見切るが勝ち、イタリア流・ダメ男の見分け方【前編】
ローマっ子の女友達と一緒に、街をぶらぶら散歩していた時何気なく、日本の友人が、半年の交際を経てお見合いの相手と結婚した話をすると「えっ!? たった半年だけつきあってすぐ結婚?? どういうこと??」と目を丸くしていました。
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お見合いというシステムがあることや、婚活という言葉を説明すると「結婚前提ならなおさら、3~5年つきあってからじゃないとお互いによく分かりあえないように思える」と彼女の疑問がつきなかったのを覚えています。
ここイタリアでは、早い人だと小学校からつきあっていた彼氏(!)と10年以上の交際を経て結婚、と言う話をざらに聞きます。とは言え、自分にぴったりの人を見つけるまでは、時にばっさりと相手を見切るのがイタリア人女性の潔いところ。その代わり、誰かとステディになってからはじっくりと時間をかけて、相手に向き合うというパターンが多いようです。
恋のテンションが上がりまくっている状態でも、頭はクールダウンし相手をよく観察することを忘れないのがイタリア人女性。そんな、アモーレの国の人たちから学んだ、イタリア流・ダメ男の見分け方についてご紹介します。
■ロマンチスト=自分大好き男以前、彼女にふられた知人男性のグチを聞きながらバーで飲んだ次の日に、「もしSHIRUBEがここにいたなら」というタイトルのラブポエムを送られたことがあります。
バーでは完全に友達ノリで、恋愛のれの字もなかったはず…と、目が点になってしまいました。
「そういうのは他の女性に贈った方がいいよ、友達としてあなたのことは好きだけど、このポエムは無いわ…」と断ったにも関わらず、ポエム攻撃はノンストップ。止めさせるのが大変でした。