「この人と結婚していいの?」と思った時の、見直してみたい条件とは【後編】
付き合っている相手となんとなくうまく行かない時、この人と結婚していいか迷った時…。
相手と「三大欲求」が合うかどうかを考えてみることが、今後彼と長く付き合っていけるかを見極める、ひとつの大きなバロメーターとなる。
■02.睡眠欲
睡眠というものは、本当に人それぞれ。少しの物音で起きてしまう人もいれば、どこでも眠れるのが特技! という人もいる。適切な睡眠時間というのも千差万別だろう。もちろん、寝つきや必要な睡眠時間まで似ていればお互いストレスがない。しかし、そんなことはまれだ。ここでの最低レベルは“毎日、朝まで一緒に寝ることが苦痛じゃないこと”だろう。
「好きなら、一緒に眠るのが嫌なわけないじゃない!」と言われるかもしれないが、良くも悪くもお互いの存在に慣れた後、特に自分が疲れている時など、横で寝ている相手のちょっとしたことにイライラしてしまった経験がある人は多いはず…そしてそれが毎日ともなれば…。
ちなみに、とある男友達は、自分のいびきがうるさいということが原因で、歴代の彼女と必ず大ゲンカをしているそうだ。ハタで聞いていると笑い話だが、本人たちにとってみれば深刻な問題だろう。
それに、夜中にふと目が覚めた時、隣にその人がいてほっとできるかどうか、これも自分の気持ちを見極める大切なものさしとなるはずだ。
■03.性欲
これに関しても、特に女性側から見た場合、最低ラインは“頻度と内容が苦痛じゃない”程度でいいと思う。
そんな言い方をすると相当ハードル低い気がする。“相性バッチリ”というのが一番理想的ではあるけれど、最もプライベートかつ、それぞれ求めるものに個人差が大きい“性欲”に関しては、長い目で見た際、パートナーと定期的に続けていけるくらいの相性があればよい気がする。
そして一番大切なことは、自分の要望をきちんと相手に伝えられるか、そして相手の要望をきちんと聞いてあげられるか、というコミュニケーションの問題だろう。
何かすごいリクエストをしたりされたり…みたいな話ではなく、カップル間できちんとこのことについても話し合える雰囲気があるかどうか、これも長く幸せに関係を続けていく上で大切なことだ。
数ある人間関係の中でも、三大欲求が密接に関わっている。それをごまかせない関係はパートナーという相手とすべてを共に過ごした時に関わってくるのだ。
何か具体的に原因があったわけではないけれど、最近何となく恋人とうまくいっていないという人は、一度これらのポイントを見直してみるといいかもしれない。お互いの欲求の誤差が少ないと男性が離れて行きにくいことは事実。
具体的な分、方法や対策を考えやすく努力しやすいし、“努力しがい”もあるだろう。また一方で、どうしてもダメそうだと感じた場合、早めに見極めるというのも手である。
あなたがもし、これらのひとつでも彼と決定的にあわないと感じているならば特に結婚などとなった場合、正直かなりキツイだろう。
逆に、共通の趣味なんかなくても、この3つに対する考えやレベルがそこそこ合っていたならば、幸せに暮らしていける可能性は高い。
長く付き合っていきたい相手だからこそ、改めて考えてみたいお互いの「三大欲求」。あなたと彼の考え方は、合っている?
(Sahyu)