育」「介護」などに関心が移っていくのは自然なことです。人は過去を忘れていく生き物ですし、目の前の関心事以外にエネルギーを割く余裕がない人もいます。そういう意味では、トピ主さんも今婚活のことで精一杯だからこそ誰かに気持ちを聞いてほしくなり、つい職場でも話してしまうのかもしれませんね。女性の多い職場で、マウンティング合戦を避けるには?無論、女性同士のコミュニケーションにおいて、恋愛や結婚の話題を一切しないのが難しいことも理解しています。多様な人が集う職場では、「皆が分かる無難な話題」として恋愛や家庭の話題が選ばれるケースも少なくありません。あれこれ言われたくなければ、自分の話題を極力出さないのもひとつのテクニックです。話したい気持ちをぐっと堪え、こちらから話題を提供しないようにしていれば、そのうち別の話題に移行していくことでしょう。嫌な発言をされた際、毅然と怒るのもひとつですが、波風を立てるのが嫌ならば、あえて「そんなふうに言われると傷つきます……」なんてしょんぼりしてみせるのも一案。そうすれば、追撃はしてこないと思います。職場でのサバイバルスキルは色々あるので、ぜひご自身に合った方法を考えてみてくださいね。また投稿内には、「男性社員から私だけチヤホヤされることが多い」「その分、ダメ出しが厳しくなってる気がする」「既婚の方はもう旦那さんがいてモテる必要もないと思う」といった記述も。実際に”嫉妬”も含まれているのかもしれませんし、上から目線の言動をされれば「私のほうが女として勝っている」と反発したくなる気持ちもよくわかりますが、マウンティングにマウンティングで返せば、マウンティング合戦が激化するだけ。結婚していようといまいと、異性に優しくされて「嬉しい」と感じる気持ちがなくなるわけではないことも、心得ておきましょう。さまざまな立場の人がいる職場でのコミュニケーションは本当に難しいと思いますが、TPOに応じて“本音を出す加減”をコントロールするのも大人の知恵のひとつ。できるだけ気持ちをすり減らさず、「自分が気分よくいるためにはどうすれば賢明か」を考え、ぜひ実行していってみてくださいね。そうしていたほうが、きっと現在進行中のお相手とうまくいく確率も上がると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年02月11日「相手の性格はどこまで受け入れる?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳。婚活で知り合った男性の性格のことで悩んでいます。その彼はSNSに頻繁に自撮りを投稿する習慣があり、トピ主さんは「37歳にもなってそんな事してるの?と結構引いてしまった」そうです。ただ、それを除けば「彼に決めたい」と思っていて、年齢も近く、エスコートしてくれるし、話しやすいし、優しいし、食事していても嫌ではない。彼の個性として受け入れるべきか、それともこういうタイプを夫にすると大変なのか……と問いかけています。「絶対に許せないこと」と、「好きな点・尊敬できる点」を書き出してみよう理解できない彼の自撮り行動に対し、「自己顕示欲が強いのか、かまってちゃんなのか、極度の寂しがり屋なのか」と分析をしているトピ主さん。ただそんな彼だけれども、何かを強要したり勧めたりしてくるわけではない。何より、婚活ではかなり年上の男性からの申込みばかりで、「こんなに年が近い人で、話して疲れない人はもういないかも」という焦りもあり、彼を選びたい気持ちもあるようです。人間関係は、相手に多少理解できないところがあっても、「絶対にこれは嫌だ、許せない」というほどのことはなく、かつ相手に「好きなところ」や「尊敬できる部分」があれば続きやすいです。彼がこの両方を満たしているかどうか、まずは検討してみましょう。表題にもありますが、「相手の何もかもを受け入れなくては……」とまで極端には考えなくていいと思います。どんなに大好きな恋人でも、親しい友達でも、長く付き合っていく中では、「ここはちょっと考え方が違うな」「相手のこういうところだけは苦手かも」などと思ってしまう瞬間はあるもの。しかしそこを許容しあい、良いところを見て魅力を感じあえるならば、仲良くしていくことができます。恋愛では一時期、ネガティブな部分がまったく見えなくなるほど相手にのめり込むこともありますが、そのような状態は長く続かないのが常です。ということで、以下について自分の考えを書き出してみましょう。(1)自分がパートナーに対して、「絶対にこれは嫌だ、許せない」と思うのはどんなこと?(2)「その彼」の好きなところ、尊敬できるところはどんなところ?トピ主さんが「絶対にこれは嫌だ、許せない」と思うのはどんなことでしょうか。彼の言動や挙動の中に、そう感じる瞬間がないか振り返ってみるといいでしょう。併せて、その彼の好きなところ、尊敬できると思うのはどんなところなのか。「絶対に許せない」と思うほどのことがないならば、気に入っている部分もあるわけですし、交流を続けてみてもいいのでは。そして、(2)もしっかり確信できるようになると、結婚に対しても前向きな気持ちが強くなってくるかもしれませんね。「結婚を決める」ために必要な確信とは重要な決定で迷うときは、「すぐに決めないで様子を見る」という選択肢も検討してみてくださいね。知り合ってすぐに結婚を決めてうまくいく例もありますが、トピ主さんの心には迷いがあり、その“勢い”も付いていない。ならば普通に楽しい交流をするなかで、様子見をしてみるのが最善のように思いました。結婚は人生を左右する大きな出来事ですし、「この人とやっていこうかな、やっていきたいな」と思う瞬間が来てから決断しても遅くはありません。お見合いのシステム上、すぐに答えを出さなければならないならば、「まだ気持ちが追いつかないので、ゆっくり関係を進めたい」と伝えた上で、結婚は確約せずに交際を始める……というのも一案。「今すぐ彼を断ったときの後悔と、付き合った後でダメになったときの後悔と、どちらが大きいだろう?」といった観点で考えてみるのもおすすめです。もちろん、どんなに交際に時間をかけても相手のすべてを知ることは不可能なので、迷いがゼロになることはないかもしれません。しかし少なくとも、「この人とやっていってみよう」と思えるくらいにまで気持ちが固まらなくては、結婚は決まらない。そう考えれば、その彼とはまだ結婚を決めるには時期尚早、ということなのかも。彼側の気持ちや事情もあるでしょうし、トピ主さん側だけで決められることではないですが、結果的に「急がば回れ」になってしまうのは本意ではないですよね。長引かせたくないならば「半年で最終結論を出そう」などと期間を決めた上で、少しだけ余裕を持って関わってみてはいかがでしょうか。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月21日今ドキの婚活事情を調査したところ、結婚に対する意識の違いで行動が二極化していると判明。