2022年8月21日 19:25
“慰謝料を払うなら離婚しない”… 30代妻を苦しめた「不倫夫が迎えた地獄の結末」【後編】
夫との離婚協議中に、夫の浮気を知ったという30代の絵里さん(仮名)。モラハラや浪費癖を理由に夫との離婚を望んでいましたが、浮気を知ってしまった以上は慰謝料を請求したいと、改めて夫と離婚条件を詰めることにしたそうです。しかし誠意のない夫の対応に苦しめられ、離婚協議はドロ沼へと向かってしまったのだとか。メンタル心理カウンセラーの並木まきが離婚協議がドロ沼に向かった女性のエピソードをご紹介します。
「慰謝料を払うなら離婚しない」と開き直る夫
夫の浮気を知った絵里さんは、夫に対して「慰謝料も支払ってもらいたい」と請求したものの夫は拒否。さらには「慰謝料を払って離婚するくらいなら、離婚はしない」と開き直り、これまで進んでいた離婚協議の内容もすべて白紙に戻ってしまいました。
「ただでさえモラハラ、浪費癖がイヤで離婚したいと思っていた相手ですから、浮気まで知ってしまった私は、もはやどうにかして早く離婚したいという気持ちでしたね。それでも夫が慰謝料を渋って支払おうとしないので、仕方がないので浮気の証拠を集めなくてはならなくなったんです」
協議離婚で済ませたかった絵里さんですが、夫が慰謝料の支払いを渋ったことにより話し合いが難航したため、一人で対処するには限界だと思い弁護士に相談。