心配は百害あって一理なし?幸せへの一歩は「人を心配しないこと」【辛酸なめ子 レーネンさんへ質問】第1回
レーネン:インターネットやテレビで発信されたネガティブなな情報は、受け取る側がそれ自体を変えることはできません。だから、感情的に反応するのではなく、客観的に見るようにしてください。
「これはこの人達(ネガティブな人達)の意見であって自分の意見ではない」という理解が必要です。ネガティブなエネルギーと自分との間に境界線を認識しておきましょう。
テレビやネットに溢れる悪口や誹謗中傷に反応するだけで、パワーを奪われているんですね。「インターネット疲れ」や「SNS疲れ」を感じている人は、ネガティブな情報から距離を置くことが大事なようです。
そうはいっても、感情的にならずに客観的な視点を持ち続けるってなかなか難しいもの。そのあたり、どうすれば?
なめ子:客観的になるためには、具体的にはどんな行動をすればいいのでしょう?
レーネン:自分の悪口をネットに書かれてしまった場合、あなたはどうしますか?
自分に対する誹謗中傷を悲しんだり、怒ったりしてはいけません。
たとえ不快な態度をされたとしても、相手の行為に対して「ありがとう」と反応してみましょう。
なめ子:え?(…嫌なことをされているのに「ありがとう」