■2.日本と世界の、セックスの年間平均回数「セックスの頻度」という話になると必ず出てくるほど有名なのが、コンドームメーカー「Durex(デュレックス)」による、世界26ヵ国・2万6000人のセックス・ライフについて尋ねたオンライン調査。
これによると、全調査国の世界平均は年間103回(約3.5日に1回)。1位のギリシャは164回、そして日本は26ヵ国中最下位の年間48回。1年に48回というと、週1回以下という計算になる。
ちなみに日本にも、厚生労働科学研究班の一環として実施されている「男女の生活と意識に関する調査」というものがあった。平成22年度の第5回調査では、1ヵ月間のセックスの回数は、「1回」15.1%、「2回」11.1%、「3回」8.2%、「4回」6.9%、「5回以上」8.7%という結果。
ちなみに「この1ヵ月間は、セックスをしなかった」は45.3%で、既婚者に限った場合でも40.8%。「年を追うごとにカップルのセックスレス化が一段と進行している」という、悲しい発表がされていた。
では1年に48回、世界最下位レベルだと、カップルとして不幸なのだろうか?例えば、夫婦間のセックスレスで悩んでいるなど、不満がある状態というのは確かに良くないとは思う。
でも、世界と比べて少ないことが悪いかというと、そんなこともない気がするのだ。