さまざまな要因で揺れ動く女性たちのリアルな動向に迫ります。今回の取材で目を引いたのが、結婚したいのに行動しない女性たち。日々充実していて、「自分らしく無理せず結婚できたらラッキー」と“棚ぼた”感覚が強め。それでも「いつかは結婚を」とこだわる理由には、世間体や親など第三者の目線があるよう。一方、「結婚=自分の幸せ」と捉える女性は、確実に結果を出すべく“ガチ”で婚活に励んでいる。ここでは、棚ぼた派とガチ勢の実態を深ボリ。実際の声や婚活のプロの見解を知ることは、自分の婚活意識を見直すきっかけになるはず。25~35歳の独身女性300人に調査を実施!Q:結婚したいですか?YES83%NO17%Q:婚活してますか?YES32%NO68%結婚を望む声が圧倒的なのに対し実際に婚活している女性は3割と、思考と行動にかなりのギャップが。9つの事例を見てみましょう!ケース1:計画的な最短婚活で“20代出産”を死守!職場の女性はほぼ既婚。ここで社会的な信頼を得るには結婚が必須と認識。どうせなら体力のある20代で産み、子育て後に好きなことをしようと計画しています。ムダが嫌いなので、結婚向きじゃない相手は3か月で見切りをつけるのがモットー。現在は同期の彼と同棲中ですが、出産のタイミングから逆算して私から結婚を切り出しました。実は、別れた時のために次の候補も目星をつけてます。ケース2:合コンはもう限界!婚活アプリで新境地を狙う。32 歳を迎えて合コンに限界を感じ、婚活アプリに移行!“お坊ちゃま”が好きで歴代の彼は由緒正しい家柄。今さらハードルを下げられなくて。私は受け身で、入り口が狭くて中に入ると長く付き合う“ツボ型”。条件がマッチする人を絶賛リサーチ中です。ケース3:彼氏ができたって婚活行脚はまだ続く。週1で婚活を続けて4年ぶりにできた彼氏は、収入が不安定な職業。条件が全てではないけれど、結婚するには不安。「いい教育を子供に与えるには、世帯年収は1000万円必要」と親から言われ続けてきたこともあり、なんとか彼の収入を上げる方法を考えています。と言いつつ、保険をかけるために出会いの場には積極的に参加。結果的に彼の良さを再確認しているので、罪悪感は特にありません。ケース4:金額=結婚への意思。真剣な出会いは有料で探す。30 歳前後の結婚ブームに焦りを感じ、32 歳で結婚相談所に入会。登録金は親が誕生日プレゼントとして出してくれました。そこで感じたのは、非効率的な合コンやバーは出会いの場に入らないということ。無料で探しているうちは、本気とはいえない気がします。ケース5:結婚も悪くない、けど執着心がないんです。結婚願望は一応ありますが、「婚活」は自分らしくないって思うんです。私は家庭環境の影響で、昔から自立心が超旺盛。社会的にも不況世代ゆえ、一生一人でも困らないように総合職を選びました。子供は欲しいって思うけど、今の職場は産休・育休の前例がないので結婚して母親になるっていう具体的なイメージがわかなくて。それも「婚活」しない理由の一つになっているのかも。ケース6:2020年までには結婚したい。でもコミュ障で婚活は面倒。彼氏いない歴5年ながら、婚活は年1程度。趣味のカフェ巡りが楽しいし、初対面の人と話すのもニガテ。何より、そういう場で無理して探すのは何か違う気が…。とはいえ、実家に帰省するたびに親の老いを感じ、花嫁姿を見せて親孝行したいと思う気持ちは強くなる一方。世の中的にも生涯未婚は風当たりが強そうなので、即離婚でもいいから30歳を迎える2020年までに嫁ぐのが目標です。最近、元彼と再会し、復縁に向けて試験期間中。ダメだったら婚活の頻度を上げなきゃいけないのかな…。ケース7:恋人あり!でも“棚ぼた”女子な理由。結婚願望が強かった私と自由人な彼。結婚したいアピールをしても、かわされちゃう。そんな中、体調不良で彼が仕事を辞めてしまい、私が働いて彼が主夫になるスタイルをとることに。職場で未婚なのは私1人だし、親も安心させたいからこれを機に結婚して扶養家族にならないかって提案しているのですが、今現在、回答なし。結局、結婚<彼が好き、なんですよね。今、交際12年目です。ケース8:合コン乱れ打ち期を経て恋愛・結婚こじれモードに突入。28歳の時、結婚ラッシュに焦りを感じ、週7で合コン。連戦連敗でダメージをくらい続けるもついに恋人が!しかし彼の海外赴任が決定。友人は「結婚のチャンス」と言うけれど「私となんて結婚したいはずがない」と一方的に別れを宣言(友人たちからは非難殺到でしたが…)。会社はいまだに男社会で独身の女性役職者は超少数派、という時代錯誤な環境。だから結婚はしたい。でも今さら合コンに行く気も起こらないし、紹介は後が面倒。32歳で恋愛の成功体験0、本当は自信ないんです…。自分を見極めることで婚活のあり方も明確に。婚活に前のめりなガチ派と、行動しない棚ぼた派。ともに結婚を希望しながらも、行動が二極化する背景とは?婚活アドバイザーの水野真由美さんは、「趣味の多様化やSNSの普及で孤独感が緩和され、パートナーの存在が必須だと感じない女性が増えています。一方で、社会に対する不安や未婚率の高さを理由に早期から婚活を始めるパターンも」と分析。ガチ派のケース1のように計画的に行動することで、出産後の社会復帰が早くなるというメリットも。そのため、キャリア志向の女性の間では早期結婚希望者が増加中なのだそう。「ケース2は自身を“ツボ型”と称していますが、婚活はむしろ間口を広げることが重要。受け身の姿勢にとどまらず自分からもアプローチをすると結果もすぐわかるので、ハードルの下げどころが見えてくるはず。ケース3や4は婚活に対して非常に前向きではあるものの、行き当たりばったりで自分の中で本当に納得がいく結論が出せない状況ですね。まずは自分がどう生きたいのかを明確にした上で相手に求める条件を絞っていかないと、30代の婚活は迷走化する恐れが」棚ぼた派には、「棚ぼた的な出会いで結婚する確率は、結婚全体の4%程度にすぎません」とクギを刺す水野さん。「ケース6や8は、複雑なコミュニケーションや恋愛の煩わしい面を避けたいように見受けられます。結婚するしないにかかわらず、人と繋がる力は孤独では生きづらい老後に向けてますます必要になります。その点を踏まえ、婚活の必要性を再検討してみては。とはいえ、人生のあり方は人それぞれ。強い意志や覚悟さえあれば、ケース5や7のような自分らしい生活を追求することも、選択肢のひとつだと思います」水野真由美さん婚活アドバイザー。ラブライフバランス研究所代表。個性を引き出し婚活に活かすカウンセリングを2000人以上に実施。お見合い支援や講演も行う。※『anan』2019年1月2・9日号より。イラスト・死後くん取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2019年01月04日数々の出会いと別れを繰り返す婚活期間。ときには、ちょっといいなと思って何度かデートを重ねてから、「やっぱり違うかも…」と感じることもあるもの。