だからプロポーズしてくれなくなる!? 結婚前に同棲をする際注意すべきこと【黒川伊保子】
最近は、結婚する前に一緒に恋人と暮らし始める人は多いようですね。生活を共にしていけるか試してみたいと思うのかもしれませんが、だらだらと同棲生活が続いて、彼がプロポーズしてくれないと嘆いている女友達はまわりにいませんか?
結婚前に同棲生活を始めるのは注意すべきと、脳科学者で、男性と女性の脳の違いに詳しい黒川伊保子先生は言います。そのアドバイスに耳を傾けてみましょう。
一緒に暮らすということでは、経済的にひとつの枠の中で発展を考えること、人生設計をひとつにするということでしょう。だから、一緒に暮らし始めるときから、一緒の貯金口座を作るとか、別々でもそれぞれに二人のための貯金を始めるとかすべきですね。
それで、貯金がいくらたまったら結婚しようねと話しておくんです。お金の話が難しかったら、「二年先のアパートの更新のときには、次のステージに上がりましょう。ちゃんと結婚して、もう少ししっかりした部屋に移る。
ここは、それまでの繭みたいなものね。それはそれで幸せな場所だけど(微笑)」なんてふうに伝えてみたら?
最初から、自然に結婚の話をすればいいんですよ。暮らし始める前に、あなたと人生設計を一緒にしていこうっていう話をするほうがいい。漠然と一緒に暮らし始めるのは、戦略ミスです。
男性はゴールがどこかっていうのを最初に設定するのが大事なのね。だらだらと一緒に暮らすのを目的にアパートを借りて二人で入っちゃうと、一緒に暮らすのがゴールだと思ってしまうから、そこから一歩(=結婚)を踏み出すのは大変なの。人生を共にしようというところまで見込んでいない男とだらだら暮らすなんて、私は信じられないですね。