恋愛から結婚へと進めない女性にはいくつかの共通点があった
5月も中旬になると、テレビのコマーシャルでオーダーウェディングドレスのCMを目にする機会が増えました。街の家庭用品店で、新郎新婦への贈り物を選ぶ人たちの姿が多くなり、イタリアにも「ジューン・ブライド」の結婚式シーズンがやってきたなと感じます。
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しかし、そんな幸せなカップルばかりではなく、「土壇場で婚約者に逃げられた」人の話もチラホラ。最初から相性が合わなかったのに、無理につきあったからこの始末…とグチまじりに嘆く知人(彼に逃げられた)に、その場にいた友人全員、かける言葉が見つかりませんでした。
いっけん幸せそうに見えても、結婚となると「超」をつけたくなるほど慎重なイタリアのカップル。結婚までさんざん引っぱったあげく、「やっぱり違う」と言われてあっさりフラれてしまう人も多いです。そんな、「ダメパートナーのレッテルを貼られてしまう女性」の特徴をご紹介します。
1.女王サマな女とにかく彼氏が彼女にほれこんで、上げ膳据え膳を地でいくような知人カップルがいました。
二人はかなり長いお付き合いなのですが、ある日知人づてに「彼女がふられたらしい」と話を聞いたときはビックリしたものです。しばらくして、カフェでその彼氏と偶然バッタリ。直接いきさつを聞いてみたところ「心から彼女を愛していた。でも彼女は、ぼくの気持ちを『そんなの当たり前』だと思っていたんだ」とつらそうに告白しました。「彼女が婚約指輪を受け取ったとき、死ぬほどうれしかった」と語る彼。しかし、それからの彼女は、自分の都合を彼に押しつけるとても一方的な態度に変身したそうです。
女王様になってしまった彼女の愛情を感じられず、彼は別れを選択。しばらくして彼女が執拗にすがりついてきたときにも、前の気持ちをまったく取り戻すことはありませんでした。
「やっぱり人生の伴侶じゃなかった」とポツリポツリ話す彼の姿は、気の毒としか言いようがなかったのを覚えています。