もう無駄にしない! ハウツー本で恋愛を成功させた人が実践した3つのこと
友達につきあって、ローマのテルミニ駅にある大きな本屋へ行ったときのことです。ぷらぷら店内を見ていたら、「人間心理」のコーナーに山積みされた恋愛ハウツー本がありました。
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一緒にいた友達から「これ、今ベストセラーになってるみたいよ。読んでみれば?」と言われたのですが、面倒くさがりの私には事細かに書かれたテクニックをその都度実践する集中力が起こらなそうだったので、スルー。
しかしよく見ると、そのコーナーの6割は恋愛本でした。恋愛上手なイタリア人の成功の秘訣(ひけつ)は、こういう本をよく読むところから来るのかもしれないな〜、と思わずにはいられませんでした。
いつでも恋愛に前向きなイタリアの人々が、本を読んだ後どうやって恋愛を成功させたのでしょうか。ここでは、そんな彼らの3つのエピソードをご紹介します。
1.自分から電話をしない→写真付きのメールを1週間に1、2回くらい送る
建設関係の会社で働いているご主人と、夏の野外イベントで知り合った知人女性がいます。それまで彼女は、なかなか長続きする相手を見つけられませんでした。
友人から借りて読んだハウツー本に「絶対自分から電話をしない」ことを勧めるページがあり、目からウロコだったと言います。
おしゃべり好きなあなたがよくそれを実践できたね、と聞くと「おしゃべりばっかりでたぶん、相手を疲れさせてたんだと思ったの。考えると今までの彼は、みんな向こうから離れて行ってたし」という反省の声が。
新しい彼と出会ったとき、こっちからまったく連絡しない代わりに、彼女の飼っている犬の写真+簡単なメッセージだけ、を週に1、2回送ることにしたそうです。
彼の実家(遠方)で犬を飼っているそうで、彼のテンションの上がり方はものすごく、犬同伴で一緒にデートを重ねるうちに親しくなった二人。
プロポーズのときは、婚約指輪の他に犬へのネームプレートもついてたの…と笑う彼女はとても幸せそうでした。