早めに知っておいて損なし! 愛車からわかる彼の本性
知人男性に、20年近く前に手に入れた日本車を大事にしている人がいます。買い替えようと思ったことはないの? と聞いたとき「いい車だから飽きない。思い出も多いしね。これからもずっと乗っていくつもりだよ」とニコニコしながら愛車自慢を始めました。
彼が長年、愛妻家(兼恐妻家)と呼び声の高い理由はこのあたりかもしれないな~、と思いながら小一時間、車トークを聞き続けた覚えがあります。
(c) Viacheslav Iakobchuk - Fotolia.com
名車フェラーリやランボルギーニに代表されるように、ここイタリアも「車の国」です。「車を持たないオトコはモテない」とまでいわれるほど、デートでは欠かせないツールの一つとなっています。
日本のように週末、洗車場でせっせと車を洗うような風景はありませんが、「車を見れば持ち主がわかる」といわれるのは共通していて、ヒトくせもフタくせもあるような車は大体、オーナー自身の人柄をよく示す傾向があるようです。
ここでは、彼の愛車から見抜く「隠された彼の性格」についてご紹介します。
1.TPOに合わせた運転をしない=パートナーを大切にしないタイプ
何年か前、友人から紹介された人と初めてデートした時のことです。素朴そうな印象の彼は、愛車で待ち合わせ場所に来ました。ドライブが始まり30分ほど経ったとたん、突然、彼が豹変。
信号があまりないローマ郊外に入ると、とんでもないスピードで高速をぶっとばすありさまでした。「もっとスピード落として!」と頼んでも、エンジンの音でよく聞こえないようで「これだけ速いと、気持ちいいだろ?」ととんちんかんな返事。
その後もまったく会話がかみあわないままドライブは続行され、「この人とは無しだわ」と内心思いながら、ひたすら家に帰ることだけを念じたのをよく覚えています。
同乗者に気をくばらない運転の仕方は、遊園地でゴーカートに乗りたがる5歳児と大差ありません。
たしなめても直らない場合は、ハンドルを握る自分の姿に酔いしれているだけの可能性も。いっときの遊び相手ならともかく、真のパートナーとしては避けた方が無難でしょう。