妥協はしたくないけれど、下手にお断りして相手の男性を傷つけるのも気が引けますよね。経験者のエピソードをもとに、上手な断り方を考えてみましょう。■とにかく相手を立てて断った男性を不快にさせずにお断りするには、相手を持ち上げることがポイントのよう。具体例をご紹介します。◎一緒にいると劣等感を覚えて「相手が結構エリートで育ちもいい方だったので、『引け目を感じてしまい、一緒にいて落ち着けないんです』ってお断りしました。男性側も『こればかりはしょうがないよね』って納得してくれたみたい」(29歳/事務)◎私では支えきれないと思って「婚活では、最初のデートで仕事のことやこれからの目標の話を聞くようにしてます。それでその人の考え方とかもわかるし、何度か会ってやっぱり違うなぁと感じたら、『私では○○さんの夢をサポートできそうにないので』ってお断りできるので」(30歳/インストラクター)結婚に直結している婚活では、「釣り合わない」と伝えることで、上手にお断りできる場合も。相手の収入や家庭環境、ルックス、意識の高さなど、自分より勝っていると思うところを挙げてみましょう。男性によっては「そんなの気にならないよ」と食い下がる人もいるかもしれませんが、「私は気になるから」と押し通すのがコツ。■実は私○○なんです!中には、話をオーバーにして、相手が引き下がるように仕向ける女性も。◎実は私、借金があるんです「節約家タイプの男性に『私、浪費家で借金があるんです』とウソをついてお断りしたことがあります。実際ショッピング好きなのは事実なので。相手の方も、思った以上にあっけなく引き下がりました」(32歳/医療事務)◎実は超絶ファザコンなんです「私すごいファザコンで、結婚する相手も父に似た人じゃないとイヤなんです…ってお断りしたことが何度か。まぁ、実際に仲はいいほうかな」(28歳/歯科衛生士)ウソをつくのは気が引けますが、事実を誇張する程度なら罪悪感も薄れますね。相手の性格などをもとに、どのような断り方が有効かを考えるのがポイントと言えるでしょう。■考えが甘かった…断り方失敗談相手を傷つけないように努めた結果、上手に断れない場合もあるようです。最後に、そんな婚活での失敗談を見てみましょう。◎常套句でお断りするつもりが…「『私にはもったいない方です』というお断りの文句が通じず、結構しつこく粘られたことがあって…。結局『タイプじゃないんです!』と正直に言って、気まずく別れました」(29歳/司書)◎かぐや姫作戦を試したのに…「『髪は短いほうがいい』とか『料理上手な人がいい』とか、ワガママな条件をいろいろと出して諦めさせようとしたところ、全部クリアされてかえって断りにくくなる羽目に」(31歳/飲食関係)無難な断り方や、条件をつけるような方法では引き下がらない男性もいるんですね。そこまで想ってくれるのはありがたいことですが、希望を持たせるような言い方はやめたほうがいいかもしれません。かぐや姫がお婿さん候補に無理難題を出したように、ハードルの高い条件をいくつか突きつける場合は、絶対に不可能であろう内容を考えてみて。■悪役に徹することがポイント婚活で男性を傷つけない断り方をしたいなら、相手より劣っていることを強調するか、何か問題があるフリをするなど、自分が悪役になりきるのがカギと言えそう。良く思われようとしないでハッキリと断ることが、お互いに気持ちよく次に進むためにも、大切なのではないでしょうか?
2018年12月04日婚活パーティ、参加していますか? いろいろと賛否両論がありますが、まっとうな男女の出逢いの場といったら、これにほかならないでしょう。本気で永遠の愛をつかみたいなら、行くしかない! そして、目立つしかない! のです。そこで、スタイリストでもあるライター角が、ファッション戦略を打ち立てました!文・角侑子【スタイリストのファッション恋愛術】vol. 5やっぱり出逢うためには婚活するしかない。一大ブームを築いた婚活。今でも週末は各種イベント会社がこぞって婚活パーティを開いています。そんな婚活も、現状では男性の参加率が低い、成功率が低いなどのマイナス面も噂されていますよね。かといって、そこに行く以外に出逢う場所がわからない。マジメに結婚を考える相手にだけターゲットを絞りたい! そう思うならやっぱり婚活なのです。女性参加率の高い婚活の会場で勝ち抜くためには、服装から戦略を練りましょう!今回はスタイリストでもあるライター・角の婚活市場を勝ち抜くファッション術をご紹介します。大事なのはモテよりも、ウリ! 自分の魅せパーツはどこ?婚活ファッションで検索するとさまざまな情報が入りますが、それを鵜呑みにすると失敗してしまいますので要注意です。不特定多数が好きそうなモテを狙うのではなく、ほかの誰にも出せない自分だけのウリを表現するファッションを身に着けましょう。でも、自分のウリっていったいなんでしょうか。それは自分が好きだと思う、自信の持てる体のパーツ。コンプレックスはたくさんあっても、チャームポイントはないよ〜!という方は、毎日鏡で自分の体をチェックして好きな部分を見つけましょう。首すじがキレイなら、これを着る!首が長いくスラッとしている人は、首の長い人だけが似合うタートルネックのニットがオススメ。また首から鎖骨にかけてのラインがキレイなら、そのラインを美しく魅せるボートネック。うなじがキレイなら、スキッパーシャツで後ろの襟を少し下げてうなじを見せましょう。足がキレイなら、これを履く!足が細くスラっとしているなら、人気の裾がフリンジになっているスキニーデニムを。足の長さを見せたいならば、ワイドパンツで足の長さを強調するのも良いですね。逆にキュッとひきしまった足首が魅力なら、ふんわりスカートでメリハリをつけると効果があります。ヒップがキレイなら、これを履く!ヒップがキュっと引き締まっているなら、ハイウエストデニム。ウエストからヒップにかけてをまるっとカバーしながらも引き締まったヒップをしっかり魅せることができます。また、ヒップアップがキレイな方は、タイトスカートを履くのが正解♡ 女性らしい色気と魅力的なパーツを余すところなく披露してくださいね!誰でもオーラのある人になるには?魅せどころのパーツを見つけられない…。でも手っ取り早く誰よりも婚活パーティで目立つ存在になりたい!そう思う方が身につけるべきなのが、姿勢。ライター・角は子どものころからのひどい猫背で、写真に映る自分を見て、姿勢を正そうと決心しました。それ以降、気づいたら姿勢を正し、街中の鏡でさりげなくチェックをするという習慣をつけると、毎回ではありませんが姿勢がキレイですねと褒められることが…!姿勢が美しいことが目立つというのは、それだけ姿勢に意識をしていない人が多いのです。会場を見渡したときに姿勢が美しく、凛とした姿で立っている人は、それだけオーラを放つ人になり得るということなんです!見せどころを研究し続けよう!どんなにコンプレックスを持っていたとしても、自分の体や顔などで好きだと思える部分がひとつは必ずあるはず。コンプレックスな部分はさておき、その好きな部分を伸ばして魅力を出す。そうすると、自然と服装選びも単調なモテ服ではなく、自分らしさが出てきますし、自信にも繋がりますよね! ぜひ、今日から鏡で自分をチェックして、魅せるスタイリングを研究しましょ♡※2016年11月11日作成
