たしなみとして覚えたい、大人の上手な甘え方について
先日発売した「anan」の「甘え上手な女になろう」という特集のページを担当して、恋愛シーンでの甘え方について考えてみました。最近は、強くたくましいけれど甘えるのが下手な女子が増えているとか。
それはズバリ、「甘え」をネガティブにとらえて、媚びること、恥ずかしいことと思っているから。
本誌では、「会いたくて寂しいのに“大丈夫”と言ってしまう」「一緒にいたいのに、相手は忙しいだろうと思って素直に言えない」「つい対等にしようと、割り勘にしてしまう」という悩みがズラリと並んでいて、私から見ると「いじらしくて可愛い! 」反面、「もったいないな」と思ってしまいます。
なぜなら、男女間において、「甘える」=「素の自分」をさらけ出すことは、長い付き合いをするのに必須だからです。甘えとは、思っていることを素直に伝えることであって、それをガマンしていたら心が通じ合わなくなってどこかでムリがでてきます。