夏の新鮮なムール貝を食べに、地元のレストランへ行った時のことです。はす向かいのテーブルでは、婚約中らしいカップルがディナーを楽しんでいました。しかし1時間半ほどで言い争う声が。
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「婚約して3年もたつのに、なかなか結婚に向かわないのはどうして?」と彼女がついグチったのが原因だったようです。
3本近く白ワインをあけていた彼は若干視線があやしく、ブツブツと反論。しかしそれが彼女の逆鱗にふれ、彼女は彼にナプキンをなげつけて帰ってしまいました。
「お酒ってこわい…」と久しぶりに感じたのを覚えています。このように「酒が入ると本音が出る」のはイタリアでもそのまま当てはまり、お酒にのまれた後、愛の試練が訪れるカップルの話を耳にすることも。
今回はそんな彼らから学んだ「男性の結婚に対する意識」を、酒グセタイプ別にご紹介します。
1.ハイテンションタイプ→多少の夢はあるがノープラン
落ちついた性格で、どっしりと頼りがいがある彼を持つ知人女性。しかし彼の酒グセにはやや閉口しているそうです。
2年前の彼の誕生日に、彼の友達もまじえてバーにくりだし、にぎやかに誕生日を祝いました。
彼女が止めても、かまわずにワインのボトルを開けまくる彼。普段からは想像できないハイテンションなキャラが目の前にいて、ハラハラしっぱなしだったそうです。
本気なのかわからないプロポーズもどきの言葉も次々飛びだす中、あきれた彼女は彼を引きずるようにして家に帰りました。
次の日「昨日のプロポーズのこと覚えてる?」と聞くと、「バーに入った後からはまったく記憶がない」と残念な答えが返ってきて、「みんなの前でいろんなこと言ったくせに、どうしてくれるのよ」とケンカになったとか。
お酒でテンションが上がるタイプは、本当の性格をお酒で解放していることも。一方、「酒の上のことでごまかせる」という計算高さも持ち合わせています。酔っぱらったときに結婚についていろいろ言ってくる彼には注意しましょう。
まず何も考えていないはずなので、肝心なところでは女性側がリードしていく必要がありそうです。