2018年11月25日20代半ばくらいからだんだん意識してくる “結婚”。なぜ結婚したいかはよくわからないけど、友達みんながソワソワしているから「私も婚活するべき?」なんて思ったりしますよね。これから、もしくは今婚活している方のために、恋愛経験豊富な総研メンバーに “遠まわりしちゃった婚活の原因” を教えてもらいました。これを読めば、結婚まで近道で進めるかも?文・三谷真美【アンアン総研リサーチ】婚活に失敗した理由とは?1.出会いの質が低い「お金持ちがいっぱいいる謎のパーティに行ったこと。今つながっている人はひとりもいません」(25歳・学生)「誘われればどんな飲み会にも行っていたが、芸能人やスポーツ選手との飲み会は先方がほぼ遊び目的で、婚活にならないどころか金銭感覚や価値観がズレてしまって失敗だった」(31歳・その他)そもそも男性が “本気” でない場合、発展はありませんよね。本気じゃないけど羽振りが良かったりイケメンだったり……その思い出が消えることはありません。そのせいで理想だけが高くなってしまい、きちんとした出会いをスルーしちゃう。なんてもったいないことにならないように気をつけましょう!2.条件に引っ張られていた「条件ばかり重視して、好きになれない人と何回もデートしていた。自分の直感も大切にすれば良かったです」(31歳・その他)「昔は年齢を限定しすぎていた。今は、そんなに必須条件とは思いません」(31歳・営業職)付き合うだけなら直感や好きって気持ちを優先するのに、結婚となるとなんとなく条件が気になってしまったり……。一生のことだから当然と言えば当然ですが、そのせいで自分の感情を押し殺してしまうのは良くないみたい。一緒にいてなんだか安心する、ラク、癒されるなど、条件に合わなくてもフィーリングが合うなら切り捨てずに様子をみたほうが良いのかもしれませんね。3.高望みだった……「高望みしていた。おごりじゃない合コンだった幹事さんとは、二度と合コンしないとか、今思えばもったいなかったかも」(34歳・技術,設計)「結果的に見た目の要素に引っ張られてしまっていて性格が目に入らなかった。婚活世代の女性を狙った、“結婚を口に出して誘ってくるけど本当はその気のない人” に騙されてしまったりもありました」(33歳・事務職)高望みするのは当然ですが、合コンでおごりじゃないからって関係を切るのはもったいないのかも。2人で食事に行ったらご馳走してくれるかもしれないし、結婚した後は羽振りが良すぎる人よりも安心できたり、堅実なことで家庭が助かったり。その場限りの優しさや偽りの姿に惑わされず、誠実さをきちんと見極めることが一番大事なんですね。4.私の普通はただの派手「普段人前に立つことが多い職業のため、自分のなかの普通というのがどうも派手だったらしい。婚活パーティに行っても、ものすごく目立つだけで終わってしまった」(33歳・その他)「合コンなのにいつも通りの派手な格好&濃いメイクをしていたこと」(28歳・経営者)「類は友を呼ぶ」と言いますが、自分&自分の友達が普通とは限りません。“派手” や “濃いメイク” が悪いわけではなく、TPOに合っているか、ターゲット層の需要と合っているかが大切です。“婚活” という場においては、やや控えめ風な清楚系がウケるのかもしれませんね。5.真剣に婚活してなかった「そういう意味では真剣に婚活しなかったのが敗因かも。婚活していた友達はみんな結婚しました。当時は婚活している子をちょっとバカにしてたかも」(33歳・営業職)「真剣に考えないまま気づいたら需要が減っていた」(37歳・デザイン,クリエイティブ)美人でモテる女性こそ「今じゃなくても良い」なんて思って、婚活をしなかったりします。「『そのうち自然にするものでしょ?』って思っていたら、結婚しないままアラフォーになった」という意見もありました。ちなみに婚活とは何でも良いそうです。お見合いでも婚活パーティでも合コンに行くでも。いつか結婚したいなら、意識だけでも婚活モードにしておきましょう。結婚するために必要なこととは?一番大切なことは「結婚したい」ときちんと思うこと。その気持ちがないと、たとえ素敵な人と出会っていても気づかないんですね。本当に必要な条件をひとつに絞って、ターゲットになりうる層がどんな女性を求めているのかを考えてみてください。世のなかに男性はたくさんいます。必ずあなたのパートナーがいるので、婚活疲れしたとしても、あきらめずにゆるい気持ちで探し続けましょう!© stock_colors/Gettyimages© boggy22/Gettyimages※2017年5月17日作成
2018年11月18日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。まずは「就活」に勤しみ、その後「婚活」も闘い抜いた女性たちの次なる闘いは「妊活」…。社会に、世間に、次から次へと「○○活動」を押し付けられているような気がして、息がつまるような思いをしている女性も少なくないのではないでしょうか。ある行動が「○活」と呼び名を持つようになると、それは「みんながしていること」と認識されるようになります。するとメディアによる情報提供が増え、個人間で体験や意見を交換し合う場も一気に増加。SNS全盛時代の今、その傾向は強まる一方です。スマホひとつあれば24時間、いつでもどこでも、あらゆる情報が流入してくる時代。もちろん、情報というものは、うまく活用できればとても有益なものです。けれど、世間に氾濫する情報に流され、溺れ、SNSにあふれる「体験談」と自分の現状を比較して苦しむ…そんな女性が増えている気がしてなりません。特に「妊活」中の女性は、そんな情報社会の犠牲者にならないよう、ご自分の身を守ってほしいと思います。今回は、そんな思いをこめて、麻子さんのケースをご紹介しましょう。■妊活のはてに…「なにもかも、どうでもいい」「妊活系モンスター 専業ベビ待ち」代表:麻子(仮名)36歳の場合「あぁ、またソファで寝ちゃった…」午後3時。リビングのソファで目覚めた麻子は、ぼんやりつぶやいた。おかしな姿勢で長時間寝ていたせいで、体のあちこちが痛い。そうでなくても、最近の麻子は全身が絶不調だ。いつもだるくて気分が悪く、体が重くて仕方がない。眠い目を開けると、目に入って来たのは散らかり放題の部屋。床にはビールや酎ハイの空き缶と、いかにも体に悪そうなおつまみの空袋が転がっている。ダイニングチェアには、洗ったままの洗濯物…いや、あのトレーナーはまだ洗濯してなかったっけ。ゴミ箱もいっぱいで、今にも中身があふれそうだ。でももう、なにもかもどうでもいい、と麻子は思った。眼前のカオスをこれ以上見ていたくなくて、目をつむる。そして、窮屈な姿勢のまま、彼女は再び眠りについた。■学業、就職、結婚…「努力さえすれば夢はかなう」麻子はこれまで、ずっと優等生だった。大人にやりなさいと言われたことには疑問を抱くこともなく、いつでも素直に従う子ども。おとなしく真面目で勉強もできたから、親や教師の覚えもめでたいタイプだ。そして、そこそこのレベルの公立大学に進学する。料理自慢の母に似て、趣味は料理とお菓子作り。周囲からはいつも「いいお嫁さんになりそう」と言われていた。そして麻子本人も、「私は特別、興味のある仕事なんてないけれど、家事は苦にならないタイプ。子どもが大好きだし、早く結婚して幸せな家庭を築きたい」と思っていた。ところが大学入学後、ほどなくして出会ったあるアクセサリーブランドが、麻子の人生を大きく変えた。若い女性を対象としたそのブランドのアイテムは、どれも繊細でかわいらしい。お値段的にも、アルバイトを頑張れば学生でも手が届く価格だ。麻子は家庭教師のアルバイトに励むかたわら、暇さえあればこのアクセサリーショップに通いつめ、バイト代がたまるたびに1つずつお気に入りを増やしていった。大学3年生になる頃には、ショップの店員全員と顔見知りになるほどだった。そんなある日、麻子は、このショップが販売員を募集していることを耳にする。大好きなアイテムに囲まれて働くことができたら、どんなに幸せだろう。麻子は、早速ショップの責任者に懇願したが、「うちでは学生のアルバイトは採用していない」という回答。それでも麻子はあきらめられなかった。自分がどれほどこのブランドに夢中か、どれほどブランドのコンセプトを熟知しているか、もしも採用してもらえたら、どれほど骨身を惜しまずに働くかを熱弁した。すでに麻子と何度も顔を合わせており、麻子のブランドへの熱烈な愛着を理解していたこの責任者は、麻子の希望を本社にかけ合ってくれた。「この子はうちの商品のことは、もう社員並みに熟知している」という責任者の推薦のおかげで、麻子は例外として学生ながらアルバイト採用されることになる。採用時に誓った通り、麻子は本当によく働いた。大好きなブランドのショップで働くのが、楽しくて仕方なかった。彼女の熱心な働きぶりは本社にもたびたび伝わり、麻子は大学卒業後、正社員としてこのブランドで働けることになった。麻子にはさらに大きな夢が芽生える。今は販売部にいるけれど、いつかはデザイン部で働きたい。そんな思いを胸に、24歳の麻子は新たな目標に向かって走り出した。忙しく働きながら、アクセサリーのデザインの勉強を始めたのだ。そして27歳の時に、ついにデザイン部へ異動。すべてが思い通りに運び、麻子は有頂天になってしまう。「私の人生、なにもかもうまくいっている。努力してるから当然よ。頑張ればなんだってできるの。努力さえ惜しまなければ、どんなことだって達成できるんだから」麻子は充実感でいっぱいだった。デザイン部でも人一倍努力し、成果を認められた麻子。「いいお嫁さん」という以前のゴールを忘れたわけではなかったが、仕事に没頭して気づけば29歳。しかし、人生が充実している時には、忙しく過ごしていても良縁が転がりこむものだ。麻子に人一倍目をかけていたデザイン部の先輩が、夫の大学時代の後輩を紹介してくれたのだ。麻子より2歳年上の俊は、小さな雑貨輸入会社勤務。こだわりを持つ大人を対象とした文具の輸入を担当しており、自分の仕事や扱う商品に誇りを持って生き生きと働いていた。仕事に情熱を傾ける2人は、あっという間に意気投合。精力的に仕事を楽しみつつ、料理上手で家事もテキパキこなす麻子に、俊がプロポーズするまでに時間はかからなかった。やさしく思いやりにあふれ、自分のことも自分の仕事も尊重してくれる俊からのプロポーズに、麻子は「はい!」と即答した。30歳の秋だった。■「妊娠しない…」結婚3年目の不安仕事と結婚生活の両立もうまくいった。ブランドの新作発表前になると、麻子はオフィスに泊まりこみ徹夜で働くこともあったが、俊は麻子を応援してくれた。学生時代から一人暮らしをしていた俊は、家事も自分でこなせる。多忙な麻子が家事に手が回らない時にも、2人が衝突するようなことは皆無だった。そして、互いに仕事が落ち着いている時期には、一緒に旅行へ出かけ、おしゃれなショップやカフェを回ったりして、楽しい時間を過ごした。ところが、結婚3年目。麻子はある不安を抱き始めた。夫婦生活は普通にある。そして子どもが欲しい麻子は、避妊をしていない。それなのに、3年たっても妊娠しない。危機感を抱いた麻子は、ネットで「タイミング法」や「妊娠しやすい体の作り方」について調べ、実践し始めた。「妊活」と銘打ったサイトが、山のように見つかる。「私はこうして妊娠した」といった成功者のアドバイスを、あれこれ試す日々。けれど1年続けても、効果はあらわれなかった。病院嫌いの麻子だったが、さすがに専門のクリニックにかけこんだ。さまざまな検査の結果、ホルモンのバランスが原因で、麻子は妊娠しづらい体質であることが判明。目の前が真っ暗になった。結婚して、子どもを生んで、温かい家庭を築く。それはもう、ずっと昔から当たり前に実現されるべき幸せの形として、いつも麻子の心の中にあった。全力で情熱を傾けられる仕事に出会って、優先順位が2番目になっていただけのこと。忘れたわけでも、あきらめたわけでもない。けれど、私ももうすぐ34歳。「第1子は35歳までに」と、みんなが言っている。仕事は相変わらず最高に面白いけれど、そろそろ「妊活」にも時間を割くべきではないのか。そうしなければ、きっと後悔する…。そう考えた麻子は、ホルモン治療を受け始めることにした。夫の俊は「子どもは好きだけれど、授からなければそれでも構わない」という考え方だが、麻子の願いを知っていたため、「2人で治療を頑張っていこう」と言ってくれた。翌週から、麻子のホルモン療法が始まった。■不妊治療「仕事と子ども、どっちをとる?」副作用に関する説明は受けていた。受けてはいたのだが…。いざ治療が始まると、麻子は想像以上の苦痛にさいなまれることになった。頭痛と吐き気に悩まされ、体が重くて仕方がない。そんな体調不良のせいなのか、それとも精神面への副作用なのかわからないが、気分もひたすら重く、鬱々としてしまう。そんな状態なので、なかなか仕事に集中できない。ただでさえクリニック通いで、以前より職場に迷惑をかけているのに…。麻子は肉体的にも精神的にも追いつめられ、ギリギリと歯を食いしばりながら毎日仕事に通っていた。そんなある日。新作発表前の怒涛(どとう)のスケジュールについて行けなくなった麻子は、とうとうオフィスで倒れてしまう。連絡を受けて、あわててかけつけた俊の車の助手席で目を覚ました麻子は、消え入りそうな声で「ごめんなさい」とつぶやいた。涙が流れて止まらない。普段ならすぐにやさしい言葉をかけてくれるであろう俊が、この日はいつになく強張った顔のまま、麻子のほうを見ずに黙って運転を続ける。そして重苦しい沈黙の後、思い切ったように俊は口を開いた。「麻子にとって仕事がどれだけ大切か、俺も分かってるつもりだよ。でも、最近の麻子はあまりにしんどそうで、俺、見てられなくて…。こんなこと、本当は言いたくないけど…」「待って」苦しそうに、慎重に言葉を選びながら話す夫を麻子がさえぎる。「分かってるの、私も。仕事も子どもも、本当は両方あきらめたくないのよ。でも、両方同時には手に入らないんだとしたら、タイムリミットが迫ってる妊活のほうを優先しないといけないのよね…」麻子の顔は、涙でグチャグチャになっていた。俊は人気のない場所に車をとめると、麻子にハンカチを渡し、彼女の手を握った。「麻子、ずっと忙しかっただろ。いくら楽しんで働いていたとはいえ、やっぱり激務は体にこたえたと思うし、ストレスもあったと思う。一緒に見た妊活サイトにも『ストレスは大敵』とか、『リラックスできるライフスタイルになった途端、妊娠』とかって話が載ってただろ。麻子もあっさり、そんなことになるかもよ。それに麻子、『時間に余裕があれば、もっと気合いを入れて料理したいのに』っていつもボヤいてたじゃないか。そういうことを、のんびり楽しんだらいいんじゃないかな。俺も豪華な料理が食べられるようになるの、楽しみだなぁ」努めておどけたようにそう言う俊のやさしさに、麻子は泣き笑いの顔で応えた。こんなにやさしい人が夫で、本当によかった。今まで仕事を全力で頑張ってきた分、これからは妊活を全力で頑張ろう。大丈夫。きっとうまくいく。これまでずっとそうやって、なにもかもうまくいってきたんだから…。夫の手を握り返しながら、麻子はそう心に誓った。そして、その翌日には、会社に退職届を提出する。■結果が出ない妊活「好きだった仕事まで辞めたのに…」その3カ月後に退職して、麻子は生まれて初めて専業主婦になった。それまで朝から晩までオフィスで働いてきたため、最初の1週間は戸惑いがあまりにも大きく、なにもできないまま終わってしまった。が、翌週からは気を取り直して、妊活成功のためのスケジュールを練り始めた。ネットで妊活情報をリサーチしていてしょっちゅう見かけた「温活」スタジオや、ヨガ教室。「これまでは時間がなくて無理だったけど、これからは行けるのよね」妊活に効果的なメニューも毎日用意するのは難しかったけれど、これからはレシピを検索する時間も、買い物に行く時間も、料理する時間もいくらでも取れる。「あ、お野菜はできるだけ、農薬が使われていないものを選ぶべきなんだった。有機野菜のお取り寄せサービスも、契約しちゃおうかな」こうしてあっという間に、長い長い「妊活To Doリスト」が出来上がった。これを一つ一つきちんとこなしていけば、必ず妊娠というゴールにたどり着けるはず。ただの大学生だった私が大好きなブランドの正社員になって、デザイン部にまでたどり着けたように…。麻子は再び、自分の中にやる気とエネルギーが満ちあふれるのを感じた。ところが、やる気が大きければ大きいほど、費やした労力や金額が大きければ大きいほど、それが報われなかった時の絶望感も大きい。なんの成果も得られないまま、妊活に専念する生活が半年も過ぎると、麻子は仕事を辞めたことを激しく後悔するようになった。あんなに大好きだった仕事をあきらめて…今の私は毎日毎日、温活のために退屈で死にそうになりながらよもぎ蒸しに通って、授かりヨガに通って。大好きなお酒もコーヒーもダメ、お料理だって塩分ひかえめじゃなくちゃダメ、苦手な発酵食品も食べなくちゃいけない。仕事を辞めればストレスがなくなって妊娠しやすくなるなんて、大ウソよ。ネットの「妊活成功体験談」なんて、信じるんじゃなかった。働いていた頃よりこの妊活生活のほうが、私にとってはよっぽどストレスだわ。ストレスと欲求不満と後悔で、麻子は頭がおかしくなりそうだった。それでも必ず赤ちゃんを授かれるというのなら我慢できる。でも、そんな保証はどこにもないのだ。仕事の繁忙期はキツかったが、いつでも終わりが見えていた。けれども妊活はいつ終わるのか、いつ終えることができるのか、誰にも分からない…。でも大事な、大好きな仕事をあきらめてまで妊活を選んだのだ。なにがなんでも、絶対に成功させなければならない。いや、絶対に成功させてみせる。「これまでずっと、そうやって欲しいものを手に入れてきたんだから。もっと頑張らなくちゃ。頑張れば、必ず道は開けるんだから」麻子はそう思い、より強力なホルモン療法を希望した。医師には「あなたは副作用が強く出るタイプだから、あせらないほうがいい」と言われたが、麻子は譲らなかった。治療の副作用が以前にも増してひどくなってからも、麻子は日々熱心に妊活に励んだ。毎日何時間もネットサーフィンを続け、「コレで妊娠!」といった情報を見つけては、サプリメントであれエクササイズであれ、なんでもとり入れた。それでも妊娠できないまま1年が過ぎると、麻子は精神的にひどく追いつめられていった。日々の努力もむなしく無情にも生理が来てしまうたびに、麻子は荒れるようになる。普段「健康的なライフスタイル」「健康的な食生活」を徹底している反動で、まるで体を傷めつけるかのような暴挙に出るようになったのだ。生理が来たその日にはお酒を浴びるように飲み、塩辛いおつまみや油分でギトギトのファストフードを、気分が悪くなるまで胃につめこむ。よもぎ蒸しもエクササイズも当然すっぽかして、ひたすら飲み食いしながらテレビの前でボンヤリ…。翌日は、強烈な二日酔いと自己嫌悪に襲われて、無気力感でいっぱいになり、なにもできずに1日が終わる。そしてこの「なにもできない日」の日数が、毎月次第に増えていく。気づけば生理が来てから1週間は病的な無気力感に襲われて、妊活もまったく再開できないような状態になっていた。そして「魔の1週間」が終わっても、体や心は常に重い。麻子の頭にはもう、妊活以外のことはなにひとつ思い浮かばなくなっていた。妊活をしている時以外は、空気が抜けた風船のように、常にソファに寝そべっているような状態。基本的な家事も手につかず、洗濯物、洗い物、ゴミがどんどんたまっていく。この頃になると、麻子は自分の感情をコントロールすることができなくなっていた。毎日欠かさずチェックしている妊活ブログで妊娠の報告を目にして、手にしていたマウスを壁に投げつけて壊してしまったことがある。麻子の現状を知らない友人からメールで妊娠を知らされた時には、ベッドに潜りこんで金切り声を上げて怒り狂い、メールにはとうとう返信せずじまいになってしまった。献身的に麻子を支えてきた夫の俊も、急激に変わっていく妻をもてあますようになっていった。俊は基本的に残業や出張が少なく、また多くの夫が苦手とする「排卵日セックス」にもいつも協力的だったはずなのに…。■ついに夫から「排卵日セックス」拒否「今日は絶対に早く帰ってきてね」と麻子が念を押していたある日、俊から電話が入る。「麻子、本当にごめん! イタリアから来た新しい仕入先のお偉いさんのフライトが、急にキャンセルになっちゃって。彼、日本は初めてだし、日本語も全然分からないし、俺がアテンドしないといけないんだ。本当に申し訳ないけど、今夜は…」俊が言い終わる前に、麻子はものすごいけんまくで怒鳴り始めた。「冗談じゃないわ! こっちは年にたったの12回しかチャンスがないのよ! そのたった12回のために、私が毎日どれだけつらい思いをしてるか、俊は全然分かってない。そんな外国人なんかほっといて、とっとと帰って来なさいよ!」その時「イタリア人のお偉いさん」は、俊の隣にいたらしい。低い声で短く「悪いけど」と一言告げて、俊は電話を切ってしまった。麻子は背中を震わせ、しゃくりあげながら泣いた。事の重大さを、夫はまったく分かっていない。チャンスは月に1度だけ。そして私は、刻一刻と年を取っている。妊娠できる可能性は、どんどん低くなっていく。だから少しでも早く結果を出すべく、私は最大限の努力をしているのだ。それなのに夫はなぜ、私の全身全霊をかけた努力を無にするようなことができるのか…。気づけばクッションカバーが破れ、写真立ては倒れ、コップも床で粉々になって、リビングは惨憺(さんたん)たる状態。麻子はソファに倒れこみ、涙でぬれた顔のまま目をつむる。毎日毎日、つらいだけ。楽しいことなんて、なにひとつない。妊活のための運動、妊活のための料理…私はまるで、妊活のためだけに生きながらえているゾンビみたい。それでも…それでも努力が実るその日まで、なんとか、どうにか、頑張り続けなければ…。麻子はスマホを手に取り、毎日何度となくチェックしている『ベビ待ちコミュニティ』のページを開いた。そして無表情のまま、深夜まで妊活情報を探し続けた。スマホはもはや、地獄の入り口に化していた。順風満帆な仕事を楽しみ、幸せな結婚も果たした麻子さん。真面目な努力家で家庭的な奥さんです。そんな麻子さんが、突如、妊活モンスターに変身。妊活というのは重大なテーマだけに、事がうまく運ばないと、それまで「いい奥さん」だった妻まで一気にモンスターワイフと化してしまう恐れがあります。あなたも麻子さんのように、妊活モンスターの泥沼に引きずり込まれないように。次回の後編をチェックして、注意点を確認してください。
2018年10月13日「愚痴・結果の出なかった婚活」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは40歳女性。20代後半から婚活パーティーの類に参加し続けてきたものの、成果はなし。早々に家を買い、趣味や旅行をして楽しそうに暮らしている先輩や、相談所で結婚を決めた後輩などと比べては、「私ももっと努力すればよかった」と後悔しているそうです。「何も手元に確かなものがなくて、毎日、明日が来るのが不安」「(結婚が)無理だとわかっていたら、こんな無駄なことに年月をつぎ込まず済んだのか」と悩める心境をつづり、結婚を諦めるためのアドバイスを求めています。夢に向けて頑張って、迎えたターニングポイント数年前に親御さんが急逝されたことも含め、「大きな喪失感を抱え、独身のまま40歳を迎えることになるとは驚き」だとご自身の現状を語っているトピ主さん。未婚で生きていく場合の生活設計をしていなかったこと、婚活パーティー以外の方法を試さなかったこと、婚活に費やしてきた10年以上の時間やお金を、もっと確かなものに使えばよかったこと……等々を後悔されているようです。自己分析されているように、トピ主さんが本当に“恋愛や結婚に不向きな人”かどうかはわかりませんが、ともあれ40歳になった今、「誰かと結婚する」という人生設計1本に賭けて歩むことをやめたいと思ったわけですよね。人生における方向転換の時期が来たという“事実”のみを、まずはシンプルに受け止めてみましょう。「憧れの仕事に就きたい」「特定の分野で活躍したい」といった目標の場合もそうですが、人生ではひとつの夢に賭けて頑張る時期もあるものです。それが叶わなくとも、夢への努力を「やりきった」と思えたとき、「別の道をいこう」と自然に決める瞬間が来る。周りがどう言おうとも、その時期は本人にしか決められませんし、とことん頑張ったからこそ次の人生を選べるようになる、という側面もあります。トピ主さんにも、そうした決断の時期が来たということなのかもしれませんね。結果は伴わずとも、「理想の相手との結婚」という夢を叶えるべく10年以上頑張ってきたご自身の努力は、ぜひ「よく頑張ったね」と認めてあげてください。その上で、「後悔は無用!」と心がけて。有用なネタやアドバイスに昇華させるくらいしか使い道がありませんし、気分を落ち込ませ、表情を曇らせるばかりなら、過去は過去と割り切って忘れることに努めたほうが、はるかにトピ主さんのためになるでしょう。“ここから先の未来”だけに目を向けていきましょう。人が「生活」だけでなく、「恋愛や結婚」を求める理由その後の投稿には、貯金に関する記述も。貯金できる余裕のある収入や仕事を持っていることだって、十分に誇るべきことではないでしょうか。生活を自分で維持できていることも、背筋を伸ばす力に変えていきましょう。恋愛や結婚に関しては、「今更男性にときめいたりワクワクすることもない」けれども、一方で「まだ夢のようなことを妄想して切なくなる」「幸せになりたいのに足りないものばかり数えてしまう」瞬間もあるとのこと。希望を持ち続けるより、諦めていたほうが今のトピ主さんにとっては幸せで、楽に生きられる……というならば、それもひとつの道です。手放してしまえば、時間もお金も自分の“確かなもの”に使うことができる。平穏な心の状態をキープでき、新しい趣味や興味を持てることもあるかもしれません。しかし、それならなぜ多くの人は恋愛や結婚を求めるのか。思うに、それらが人生や心に大いなる“彩り”を与えてくれるものだからではないでしょうか。先日、小泉今日子さんが映画の舞台挨拶で、「(人生では)何もないより、間違えても何かあったほうがいいと思う」と語っていたのも印象的でした。積極的に婚活はせずとも、「恋愛や結婚を求めるのは無意味」とまでは決めつけないでおくのも一案。「彩りを感じられる出来事に出会えたら」という願いは持ちつつ、自分の生活をきちんと遂行していくのも、ひとつの生き方だと思います。恋愛・結婚は諦めたとしても、人生は諦めないで一般的に考えれば、何十年かある残りの人生。そこにどんな楽しい出来事を迎えたいのか。どんな幸せな時間を望むのか。それは人それぞれ違います。トピ主さんは、どんなことをしている時間が一番幸せですか? その答えを見つけ、大切にしていくと、人生の見え方は随分違ってくると思います。「40歳という年齢はいろんなことを諦め、手離す時期ではないか」「些細なことで未婚の歯痒さを感じながら歯を食いしばる」といった記述もありますが、今の年齢や状況の自分に合った楽しみや幸せな時間を持つことも、ぜひ考えてみてください。仮に恋愛や結婚を諦めたとしても、「自分の人生をいいものにしようとすること」は、絶対に諦めないでほしいなと願います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年09月10日こんにちは、トイアンナです。私はこれまでに3回、婚活をやってきました。最初は23歳のとき。大学を出たら激務になることがわかっていたため、卒業前に彼氏を見つけようと必死でした。あわてて婚活パーティへ参加したものの、右も左も分からず玉砕。次は27歳、当時の彼氏と別れていた期間で結婚相談所へ登録。ガチの婚活を経験し、ゴールインしました。そして今年の私、31歳。バツイチという大きなハンデを抱えての再戦です。とはいえ3回目ともなれば婚活の全体像も把握していますし「何から始めればいいかわかんない」なんて事態にも陥るまい!と婚活をナメてかかっていたのは否定しません。そして大苦戦しました。■出会いの数が増えるたび、傷つくねアラサーの婚活で何よりもつらかったのは、自分との葛藤でした。出会いを繰り返すたび、「この人と結婚するくらいならおひとり様がいい」と思わされる男性に出会いました。「こういう言動をされると傷つくからやめて」と伝えると「君の理解がいたらないのは仕方ないが、君に反論する資格はない」と斜め45°上から返答が降ってくるモラハラ男性。初回デートで超好感触かと思いきや、ブロックされるLINE。「この世には三島由紀夫を理解できない人間が多いだろう?僕はそういう世界が嫌で、消えたいと思いながら現世に踏みとどまってるんだ」と文学青年をらせん階段でねじったようなメンタルの男性。こんな案件に出会った日にはもう、すごい。休日を無駄にしてしまったという後悔がすごい。体力がゴリゴリと削られていく音が聞こえます。そして脳内に響くのは、次の声です。「でもさ、こういう相手にしか出会えない自分がその程度ってことじゃないの?」ああああ~~!婚活ウツとはこれか~~!春先の私は、ベッドでのたうち回っていました。■出会いって、最初はランダムなんですよでも、違うんです。出会いって最初はランダムなんです。すごく素敵な人もいれば、とんでもないゴミもいます。振り返れば素敵な男性もいました。ワークライフバランスや、子育てのビジョンが合わないからお断りさせていただいた男性には、私なんかにはとてもとても・・・・・・もっといい人と出会ってください!と、ひれ伏すような方もいらしたのです。けれど疲れているときほど「とんでもないゴミ」の方が目につくんです。そして自分を責めてしまう。違うんです、最初のうちは、出会いってランダムなんですよ。ゴミを踏むときもあれば、殿上人にも会えるのです。それに気づいたのは、ゴミと殿上を行ったり来たりして、最後に居心地のいい相手を見つけてからでした。■ゴミを踏んでも楽しめる要素を準備しよう私は月に8人の男性と出会っていました。来年夏までに婚約したかったので、それくらいスケジュールを詰めるしかなかったのです。そうなると確率上、ゴミのようにマッチングし得ない相手にも出会います。そのとき、「聞いてよ!ほんとひどくて!」とグチらせてくれる友人や知人がいました。こうしてネットでコラムを書いている以上、私が具体的すぎる愚痴をバラまいてしまえば相手への名誉棄損になりかねません。だからこそ、現実の婚活友達は強い味方でした。さらに、婚活の場所は主に私から指定していました。もともとグルメで、行きたい店リストがずらりと並んでいました。たとえ出会いの質が悪くとも、ご飯が美味しければ十分ではありませんか。オシャレすぎて近づけなかったT.Y.Harbor()やCICADA()に初入店を果たせたのも、婚活のおかげです。おかげで婚活をしていたこの8か月、たいそうデブりましたが幸せです。と、グルメへ視野を向けたところ婚活が楽しくなっていきました。「私が悪いのか」「どうすればいいんだ」ではなくて「次はどこへ行こう」と思えるような婚活へ。婚活をしているみなさんも、自分の行きたい場所を男性へ提案すれば、その日に得るものがあるんじゃないでしょうか。あなたの出会いが自分を責める苦行から、行くのが楽しみなものへと変わりますように・・・・・・。(トイアンナ/ライター)
2018年09月07日いざ婚活を始めてみても、順風満帆にはいかない場合も… 。結果が出ない日々にぐったりしていませんか。婚活を、「向いてなかった」で終わらせないためにも、アドバイスを基に婚活迷路から抜け出そう!努力してるのに成果ナシ。“婚活疲れ”の原因は?アンケートによると、自分と合う相手と出会えないことに疲れを感じている人が約8割も。「頑張っても結果は出ない、でも“妥協できない”という気持ちゆえ、疲れてしまうのでは」(婚活コンサルタント・澤口珠子さん)以下、澤口さんが考える“婚活疲れ”の4つの原因を分析。あなたの疲れもあてはまるかも…。【条件・見た目に左右され、思考で判断しがち】「婚活は、“いいな”と感じる直感ではなく、ルックスや年収などの条件で相手を判断しがち。それは自分の感情に蓋をするのと同義。当然ストレスを感じます」【“婚活で人生が決まる”と強く思いすぎている】「婚活がうまくいかなければ一生結婚できない、つまり私の人生は失敗…という思考回路に陥ってしまう人も多々。そのプレッシャーに負けて疲れてしまいます」【結婚に焦り、減点方式で相手を見てしまう】「“結婚で人生が決まる”先入観に通じますが、“次に付き合う人と結婚する”と決めるのもNG。相手の欠点を見るようになってしまい、自分もネガティブ思考に」【結婚してからのビジョンが見えていない】「そもそも、結婚後自分がどんな人生を送りたいかが定まっていない人は、婚活はうまくいきません。専業主婦希望か、働きたいのか。未来像が定まっていなければ、結局男性に振り回されることに…」婚活疲労回復格言疲れ果てた、でも諦めたくない…。そんなあなたに贈る、4つの格言。これを心に、再び立ち上がろう!【婚活は自分磨き】「婚活を通じ多くの異性と出会います。その一つ一つがあなたを磨き、成長させてくれます。なぜなら人は人でしか磨かれないもの。確実にあなたは魅力的になっているはず」【視野を広く持つべし】「物事がうまくいかない場合、視野の狭さが原因のことも。同期の独身が自分一人でも、それは会社という限られた世界の話。日本全国で見れば、独身の男女はいくらでもいます」【婚活を楽しむ方法を模索せよ】「あなたは何をしているときが楽しいですか?料理?ならば異国料理サークル的なマッチングパーティに参加してみては。趣味と婚活を同時に楽しむ方法を模索してみて」【迷ったときは、“人として尊敬できるか”】「結婚相手は、年収やルックスといった、“将来変わるかもしれない条件”ではなく、尊敬できるか否かで選ぶべき。尊敬できる相手であれば、一緒に困難を乗り越えられるはず」澤口珠子さん婚活コンサルタント。スフィアロココス代表取締役社長。ネット婚活評論家。『はじめての「ネット婚活」』(幻冬舎)など、婚活に関する著書多数。※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・黒猫まな子(by anan編集部)
2018年09月04日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